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エレキベース
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【解説】ベースのストラップの長さはスタイル次第? | スラップの好みにもよります

ましゅ / MaSu GAR
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この記事を書いた人

名前 / Name  
ましゅ / MaSu GAR 

職業 / Occupation
清掃業、ブロガー(Web小説家&ベーシスト)

実績 / Achievements
Web小説家として7年目。ベーシストとして16年目。自己表現をテーマに様々な活動をしています。知識欲が旺盛です。

ストラップは長い派? 短い派?

エレキベースのストラップの長さはスタイルの面で色々と影響を及ぼします。

特にスラップの場合に顕著と言えますね。

【ERNIE BALL / POLYPRO STRAPS】

軽い例の1つとして僕自身を挙げてみましょうか。

僕は、

① ストラップの長さ = (大体)エレキベースの長さ

② フリースタイルを中心にしつつロータリー奏法も使う

こういった事情から今の「115cm前後」という結果に落ち着いています。

具体的には、

↑のようにエレキベースにグッとストラップを押しつけると、

ちょうどギタースタンドで上から下まで来るようにしています。

ピンに差し込むことを考慮するとこの長さが個人的にはベストでしょうか。

すると、

立って演奏する時にはこの位置(腰の下辺り)に落ち着きます。

この位置は絶妙でして、

① コレより上だとフリースタイルが困難になる

② コレより下だとロータリー奏法が困難になる

という、まぁ、色々と研究した結果の位置な訳ですね。

このようにプレイスタイルとストラップの長さは密接に関係し合います。

長い方が良いの??

短い方が良いの??

コレに関しては(スラッパーなら)マジで、

スタイル次第で千差万別!!

ましゅ
ましゅ

という結論になります。

マーカス・ミラーのようなスラッパーになりたいのか?

フリー(Flea)のようなスラッパーになりたいのか?

この辺りも1つの分かれ目かなーっと思います。

詳しく解説して行きますね。

ストラップが長い場合のメリット&デメリット

ストラップが長いベーシストは代表としてフリー(Flea)が挙げられるでしょう。

フリースタイルというスラップの代名詞とも言えますからね。

ベースを下げてバチバチにスラップを弾く――。

Suspended 4th -97.9hz MV mix ver.(OFFICIAL VIDEO)

僕が尊敬するベーシストのフクダヒロムさん(むうさん)もフリースタイルが主軸です。

さて。

僕が思うストラップが長い場合のメリットは、

① 動き回る際の負担が少ない / ライブパフォーマンス的なメリット

② 肩周りが窮屈にならない

③ ゆったり弾ける(気がする)

こういった感じですかね。

動画等でメチャ動き回るベーシストになりたいならこっちの方が良いでしょう。

後は、

窮屈さがなくてストレスが少ない!!(と、思う)

ましゅ
ましゅ

コレは個人的にストラップを下げる場合の強いメリットになります。

ちなみに、

フリースタイルは親指を下に垂らす都合上ストラップは下げないと厳しい

ましゅ
ましゅ

こういった根本的な事情もあったりします。

そして、ストラップが長いことのデメリットも確実に存在します。

指板が(物理的に)遠くなるので左手の操作にコツが必要になる

コレは本ッ当に慣れるまでは苦労すると思いますよ。

ストラップが短い方で慣れていると致命的に難しいという方も居ることでしょう。

(ストラップが長い分だけベース本体が不安定になるというデメリットもあります)

やってみて「合わないな~……」という場合は無理して合わせる必要もないかと。

相性という考え方で良いと思います。

ストラップが短い場合のメリット&デメリット

こっちの方が安定感という意味ではおすすめなスタイルかと思います。

ベーシストで言うとマーカス・ミラーがこの位置を取っていますね。

親指を横に向けてスラップをしたりする場合はストラップが短い方が便利です。

具体的に挙げられるメリットとして、

① 圧倒的なベース本体の安定感(ブレない)

② 指板が近いので左手の操作がしやすい

③ 立った時と座った時の演奏に違いが出づらい

こんな感じで「初心者から玄人まで全般に適応できる」という定番のスタイルですね。

手数の多いテクニカルなベーシストはこの腰より上の位置を取ることが多いでしょうか。

ドンッと身体に密着させて演奏できるのでブレがないという点が魅力です。

レジェンドのテクニカル系代表であるヴィクター・ウッテン大先生もこの腰より上の位置で演奏している――。

そう言うと分かりやすいかも知れませんね。

デメリットとしては、

腕や身体が窮屈になる=フリースタイルの演奏には不向きである

こういった感じでしょうか。

そうは言っても人によってはこの引き締まった感じが好みの方も居るでしょうし。

デメリットも演奏者次第でナシという形にもなります。

なので、

演奏のスタイルと好み次第でどっちでもOK!!

ましゅ
ましゅ

こうした考え方で長さを決めるようにしてみて下さいね。

マーカス系のスタイルを目指すならまずこっちでOKだと思いますよ。

オールラウンダーでおすすめです。

Q.どんなベーシストになりたい?

そうは言っても、

イマイチ、ピンと来ないのですが……??

質問者さん
質問者さん

こうしたケースの場合はシンプルに答えを提示しましょう。

まず、

目指すベーシストの姿を挙げてみて下さい

ましゅ
ましゅ

ベースを楽しむ中で目標となるベーシストの1人は必ず出てくるはず。

そうした方をまずは探してみて下さい。

僕の場合はレッチリのフリーでしたね。

そして、

目標に挙げたベーシストがどんなスタイルで演奏をしているのか??

ましゅ
ましゅ

コレを考えてみて下さい。

僕の場合だと、

① フリーは親指を下げてスラップをしている

② ストラップは長い(と、思う)

③ 彼はその状態でフィンガーのピッキングも十全にやっている

なのでソレを真似しよう――この部分から今に至っている訳ですね。

当然ですが、

自分のスタイルが確立される中で都度調整は入っている

ましゅ
ましゅ

なのでストラップも研究を重ねた結果としてこの長さ(115cm)になっていると。

こうやってベーシストとしての個性は作り出されていくものです。

ご自分のスタイルに迷っている――そんな方は是非参考にしてみて下さいね。

まとめ

いかがでしょうか?

今回は「ベースのストラップの長さはスタイル次第」というテーマで記事を書いてみました。

【ERNIE BALL / POLYPRO STRAPS】

基本的には、

・マーカス系を目指す=ストラップは短めが良い

・フリー系を目指す=ストラップを長めがベター

この考え方で間違いはないと思います。

万人に安定しておすすめなのは短めに調整したストラップでしょうし。

派手なスタイルでラクに楽しみたい方は長いストラップでゆらっとするのが良いかと。

正解は基本的にありませんし後から変えることも全然可能です。

(そうは言っても頻繁にコロコロ変えるのはあまりおすすめはしませんが)

理屈を持って自分にベストなスタイルを色々と模索してみて下さいね。

ご精読ありがとうございましたっ。

ではではー!!

ABOUT ME
MaSu GAR
MaSu GAR
小説家&ベーシスト
Web小説家歴7年。ベーシスト歴16年。近年は本腰を入れてコンテストや公募に挑戦中。ソロベーシストとしてYouTubeでも活動している。『継続力』こそが最大の強み。
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