【解説】小説の感想欄でアンチが発生した時は? | 結論:反論は逆効果なので無視&ブロック(コメント削除)でOKです

万人に好かれるのは不可能である
簡単な話ですが、
① 100人の中で90人は知っている楽しい名作
② 90人が知っている中で「好き」とは限らない
③ 中には「嫌い」という人も居る
コレは当然の話ですよね。
読者100人がすべて大満足で文句1つも言わない作品などあり得ません。
もっと言うと、読者が100人も居れば過激な批評家もいるでしょう。
- 粗を探すことに必死
- 穴を見つけて徹底的に追求する
- 相手を打ち負かすことが目的となっている
こうした方々を相手にしていても時間の無駄です。
(僕もできていないのですが、理想の極致を言えば「傷つかないのがベスト」でしょう)
どんな状態、どんな作家であっても、必死に粗を探す系のアンチは出て来ます。
あるいは悪気のないアンチという読者の方も一定数は居ますね。
僕たち作家側にできることは、
- 自分の感情のコントロール
- 自分の作品の環境のコントロール
- 付き合う相手を選ぶこと
このくらいのものでしょう。
逆に、
- 読者の感情はコントロールできない
- 読者が書いてくれる感想もコントロールできない
- ファーストコンタクトのアクションは選べない
こうした要素は忘れてはいけませんね。
変えられるのは自分自身の在り方と環境のみ。
その前提で「受けたものに対して自分がどうするか??」を考えてみて下さい。
ご自分に非があると心の底から思うならそこは改善していきましょう。
逆に、まったく非がなく見当違いな――八つ当たり的な被害を受けたなら無視でOKです。
ネット社会が発展した現状でアンチの発生回避は事実上不可能でしょう。
ココに関しては諦めの感情を持ってネットと上手く付き合っていきましょう。
この辺りの処理が上手く行かないと創作自体が嫌になって放棄するきっかけになったりします。
注意してみて下さいね。
アンチが持つ目的は??
僕が中で定義しているアンチとは、
- 非建設的(ポジティブな要素がない)
- 非合理的(理屈が通っていない)
- 非現実的(無理難題を言っている)
こんな感じの印象があります。
逆に、
「面白いんだけど、心理描写の部分がちょっと読みづらかったです」
こうした意見は「アンチ」ではなく「有益なご指摘」です。
ココは勘違いしないようにして下さい。
※ 「文章が雑すぎて読むに堪えない。時間を損した」みたいな言い方は普通にアンチだと捉えて良いと思います。言葉の使い方って本当に大事ですよ。
さて、そんなアンチですが
彼らが持つ根源的な目的とは??
コレって僕なりの解釈で恐縮ですが、
反対の意見に立つことで自分の価値を樹立すること
こんな感じではないでしょうか??
明らかにズレていると承知の上で意図的に反対意見を出して相手や世間の反応や注目を集める。
炎上商法などもこの事例の1つに含まれますかね。
ネガティブな感情をぶちまけることで憂さ晴らしもできるでしょう。
(人はポジティブな感情よりもネガティブな感情に感化されやすい生き物です)
分析すればするほどに僕の持論は確たるものになっていきます。
相手の感情や行動は変えられない
なので、受け手である作者側でコントロールするのは不可能でしょう。
受けた物事に対してどういった反応を自分が示すべきなのか。
ココに意識をフォーカスしてみて下さい。
アンチの意見は無視で良い / 削除でも良い
ココは個人的に「そうして良い」と思うポイントですね。
特にWeb小説の投稿サイトにおいては「作者が読者に場所を提供している」とも言い換えられますよね。
(作品を提示した場所に読者がコメントを残す訳ですから)
つまり、場所を提供している側には環境を整備する自由があると思うのです。
有益なご指摘を徹底的に受け入れず削除するのはNGですが――先ほども例に挙げたように、
「文章が雑すぎて読むに堪えない。時間を損した」
こうした言い分には丁寧に言葉を返す必要はありません。
(そんなに不愉快ならサッとその場を離れれば良い訳です。時間を割いてまで感想を残す意味や意図は――つまり、相手に攻撃姿勢を示すこと。顔の見えない相手への攻撃です)
「嫌なコメントだなぁ~……。でも、返信しなきゃ」
この思考は持たなくて良いです。
そういう意見もあるんだなぁ~……と、テキトーに流しても別にOK。
作品の場に残っていて不愉快なら削除も全然OKでしょう。
(すぐにコメントを削除するより少し時間を置いてから削除してみて下さい。投稿直後の削除だと相手が腹いせに別の嫌がらせをしてくる恐れがあります)
アンチコメントに対して心を痛める・心を病む必要はありませんよ。
作品の場の環境を整える権利は作者である貴方の側にあります。
ご自分が傷つかないように作品(創作)を楽しんでみて下さいね。
先人からのアドバイスです。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は「小説の感想欄でアンチが発生した時は?」というテーマで記事を書いてみました。
① 有益なご指摘とアンチを正しく見極める
② アンチの目的に振り回されない / 自分の権利を行使する
③ 創作を通じて心を病まないように
ご自分の中の世界観を表現する。
あるいはシンプルに楽しい作品を作りたいから小説を書いている訳です。
心を豊かにする創作の中で心を病むのは本末転倒でしょう。
そうした被害を受けた時に「痛みが少ない」という対処法を知っておいて下さい。
無視、ブロック、削除。
幅広い場面で使える有効な手段の1つですね。
参考になったら嬉しいです。
ご精読ありがとうございましたっ。
ではではー!!