本業は清掃業・夢は専業小説家・趣味はベーシスト
小説
PR

【解説】小説の書き方#1 ~ 心構え編 ~ | 初心者向けに「書ける!」を目指します

ましゅ / MaSu GAR
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

誰が書こうと立派な〝小説〟です

僕はこの文章を書いている時点でプロの小説家ではありません。

短編小説を2作。ショートショートの小説を30作ほど。長編小説6作ほど完結させただけの――いわゆるアマチュアの小説家ということになりましょう。

そんな人間が果たして小説のいろはを語れるのか――と言えば「語れます」

プロになった小説家

この意見は語れません。

ですが――

物語を完成させてきた実績を持つ者

としては十分にキャリアを積んでいます。

どんな初心者の方も最初は「作品を完成させる」という大きな壁と戦うことになります。

壮大な長編が書きたい――。

そう思った貴方は「完結させる」ということがどれだけ大変かを執筆の中で知るのでしょう。

そういったことも1つの経験です。

大切にして下さい。

どんな形でも良いのです。

短編でも長編でも良い。

不格好でも無様でも無茶でもご都合主義でも――なんでも構いません。

もしも貴方が作品を完成させたのなら――そんなご自分をどうか誇って下さい。

物語を紡いで形に出すという行為はそれだけで十分に素晴らしいことです。

最後まで投げ出さずに書き切った。

書いた作品が評価されずともご自分を卑下なさらないで下さいね。

失敗も成功も経験として積み上げていけば良い。

自分の糧にしていきましょう。

貴方はなにを〝目的〟として小説を書くのか?

貴方はなぜ小説というものを書こうと思ったのでしょうか?

・プロの作家になって賞賛と利益を得たいから

・マンガやゲームは無理でも小説なら自分の物語が書けそうだから

・ちょっとした趣味として

・自己表現の一環として

・人生の中に価値を見出すために

軽く羅列しただけでもこういった物事が浮かびました。

はい。

ぜんぶ僕自身が小説を書き始めた要因の1つ1つです。

この記事を読んでいる皆さんにも当てはまるものがあるのではないでしょうか?

当てはまらずとも別の「強い目的」が貴方の中にはあるはずです。

物事を志す際に「目的」を意識するのはとても大切なことです。

例えば――

1.「作家として大成したい!」という欲求がある。

2.「世間のトレンドなんて関係ない」という思考がある。

3.「完成した作品が評価されない」という現実に直面する。

これは現在進行形で僕が直面している問題ですね。

1.「作家として大成したい!」という欲求がある。

ならば世間のニーズやトレンドは無視してはいけませんよね。

自分の中で「目的」と「行動」が不一致を起こしている。

何処にフォーカスを当てるべきでしょうか?

・「作家として大成すること」を諦めるか?

・「世間のトレンドなんて関係ない」を諦めるか?

・上記2つの因果関係を否定するか?

特に1番下の「上記2つの――」の思考は相当に茨の道を歩む覚悟が必要です。

自分の実力努力で市場を開拓していく必要がありますからね。

並大抵の道ではありません。

A.「目的」を明確にすること

B.「目的」を達成するために必要な手段を考えること

C.「目的」に向けて行動をすること

大切なことです。

プロとして大成したいなら「商売」を意識しなければなりません。

「自分こそが商品価値だ!」と言うならば周囲を惹き付ける魅力が必要でしょう。

「趣味で小説が書きたいだけ」ならば周囲を気にする必要はありません。

自分に合った――求めるスタイルを確立しましょう。

貴方が創作の中で苦しむばかりにならないことを願っております。

悩むよりも行動を起こした方が楽ですよ。

経験上のアドバイスです。

↑僕が「目的論」という概念を知ったきっかけの名著です。

頭を空っぽにして勢いで書くのも良い

世の中には「初心者の馬鹿勝ち」みたいなことが往々にしてあるものです。

勢いで博打を打ったらなんか当たった――みたいなことですね。

あるいは宝くじを1枚買ったらなんか当たった、とかでしょうか?

いずれも現実味を帯びていない夢物語のような話です。

そうは言ってもゼロパーセントではない。

これもまた真理の1つ。

では、逆に考えましょう。

可能性が完全にゼロパーセントになる時はどんな時でしょうか?

答えは1つだけ。

なにも行動を起こさなかった。

これです。

これもまた1つの真理でしょう。

どれだけ入念に計画を練ったとしても。

どれだけ「目的」を強く考えたとしても。

行動を起こさなかった。

この場合は成果という意味で「ゼロパーセント」と言えるでしょう。

僕自身がいつも迷った時に必ず浮かべる言葉なのですが――

迷ったら「やらないよりやった方が良い」と思え。

ということ。

行動の結末が良い方向に転がるとは限らないでしょう。

そうは言っても行動しなければイチもマイナスもない訳です。

迷いに迷ってがんじがらめになってしまった――という時。

もういっそ行動を起こしてしまえ。

そういう考えを1つ持っていても良いと思いますよ。

前項で「目的を考えて」と言う部分と矛盾するようですけどね 笑

考えて行動しようね~っということです。

頑張りましょう。

お互いに実りのある創作ライフが送れることを祈っております。

↑脚本の先生の本ですが僕の創作におけるバイブルです。1読の価値はありますよ。

まとめ

いかがでしょうか?

今回は小説を書く手順――その心構えを解説しました。

いきなり精神論を語ってしまったようで恐縮ですが創作全般に応用できると思います。

小説を書くに当たって様々な困難に立ち向かうことでしょう。

その際に頭の片隅にでもこういった意見の1つを置いて貰えたら嬉しいです。

楽しいことばかりでないのが創作というもの。

でも、最後には笑っていられるように――切に僕は願っています。

「小説を完成させた!」という喜びは実は本当に格別なものなのです。

是非、味わって下さいね!

それではー!!

【解説】小説の書き方#2 ~ ストーリー&プロット編 ~

↑次記事#2です

【PICK UP】

僕がオススメする良作&名作の小説は↓の記事から是非どうぞ!

【2024年版】ライトノベルのおすすめランキング50選 | 既読・独断・偏見の小説家ベストセレクション

【関連記事】

その他にも便利な小説情報をまとめています。

【小説版】サイトのご案内 | 一覧表|ましゅlog (masugar.com)

良ければ是非ご覧下さいな~!!

ABOUT ME
MaSu GAR
MaSu GAR
小説家&ベーシスト
web小説家歴6年。ベーシスト歴15年。近年は本腰を入れてコンテストや公募に挑戦中。ソロベーシストとしてYouTubeでも活動している。『継続力』こそが最大の強み。
記事URLをコピーしました