【雑談】音楽理論を知らないベーシスト | ベースは楽しいし動画も投稿しています

音楽理論は必須ですか?? / あった方が良い
僕は基本的にベースにおいて座学がとても苦手です。
エレキベースの木材や機材への知識を深めたりするのはとっても楽しいのです。
が、こと音楽理論に関しては「無理」と拒絶反応が出てしまってソレっきり。
こういった有益な本や講座があるのは知っているのですが、
音楽理論を勉強する時間を演奏に充てたい!!

という(ソロベーシストの)怠慢が出てしまう訳です。
ただし、
音楽理論を学んでおくと他者と音楽の会話をする時に話が通じやすい
コレは間違いなく事実だと思います。
貴方が今、学べる状況と熱意があるのなら「学んでおいて損はない」と僕は言うでしょう。
音楽理論は作曲の道具であると同時に自分の頭の中を伝えるツールにもなります。
僕の頭の中に在るフレーズの数々を、
4弦5フレットから始まってこんな感じで!!

と、伝えたところで
ん……??

という結果になりフレーズを正しく相手に伝えられないのです。
コレは致命的な弱点ですよね。
僕はソロの趣味ベーシストなので「4弦5フレットから良い感じで!!」を表現して動画化できる術があります。
バンド勢なら音楽的コミュニケーションが必要になるので苦労もしますよね。
そういった意味でも「音楽理論は(可能なら)学んでおいた方が良い」と思います。
音楽理論は合理的な作曲のための手法
音楽理論は究極的に言えば、
効率的に音楽を作る為の知識の集合体

ということになります。
音やコードの成り立ち、楽曲での使用法を体系的にまとめたもの。
YouTubeなどの解説動画でも、
この楽曲のキーはGm(ジーマイナー)です
という表現がありますがコレも音楽理論で使う言葉ですよね。
(僕はGmがなにを指しているのか今でも理解できていません 笑)
プロのミュージシャンの方々はこういった用語をやり取りして音楽を作っています。
音楽理論を知らないと会話が成立しない場面が多々あります。
事実として僕はキーとかコードとかを引っ張り出されてもワケワカメです。
音楽理論が入り交じった解説動画を見ても1ミリも分かりません。
こういった不便さが音楽理論の欠如で生じるデメリットと言えるでしょう。
僕はソレを自由な努力で補った
僕は座学が苦手でベースを弾くことは好きだった。
なので、自分の中で「自分の好きを弾き続けよう」という信念を持ってベースを続けてきました。
気に入った楽曲はアレンジを入れつつコピーをしてみたり(完全コピーは目指さない)
自分が心地よいと感じるフレーズを自由に作ってみたり。
ここは人それぞれかな~っと思います。
Tab譜を見て徹底的な完全コピーをして技術の熟練度を上げるという方法もあります。
(このやり方は突き詰めればプロのミュージシャンへと繋がりますね)
逆に、僕のように
趣味と割り切って自由に自分の好きと得意を徹底的に貫く

この方法でプロのミュージシャンになるのは難しいでしょうが好きを具現化する形には向いています。
プロ並みの技術には届かなくてもある演奏方法やフレーズには特化している。
技術向上よりも楽しく自己表現をする。
草野球の選手が全員プロを目指して野球をプレイしているのか。
否だと思います。
ベーシストも同様で良いのではないでしょうか??
あるいは、自分の好きを自由に突き詰めた結果としてプロになる方も居るでしょう。
そういった形で自然とプロになるのならその道を選んでいたかも知れません。
選択肢や歩き方は人それぞれで良いのです。
プロの話 / 音楽理論を感覚で理解している??
ちなみに、意外と「音楽理論は勉強していない」と公言しているアーティストって居ます。
日本人だとハマ・オカモト氏もそうですよね。
Fenderとエンドース契約をしてシグネイチャーベースも出している彼が「音楽理論、スケールなどは全く分からない」というのは驚きでした。
他にも、Red Hot Chili Peppers(レッチリ)のフリー(Flea)が初期の頃は音楽理論を学んでいなかったとか。
後に2008年に南カリフォルニア大学の音楽学部に入って音楽理論や作曲などを学んでいるそうです。
こうして考えると、
成功を収めたベーシストたちが良い音楽の形を知らなかったとは到底思えない

音楽理論は理解していなかったとしても感覚では音楽の良さ(効果的な音の作り方)を知っていたのではないでしょうか??
僕も音楽理論はちんぷんかんぷんですが「この音の組み合わせは良い」という形はいくつも知っています。
【演奏】Bass original phrase – YouTube
こうした音楽を自由に作るのにも「知っている形」は活かしていますからね。
大なり小なり音楽理論のような「なにか」を知っているのかも知れません。
音楽理論は後付けで既存の音楽に対して名前を付けたものと言い換えることもできるそうです。
この音の組み合わせは良い。
このコードはこういった組み合わせがある。
等々。
音楽を突き詰めて楽しむ中で自然と理解をしているかも??

という可能性は否定できませんよね。
成功の形は人それぞれ。
楽しみ方も突き詰め方も人それぞれです。
是非、ご自分に合ったベースライフを送ってみて下さいね。
僕は今日も元気にベースと一緒に自由に(好き勝手に)遊んで行こうと思いますっ。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は「音楽理論を知らないベーシスト」というテーマで雑談系の記事を書いてみました。
僕自身も音楽理論をまったく理解していないベーシストです。
その方面から、
こういう楽しみ方もあるよっ!! / 肩肘張らなくてOK!!

という楽しみ方の1つを提示してみました。
後は、プロのアーティストでも音楽理論を知らない(知らなかった)ベーシストはいるということ。
音楽理論をどうしても学びたくない(僕のような方には)朗報かも知れません。
もっとも、大前提として知っているに越したことはない。
コレは事実でしょう。
音楽理論はミュージシャン同士が会話をするために使う専門用語のようなもの。
無理なく学べるようなら着手することも検討に入れてみて下さいね。
ご精読ありがとうございましたっ。
ではではー!!