【おすすめ】スラップがかっこいい洋楽! ベーシストが選ぶ名曲 8選 | 世界最強のベーシストたち
- 洋楽でスラップのかっこいい曲は??
- Stone Cold Bush / Red Hot Chili Peppers
- Pow / Graham Central Station
- Take The Power Back / Rage Against the Machine
- No Chump Love Sucker / Red Hot Chili Peppers
- Get on the Floor / Michael Jackson
- U Can’t Hold No Groove / Victor Wooten
- Lacquer Head / Primus
- Jerry Was A Race Car Driver / Primus
- まとめ
洋楽でスラップのかっこいい曲は??
以前に邦楽のVerは作ってあります。
今回はその洋楽版――広い世界にフォーカスした記事ですね。
僕が思う、
・イケてるベーシスト / ヤバいベーシスト
・素晴らしいベースライン
・スラップが印象的
こうした基準で僕が自由に選んでみようと思います。
特には順不同で選ぶので難易度はピンキリですね。
ちなみに
選出しておきながら僕自身が弾けないスーパーベースライン
コレもありますので是非、我こそはという方は挑戦してみて下さい。
では、本編へどうぞっ!!
Stone Cold Bush / Red Hot Chili Peppers
有名過ぎて今さら説明の必要がありますか?? というレベルですよね。
でも、最強に最高でクールな楽曲がStone Cold Bushですよ。
ベーシストはレッチリのフリーです。
最強です。
Stone Cold Bush (Remastered 2003) (youtube.com)
全体的にスラップがとても印象的ですよね。
中でもベースソロは歴代でも屈指の完成度と言って良いでしょう。
・速い
・手数が多い
・派手
この勢いでたたみかける感じが本当に素晴らしい。
1小節ずつ分解しながら理解をしていくと難易度はそんなに高くないのです。
そのフレーズで世間や大衆の多くを魅了して止まない。
カリスマ性とでも言いましょうか。
センスが本当に素晴らしいのです。
是非、1度聴いてみて下さい。
Pow / Graham Central Station
スラップの始祖とも言われる偉大なる御仁(諸説ありますが広めたのは彼で事実です)
ラリー・グラハムが率いるファンクバンドですよね。
Powのフレーズは色々な場面で使える完成度が極めて高いスラップです。
YouTubeの試奏動画でもPowのフレーズを弾いている方は見かけますね。
音を聴かせるのに極めて優れた演奏なのです。
スラップで求められるすべてのテクニックが詰まっています。
しかもラリーはコレを歌って弾いていますからね(彼はボーカリストでもあります)
僕には到底真似出来ない超人技と言えるでしょう。
ラリーはMOONのベースを愛用していることでも有名でシグネイチャーモデルもメチャ有名ですよね。
彼が愛用しているのは印象的な真っ白のベースです。
プロのアーティストも使う名機でとてもおすすめですよ。
Take The Power Back / Rage Against the Machine
僕が個人的に大好きなスラップフレーズで手癖となっていますね。
4弦ドロップDチューニングを必要とする超ヘヴィなサウンドです。
ベーシストはレイジのティム・コマーフォード。
Take The Power Back (Live at the Vic Theatre, Chicago, IL – April 1993) (youtube.com)
オルタナティブ・ロック系の革新的なメッセージ性が高い伝説のバンドですよね。
コレのね~……ライブの演奏がマジでカッコイイんです。
シンプルでかつベースとしての役割を淡々とこなしつつスラップとしても印象に残る。
僕が知る洋楽の中でも屈指の名曲ですね。
是非、和訳も踏まえながら聴いてみることを強くおすすめしますよ。
YouTubeの自動翻訳でも十分に雰囲気は掴めると思います。
No Chump Love Sucker / Red Hot Chili Peppers
レッチリの最初期のエネルギーが爆発するようなスラップが印象的です。
Stone Cold Bushが収録されているMother’s Milkよりも前のアルバムの楽曲ですね。
もう、本当に終始スラップで爆走するような感じが「若さ」を感じて最高。
手数が多い。
速い。
怒濤のラッシュ。
完成度という観点は脇に置いておいて「楽しい!!」という点に関してはピカイチですよ。
ライブハウスとかで弾いたらブチ上がりそうな印象です。
(イメージ的にはホルモンの上原~FUTOSHI~に近い印象でしょうか??)
Get on the Floor / Michael Jackson
マイケル・ジャクソン × ルイス・ジョンソンな訳ですから。
どう考えても最高ですよね
Michael Jackson – Get on the Floor (Audio) (youtube.com)
もうね、この曲を聴くたびに「StingRayが欲しい!!」って思っちゃう。
めっちゃファンキーでグルービーで聴いているだけでも元気になっちゃいますよ。
ハムバッカーの名機としてL-2000を所有していますがやっぱりStingRayが欲しい 笑
僕の中ではStingRay=ルイス・ジョンソンな訳でして。
(レッチリのフリーはStingRayのみならずModulusやFenderもイメージとして強いです)
やっぱりスーパーベーシストとして尊敬して止まないお方ですよね。
ルイス・ジョンソンのベースプレイには是非触れて欲しいものです。
彼特有のパーカッシブな演奏は何度見ても惹き付けられる素晴らしさがあるものですよ。
(手が大きいことでも有名で親指で4弦を押さえてそのままスラップできるお人です)
U Can’t Hold No Groove / Victor Wooten
弾ける訳があるか!!
