【解説】小説は1時間で何文字書ける? | 僕の場合は1500文字前後 | 速く書きたいなら『継続』が1番です
僕は決して速い執筆速度ではない
僕は他の作家さんよりも「筆が遅い方だ」という自負(?)があります。
ワープロ検定では2級という一応の入力速度は持っているんですけどね 笑
文章の入力速度 ≠ 1時間の執筆量
という証明になるかと思います。
こうなる理由は自分でも分かっていて
・心配性である(文章を見直しに戻るクセ)
・納得行かないと定期的に戻って来てしまう
・文章のノリに激しい波がある
というまぁ~……速く書くことには向いていない人間が僕という存在。
ポモドーロ・テクニックなどを駆使して執筆の工夫はしていますけどね。
そんな訳で僕の時速平均文字数は
500文字~3000文字
以上を加味して
平均して1500文字前後
と、言ったところでしょう。
こんな速度でもちゃんと小説は完成させています。
短編小説を2作。ショートショートの小説を30作ほど。長編小説を6作ほどでしょうか。
精神的な負荷は置いておいて時間的な無理はしていません。
今のところはこの速度で十分だと言えましょう。
他の作家の方はどのくらいか?
有名なお話だと森博嗣先生(『すべてがFになる』などの作者様)が
1時間で6000文字(10分で1000文字換算)
とのことです。
狂気の沙汰と言いますか――異次元とはこのことを言うのでしょうね。
僕がノッた時の倍の速度で書けるということです。
ヤバ過ぎます。
時間ではありませんが西尾維新先生(『物語シリーズ』などの作者様)は
1日8時間で(休憩を取りつつ)20000文字を書く
とのことでした。
最先端を歩く先駆者の方々はやはり凄まじい力を持っています。
ココを目指すには相当な努力と技術がないと難しいでしょう。
小説というモノに人生をかけている。
そういったある種の犠牲の上に成り立つ成果とも言えますかね。
ちなみに一般的なライトノベル作家の先生方は
おおよそ2000文字~3000文字が平均的
と、言われています。
そう考えると僕の平均速度は明らかに遅い。
ですが、比較してもあまり意味はないのでは~っと思いますね。
本当に個人差がある議論なので答えがありません。
大事なのは「自分が必要な範囲に届いているか?」だと思いますよ。
僕の速度や一般的な速度、及び、先駆者の先生方が叩き出す速度は目安に過ぎません。
加減はご自身の判断でなさるべき。
無理のない範囲で増減してみて下さいね。
速く書くためにはどうすれば良い?
僕も速い方ではないという前提で
速く書くためには?
という問題には答えを出せるつもりです。
具体的には
・タイピングの速度と精度を上げる(根本的な対処法)
・初稿と割り切って書き切る力(諦めと推敲の能力)
・作業時の集中力を上げる(ポモドーロ・テクニックの応用等々)
などなど、基本的な部分を見直すことで速度の向上は見込めます。
特に一番上の「タイピングの速度と精度」に関しては誰でもできる方法でしょう。
そうは言っても
△ 努力して向上させる
○ 執筆の中で自然と速くなる
という側面は否めないのでやっぱり「書くに勝るものはない」と言ったところでしょうか。
中盤から下にかけてあるのは心理面や技術面のお話。
・初稿と割り切って書き進める → 心理面での対処法
・作業時の集中力を上げる → 知識や技術での対処法
ここも経験を伴った要素が大きいので「書くに勝るものはない」と言った具合。
要するにどの部分においても
執筆を続けるしかない
というのが僕の結論です。
継続は力なり。
どんな物事にも共通する魔法の言葉でしょう。
文章が速く書けるという点は多くの物事に応用できるスキルです。
小説で成果が未だ出せずとも積み上げた経験は無駄になりません。
是非、無理のない範囲で『継続』をしてみて下さいね。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は「1時間で小説は何文字書ける?」というテーマで記事を書いてみました。
・僕の場合は1500文字前後
・一般的な作家さんの平均は2000~3000文字
・先駆者の先生の中には6000文字を叩き出す猛者もいる
記事の中でも述べたようにコレはあくまでも目安です。
ご自分に必ずしも当てはめる必要はありません。
ご自分の中で必要な範囲を満たせているならソレで十分でしょう。
改善の余地がある――必要だと思った際には是非参考にしてみて下さいね。
記事や情報がお役に立ちましたら幸いです。
ここまで、ご精読ありがとうございましたっ。
ではでは~!!