【解説】投稿した小説が評価も感想も貰えない! | 成功したいならビジネスとして考えよう

Web小説家出身の経験談を語りましょう
別名義ではありますが過去に5年ほどWeb小説投稿サイトで小説を掲載していました。
執筆自体はもっと長いです。
短くない時間を既に小説と共に過ごしています。
最初の頃は、
- 自己表現の一環として
- 自分の内側から出る気持ちを描く
- 手段の1つ
この方針で小説を書いていたものです。
短編を2作完結させた後にショートショートを30作ほど掲載。
その後に長編小説を2作ほど掲載。
(反応はほとんど得られていない状況でしたが「初心者だし」と楽観視していましたね)
この頃になると趣味の範疇を遙かに超える労力をこの作業に割いていました。
「この自己表現を仕事として本気で取り組みたい!!」
こう思うようになります。
ある意味では当然と言える思考でしょう。
日々の投稿を欠かさず行い努力も徹底して貫き――寝食を省いてまで小説を書き続けていた訳ですからね。
小説の出来の善し悪しは別として本気度は間違いなく純粋なものでした。
こうした経験から僕なりに、
小説の投稿(公募含む)で成功したいなら??
というテーマで物事を語りたいと思います。
結論だけ先に言っておきますと、
小説の投稿はビジネスであることを意識しよう(ユーザーファースト)
コレが僕の中の持論になります。
この言葉の真意はいったいどういうものなのか?
是非、一緒に見て貰えたらと思います。
では、本編へどうぞーっ。
小説を書いて金銭を得たいと思うなら
見出しでこう書くと守銭奴みたいに聞こえてしまいますね 笑
でも、書いた物に対して正当な報酬を得たいと考えるのは至極当然のことです。
僕も同じ気持ちなのでよく分かります。
ただし、
- 世間のニーズなんて気にしない
- 自分の感性を自由に全力で書き続ける
- 努力は怠らない
- いつかは誰かに求められるだろう
こういう方は注意が必要です。
特に、
「今の状況のまま評価・感想・収益を得たい!!」
こう考えている方は僕と同じ――少々苦しい展開に身を置くことになるでしょう。
自分が好きに書いている作品が偶然に世間のニーズと合致している場合はOKです。
問題は自分の書いている作品がことごとく世間のニーズから外れている場合。
この場合は何処かで対策を打たないと運が回ってくるまで待つことになります。
作品の質を向上するだけでは足りないのです。
なぜなら、
- 小説のビジネスは読者(需要)があって成立するもの
- 成功したいなら需要に対して自分のコンテンツを合わせる必要がある
- 作品の質が高ければ需要が高まる訳でもない
ということ。
- 自分のコンテンツを需要がある場所へ届ける
- 自分のコンテンツのジャンルをニーズの方に合わせる
- 作品の質と同じくらいにトレンドを意識する
これをすべて小説の執筆と同一の作業としてこなす訳です。
なので小説の投稿による成功は「ビジネスと同義だ」と僕は解釈する訳ですよ。
小説家として成功したいなら、
読者のニーズを満たすコンテンツを制作する
これに尽きるな――と僕は今となって思っています。
大事なことですよ。
僕の盛大な失敗例を参考にどうぞ
僕が得意としているジャンルは「シリアス系」かつ「現代ドラマ系」のお話です。
イメージとしては冬の傾向が強い「哀愁が漂うしっとりとしたお話」が好きですね。
- 人の生き死にのアレコレを描く
- 堅苦しい文章は苦手だし
- シリアスとライトノベルの融合を目指そう
そんな理由で僕はWeb小説投稿サイトを選んだ訳です。
ここでは、
・読者の方々がたくさんいる
・それだけ好みの傾向も多いはず
・投稿を続けていればいつかは成功するだろう
こういう考えの中でまぁ~……色々と作品をたくさん書き続けていた訳ですね。
当時の僕は本当に浅はかだった(いや、今もですが)
Web小説投稿サイトにはその投稿サイトの特色があります。
今のトレンドだと、
- ハイファンタジーの異世界転生系などが圧倒的に強い
- 市場の需要も特定のジャンルに偏っている
- サイトにはそのジャンルの作品を読みに読者の方々が来ている
概ねこんな感じの状況ですね。
詳しくは↓の別記事で記載してありますのでご参考にどうぞ。

こうした中で僕の作品はどうでしょうか??
完ッ全にジャンル違いですよね。
僕は作品を出す場所を間違えていた――と言えるでしょう。
市場の状況を理解した上で商品を売り出そう
もしもこの場所のままで成功したいなら僕もジャンルを変えるべきだった。
ですが、残念なことに僕にはどうしてもトレンドの小説を書くことが出来なかった。
得手不得手の問題だったと思います。
結果として僕のWeb小説投稿サイト時代は大失敗に終わったと言えましょう。
経験として得るものは多かったですけどね。
成功するためにはどうすれば良いか?
簡単に言えば「先駆者の必敗法を逆にして活用すれば良い」ということでしょうか。
僕の経験を逆さまにしてみましょう。
- Web小説投稿サイトのビジネス的傾向を意識する
- ユーザーファーストを意識して読者のニーズを満たし続ける
- 流行を意識してジャンルを選択する
これだけでも十分に1歩成功へ進めていると言えます。
僕はトレンド系小説を読むのは好きですが自分で書くのは本ッ当に苦手でした。
「苦手じゃない!」と思えるのならそれだけでも十分に成功の見込みアリです。
Web小説に限らず多くの大衆小説でもそうです。
どういった小説が書籍化されていて人気になっているのか??
この傾向に自分を合わせられるのだとすればそれだけでも成功の可能性があります。
これを意識した上で小説を書いてみて下さいね。

まとめ
いかがでしょうか?
今回は僕の失敗談を元に「Web小説家として成功するには?」というテーマで記事を書きました。
- 小説に評価が付かない
- 感想も貰えない
- ブクマはおろかPVも付かない
こういう方はビジネスとして小説の執筆を再構築してみるのも手でしょう。
市場を意識することでユーザーからのリアクションも変化するはず。
参考にしてみて下さいね。
ご精読ありがとうございましたっ。
ではではー!!