【解説】Bacchusのシリーズをご紹介! | 初心者から上級者まで大満足 | エレキベース ブランド

Bacchusはどんなブランド??
Bacchusは日本が誇る老舗のディバイザーが展開するギターブランドの1つです。
ディバイザーの歴史は現会社設立以前(ヘッドウェイ株式会社時代)に遡ると実に1977年。
Bacchusというブランド自体は1994年に発足したものですね。
Headway、STR、Momose、Bacchus、エトセトラ…
今や複数のブランドを抱えるディバイザーの中でBacchusは、
手に取りやすい価格帯で人気を誇っている

という特徴があると思います。
低価格なエントリーモデルから10万円後半を超えるハイエンドクラスの1本まで。
その扱いは多岐に渡りますよ。
・Universe Series(中国製)
・Global Series(東南アジア製)
・Japan Tune-up series(海外製造の楽器を日本で調整・仕上げ)
・Craft Series(木材部は海外で製造・国内工場で組み立て)
・Handmade Series(国内製造の最上位機種 / 生産停止)
こんな感じで「ちょっと新規の方には複雑」という側面もありますね。
今回は僕も使うBacchusの製品を各シリーズごとに解説していこうと思います。
是非、本記事を参考にしてみて下さいね。
では、本編へどうぞっ!!
Universe Series / 3万円~(エントリークラス)
Bacchusが展開するシリーズの中で安価な部類に入ります。
Universe Seriesの特徴として、
・海外製(中国)
・3万円台~
・汎用的な形を保っている
という実に初心者向けらしい――とてもお手軽な1本と言えますね。
【Bacchus / WJB-1DX RSM/M】
WJB-1DX RSM/Mは最近発売された新機種です。
特徴として、
・ジャズベース
・安い
・コスパ&クオリティが高い
という強みがあるかなと。
ネックと指板にローステッドメイプルを採用したりとクオリティに対する積極性も高いですよ。
お財布的にも心強い味方だな~っと思います。

Global Series / 6万円~(ミドルクラス)
この辺りから趣味で本格的にベースを楽しむ方におすすめな価格帯ですね。
Global Seriesの特徴として、
・東南アジアの自社工場で作られる
・構造はWOODLINE(最上位機種)を参考に
・6万円台~
と、お値段が上がる代わりに性能もしっかり本格的になる印象ですね。
Universe Seriesと比較すると「自社製品らしい」という個性が感じられます。
【Bacchus / WL4-STD/RSM】
価格帯としてはこんな感じ。
クオリティも含めてUniverse Seriesより格段に上がっていると思いますよ。
Global Seriesの注意点として、
・34インチスケール(世間一般的なネックの長さ)
・33インチスケール(一般的なネックの長さから約2.54cm短い)
という2つのベースがありまして。
基本的には34インチスケールのベースを選ぶことを僕個人はおすすめしておきます。
世のベースのほとんどが34インチスケールですからね。
変なクセを付けないように注意しましょう。
(型番で言うとWL4-○○は34インチでWL4-○○33が33インチの製品です)
【Bacchus / WL4-STD33 RSM/M】
ちゃんと明確に意図があって33インチを選ぶなら全然OKです。
参考にどうぞ。

Japan Tune-up Series / 10万円~(中高価格帯)
ここからはお値段も高めになりますがクオリティも上がる製品です。
Japan Tune-up Seriesの特徴として、
・基本となる本体は海外で製造する
・各部の調整や削り込みなどは日本の工場で行う
・10万円付近~
・海外製造と国内調整を組み合わせてお値段以上の性能を実現
という感じでしょうか。
ここからはより本格的にWOODLINE(最上位機種)に近い製品と言えるでしょう。
【Bacchus / WL4-QM RSM/M】
ボディのトップ材にキルトメイプルを使用するなど独自要素も持っています。
日本で調整を徹底的に行うことで、
・遜色のないハイクオリティ
・丁寧な作りによる弾き心地の良さ
・取り回しの良さ
などは国産に追随するレベルになっているでしょう。
海外製造のコスパと国内調整の作り込みが両立した印象でしょうか。
とても良い製品だと思いますよ。

Craft Series / 在庫薄(中高価格帯)
Craft Seriesは新規生産が見受けられない――今は在庫薄の製品です。
製品の特徴としては、
・木材部を海外で製造
・組み込みなどを日本の工場で行う
・Japan Tune-up Seriesよりも国産品質に寄っている
という感じでしょうか。
今は在庫がとても少なく中古での入手が現実的――というか新品はほぼ不可能です。
ぱっと見た感じではWOODLINEと見分けが付きづらいくらいにクオリティがとても高い。
使っている木材等を見ると違いはしっかりありますけどね。
中古だとJapan Tune-up Seriesよりは安く買える印象です。
抵抗がない方は検討してみても良いでしょう。
Handmade Series / 生産停止(ハイエンド)
僕も使っているBacchusのフラッグシップモデル(最上位)ですね。

僕の1本は初期の頃の「Woodline」と「Standard(AC)」という区分けがあった製品。
今は「WOODLINE」という製品名が正式なフラッグシップモデルとなっています。
【Bacchus / WOODLINE 417】
Handmade Seriesの特徴としては、
・長野県の飛鳥工場で作られる純国産
・クラフトマンによるハンドメイドの製品
・18万円台~
・原材料急騰が原因で生産停止 / 再開は未定
という感じ。
Bacchusが誇る最上位に相応しいプロクオリティの製品だと思います。
お値段も18万円からと相応にお高いですよね。
加えて現状では生産が停止しているので新品の在庫も市場に少ない状況です。
中古で良い製品が見つかったら買うのもアリでしょう。
実際に使っている身としては、
・飛鳥工場の高い技術力が成す作り込みの良さ
・質の良い材を使っている
・しっかり鳴る完成度の高さ
今となっては手放すことのできない大切な1本ですね。
原材料の供給が追いついて在庫が復活することを祈っています。
ちなみに、
【Momose / MJ1-STD/M】
Bacchusを擁するディバイザーが展開する「Momose」というブランドから、
・ハンドメイド
・飛鳥工場で製造される1本
・良質な材と技術
というHandmade Seriesと共通点がある名機が出ています。
良質なハンドメイドの国産ベースが欲しいという方はMomoseも検討に入れてみて下さい。
Bacchus、Momose、STR、Headway、などなど。
ディバイザーの製品は(特に国産ハンドメイド系は)どれも素晴らしいものばかり。
是非、参考にしてみて下さいね。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は「Bacchusのシリーズを全部紹介しよう!」をテーマに記事を書いてみました。
・Universe Series(中国製)
・Global Series(東南アジア製)
・Japan Tune-up series(海外製造の楽器を日本で調整・仕上げ)
・Craft Series(木材部は海外で製造・国内工場で組み立て)
・Handmade Series(国内製造の最上位機種 / 生産停止)
という感じで棲み分けが成されている印象。
現行で新品が手に入りやすい製品は、
・Universe Series(入門)
・Global Series(中堅)
・Japan Tune-up Series(高価)
という感じでしょうか。
他のシリーズは生産停止などの都合でなかなか手に入りづらいでしょう。
(性能はピカイチですので見つけたら検討の価値アリです)
WOODLINEもいつかは生産が再開してくれると良いなぁ~という願いを込めつつ。
今回は〆にしようと思います。
本記事を参考に楽器を選んでみて下さいね。
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大手ネットショップと合わせてお好きな方で商品を買ってみて下さいね。
ご精読ありがとうございましたっ。
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