本業は清掃業・夢は専業小説家・趣味はベーシスト
エレキベース
PR

【解説】ジャズベース60年代と70年代の違いは? | 木材 ポジションマーク ピックアップ

ましゅ / MaSu GAR
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

この記事を書いた人

名前 / Name  
ましゅ / MaSu GAR 

職業 / Occupation
清掃業、ブロガー(Web小説家&ベーシスト)

実績 / Achievements
Web小説家として7年目。ベーシストとして16年目。自己表現をテーマに様々な活動をしています。知識欲が旺盛です。

スポンサーリンク

ジャズベースには60年代と70年代がある

ジャズベースの歴史を作ったFenderには60年代70年代という棲み分け的特徴があります。

60年代を再現(リイシュー)したベースとしては、

【Fender USA / American Vintage II 1966 Jazz Bass】

created by Rinker
¥396,000 (2025/03/06 21:07:13時点 楽天市場調べ-詳細)

Fenderの1966年製をモチーフにして製造したジャズベースがありますよね。

対して、70年代を再現したベースだと、

【Fender / Made in Japan Traditional 70s Jazz Bass】

ナチュラルカラーが極めて映える日本製のFenderが現行品でしょうか。

画像を見て貰うと分かるように外観から結構違いがあるのです。

・木材の傾向

・ポシションマーク

・リアピックアップの位置

こうした違いから「音の違い」も少なからずあるもの。

是非、本記事を参考にしてみて下さいね。

60年代の特徴

60年代のジャズベースの特徴として木材の傾向が挙げられます。

具体的には、

・アルダーボディ

・メイプルネック

・ローズウッド指板

この現代でも定番と言われる木材の組み合わせが60年代の特徴です。

また、ポジションマークの違いもあります。

60年代のジャズベース、あるいは、60年代風のジャズベースはドットインレイです。

白い丸の部分がドットインレイですね。

ピックアップの位置は世間で言われている基準の位置です。

世の中の大半の基準が60年代の位置を軸にしている。

そんな世間の基準とも言える木材・ピックアップから出る音の特徴は、

太く深みのある音

ましゅ
ましゅ

こんな感じかと思います。

ちなみに、

上記の1本は1966年製のFender Jazz Bass(ヴィンテージ)です。

イケベ楽器での売価は脅威の1980000円

ヤバいですよね 笑

この年代のヴィンテージはお値段がぶっ飛んでいるというのも特徴の1つかと。

参考までにどうぞ。

70年代の特徴

70年代のジャズベースにも木材に特徴が挙げられます。

具体的に言うと、

・アッシュボディ(アルダー材の個体もアリ)

・メイプルネック

・メイプル指板(ローズ指板の個体もアリ)

こうした木材の組み合わせが使われ始めたのが70年代ですね。

ポジションマークも非常に特徴的。

70年代のジャズベースを印象づけるブロックインレイの登場です。

個人的にこのブロックインレイが最高にクールでカッコいい。

また、バインディングというネックの縁飾りも付いています(保護の意味もありますね)

コレも印象的ですね。

そして、音の要とも言えるピックアップですが、

リアピックアップがブリッジ寄りに1センチほど近付いている

コレが本当に70年代を象徴する最大の要因かと思います。

リアが後ろ側に寄るということで、

バキッとした硬い音がする

ましゅ
ましゅ

という特徴がありますね。

個人的に70年代のジャズベースはスラップと特に相性が良いと思っています。

マーカス・ミラーがFenderの70年代のジャズベースを愛用している。

この印象も特に強いでしょうか。

キレが良くて抜けが良い。

そんなベースが欲しい方は70年代を選ぶと良いでしょう。

ちなみに、

上記の1本は1978年製のFender Jazz Bass(ヴィンテージ)です。

イケベ楽器で売価440000円

ヴィンテージにしてはまだ安価なのが70年代の特徴ですね(十分にお高いけど!笑)

もちろん今後の経年によって価格は上昇していくことでしょう。

価格の参考にしてみて下さいね。

あわせて読みたい
【BASS】全ベーシストに告ぐ! | ベーシストの沼へようこそ!!
【BASS】全ベーシストに告ぐ! | ベーシストの沼へようこそ!!

まとめ

いかがでしょうか?

今回は「ジャズベースの60年代と70年代の違い」をテーマに記事を書いてみました。

60年代は、

・アルダーボディ+メイプルネック+ローズウッド指板

・ドットインレイ

・ピックアップの位置の基準になっている

70年代は、

・アッシュボディ+メイプルネック+メイプル指板 / 60年代スタイルも混在

・ブロックインレイ

・ピックアップのリア側がブリッジ側に1センチほど寄っている

こういった違いがあります。

60年代は深みのある太い音。

70年代はバキッとした抜けの良い硬い音。

こうした傾向がある――という点を覚えておいて貰えると良いでしょう。

1つの意見として参考にしてみて下さいね。

ご精読ありがとうございましたっ。

ではではー!!

スポンサーリンク
ABOUT ME
MaSu GAR
MaSu GAR
小説家&ベーシスト
Web小説家歴7年。ベーシスト歴16年。近年は本腰を入れてコンテストや公募に挑戦中。ソロベーシストとしてYouTubeでも活動している。『継続力』こそが最大の強み。
記事URLをコピーしました