という強い言葉で僕の中の「異次元」として扱っている名曲。
U Can’t Hold No Groove (If You Ain’t Got No Pocket) (youtube.com)
どう控えめに言っても「普通じゃない」というヴィクター・ウッテン先生のベースライン。
彼が1人でパフォーマンスをしても成立する理由がこの楽曲に詰まっています。
表現するなら「超絶技巧」という言葉。
・和音
・スラップ
・コード
・タッピング
・意味不明な技巧
全部が本楽曲に出てきます。
しかも同時に。
コード鳴らしながらその後にスラップやタッピングが出てくるとかザラですし。
彼の演奏はもう芸術の領域に入っていますよね。
(僕もこの楽曲に関しては多分断片も理解できていないので説明が難しいです)
世間ではウッテン奏法なんて呼ばれちゃってますね。
10年くらい練習を続ければソレっぽく演奏はできるでしょうが――本家に追いつくのは無理だと思います。
そういった意味で猛者に挑戦して貰いたい1曲ではありますね。
聴く分には申し分なく最高と断言ができますよ。
Lacquer Head / Primus
マジでイカした最高にイカれたベースライン。
いや、頭が悪い表現で恐縮ですがコレが僕の中で最適な表現なのです。
(特にビタッと止まった後のベースソロの怒濤のラッシュとか)
Primus – Lacquer Head (Official Music Video) (youtube.com)
史上稀に見る変態的なスタイルを持つベーシストのレス・クレイプールが率いる3ピースバンド。
ソレがPrimusというオルタナティブ・ロック・バンドです。
彼のベースプレイを形容する上で
・変態的なテクニック
・ベースを弾きながらバリバリにメインボーカルを張っている
・一線を画すナニかを持っている
上記の事柄が挙げられますがlacquer Headでもその辺りは健在です。
まず、アルバムのタイトルですよ。
アンチ・ポップですからね 笑
そんなアルバムの中に入っている本楽曲の内容もハイでクレイジーな印象は強いです。
(YouTubeの自動翻訳を是非ONにしてみて下さい)
怒濤の勢いでテンション感を楽しもう――そういったイメージなのでライブでぶっ飛ぶ感じが良いですよね。
彼、歩きながらこの超絶技巧を弾いて歌っている訳なのです。
ヤバいですよね 笑
何処か不気味で――ソレでもアタッキーで不思議な魅力を放つ。
素晴らしいです。
是非、1度聴いてみて下さいね。
Jerry Was A Race Car Driver / Primus
そんな訳で僕が先ほどご紹介したPrimusから最後の楽曲をご紹介です。
実はスラップはごく一部で――ですが全体の完成度が素晴らしいので聴いて欲しいです。
Primus – Jerry Was A Race Car Driver (Official Music Video) (youtube.com)
しかも登場するスラップの部分は「スラップか……??」と言って良い感じ。
スラップからの和音を交えた実にレス・クレイプールらしいフレーズ。
序盤から中盤まではタッピングとスライドの超絶技巧。
変態的です。
3ピースバンドで厚みが不足しがちな中でこのアプローチは普通はやらんです。
でも、ソレでこそPrimusなのでOKと言った感じですよね。
ちなみに僕は弾けませんよ??
是非、圧倒的パフォーマンス力を持つアーティストの方々に実演して欲しいものです。
ライブとかで聴いたら確実に飛びますよね 笑
彼らの演奏はライブの中でこそ生きる――そんな印象が強いですかね。
最高に狂ったグルービーなバンドの1つがPrimusという伝説。
触れてみて下さいな。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は「ベーシストの僕がオススメする洋楽スラップ」を8曲ご紹介してみました。
・Stone Cold Bush / Red Hot Chili Peppers
・Pow / Graham Central Station
・Take The Power Back / Rage Against the Machine
・No Chump Love Sucker / Red Hot Chili Peppers
・Get on the Floor / Michael Jackson
・U Can’t Hold No Groove / Victor Wooten
・Lacquer Head / Primus
・Jerry Was A Race Car Driver / Primus
最高にクールで(あるいはイカした)楽曲を揃えられたと思います。
いやぁ、改めて記事を作るにあたって何度も聴き直した訳ですが――世界は広い。
この感覚は日本人では出せない味だよなぁ
と、お国柄という要素はやっぱり出てしまうもの。
ソレ故に洋楽に触れるのは本当に楽しい。
日本の楽曲には日本人が持つ良さ――独特の文化から派生した強みがありますよね。
同様のことは米国や他国から発祥の音楽にも言えるのです。
こうした多様化した世界の中の良い音楽に触れていく。
コレがインターネットが発展してグローバルな世界を生きる我々の楽しみと言えましょう。
是非、享受してみて下さいね。
ご精読ありがとうとざいましたっ。
ではではー!!