【解説】独学でベースを練習するには? | 独学で遊び続けた筆者の経験談 | 情報を得る方法
ベースは独学でも十分に楽しめる
僕がベースを始めて既に十年近くが経過しました。
その間に得た技術はすべてが独学です。
今では動画を投稿したり――趣味レベルながらも演奏者として楽しい時間を過ごせています。
始めに断っておきますが
プロのベーシストになりたいなら専門的な知識・技術は必要である
これは1つの答えだと思います。
プロのレッスンやスクールに通うなども間違いなく早道にはなるでしょう。
自己流はどうしたって自分の得意なことに特化しすぎる傾向があります。
自分が持つ弱点やクセ――穴に気付きにくいなどデメリットもあるのです。
ですが
独学は周囲の時間や環境に流されない自由さがある
これも明確な強みです。
趣味で楽しく遊ぶ範囲なら独学でも十分でしょう。
今回は僕が実際に「どうやって独学で情報・技術を得たのか?」を解説していこうと思います。
是非参考にして下さいね。
最初は楽曲のコピー(Tab譜)から入った
僕がベースを始めた当時は「けいおん!」が大流行していました。
その影響もあって一番最初に手を着けたのが「don’t say“lazy”」でしたね。
Tab譜の読み方をネットで調べながら一個一個の音を鳴らしつつ(弾けていないながらも)楽曲のコピーに着手しました。
当時はヘッドホンアンプなど――専門的な知識もありませんでしたからね。
初心者セットのアンプでヘッドホンから音を出して別のウォークマンでイヤホンを耳に付ける。
イヤホンの外側にヘッドホンを装着するイメージですね。
今の自分だったら
「オーディオインターフェイスを買ってPC経由で音源とベース音を出せば良いんだよ!!」
と思う訳ですが。
当時の僕はそんなことなどつゆ知らず。
知識を得る術もない僕はアナログなやり方で楽曲のコピーに励みました。
やり方はともかくとして楽曲のコピーはとても有意義でしたね。
選んだ楽曲が簡単な方だったこともあり「弾ける!」という感覚を養えました。
練習方法としては鉄板にしておすすめです。
動画を見て耳コピに励むようになる
当時はインターネットでTab譜付きの動画などがほとんど存在しませんでした。
Tab譜のバンドスコアも学生の身にとっては決して安くはありません。
譜面台を買わなかったという理由でTab譜を読むのも面倒になり始める――。
なので僕は動画を見て演奏している方の手を見ながら耳でコピーするという手法をとるようになりました。
完全なコピーなど経験が浅い僕には難しい。
演奏元を主軸に自分なりのアレンジを加えながら楽しむ――そういう遊び方を覚えます。
ここが今の僕を作り上げている原点です。
そして独学の弱みと強みを極大化した――とも言えますね。
・自分が持つ弱点やクセ――穴に気付きにくいなどデメリットがある
・独学は周囲の時間や環境に流されない自由さがある
自分の好きを貫いた結果として苦手な部分は今も残っています。
音楽理論を学んでいないなどがその部分に当たりますね。
楽しく遊べればそれで良い。
結果として今の僕は「楽しい」訳ですからね。
趣味としては十分過ぎるくらいです。
リズム練習を日常の中に取り入れる
ベースを始めてこの頃にはもう五年以上が経過していました。
動画を見つつの耳コピがメイン。
たまに早いべースソロのところだけTab譜を見る。
こうした動きを取る中で自分の不足している部分が明確になってきます。
楽曲のコピーだけでは「リズム感」が不足してしまう――。
今も僕はリズム感には自信がありません。
なのでメトロノームやリズムマシーンを使ってリズム練習を日常的に取り入れたのです。
リズム練習については「もっと早くやっておけば~……」と思いつつも「嫌い」という意識があったので仕方ないかなぁと思います。
必要性を強く感じて初めてやることに意味を見いだせます。
今はリズム練習もとっても楽しく出来ていますよ。
アレンジの幅も広がるので苦になることはないですね。
上記のすべてを自由にこなす
自分のオリジナルフレーズを投稿する立場になった今となっては――
・Tab譜を見る
・耳コピをする
・リズム練習をする
すべてを必要に応じて好きなようにこなしています。
基本的には耳コピでアレンジを楽しみつつたまにTab譜を見て楽曲をコピーしたり。
それ以外の時間はオリジナルフレーズを作るためにリズムマシーンを使ってベースソロで遊んでいますね。
独学故に自由です。
プロのベーシストになるならもっと突き詰める必要があるでしょうが――その辺りは趣味ですからね。
こういう遊び方もありでしょう。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は「独学でベースを学んだ僕の経験談」から「独学でベースを練習する方法」を解説してみました。
今日の記事はあくまでも僕個人のやり方です。
テンプレート的な正しい練習法とは少し違う。
いち個人の意見として参考にして貰えたら嬉しいです。
ご精読ありがとうございましたっ。
ではでは~!!