【2024年版】ベースの初心者に必要なものは? | 結論:ベースとシールドとインターフェイス(+α)でOK!

自宅でベースを楽しむなら4万円程度でOK
結論をバサッと言ってしまうと、
・エレキベース本体(30000円~)
・シールド(700円~)
・オーディオインターフェイス(6000円~)
・チューナー(スマホの無料アプリ or 1500円前後の機材)
・ヘッドホン(2000円~)
コレがベースを始める方にとって最小のコストになるでしょう。
お値段にして合計で4万円台と言ったところでしょうか?
決して安くはないものの楽器という高いハードルにしては安価な方だと思います。
あれ……。ベースアンプは??

と、気になる方もいるでしょう。
大丈夫です。
僕はベーシストとして長いキャリアですがアンプを自宅で保有していません

現代は技術が随分と発達しています。
アンプを用いずともベースを十分に楽しめますよ。
・パソコン(あるいはスマホ)で音を拾って
・パソコンで音源を流して
・その2つを同時に再生して演奏を楽しむ
ここで重要な役目を果たすのがオーディオインターフェイスという訳です。
今回の記事では難しい知識は扱わずに、
各機材の説明とオススメの機材をご紹介

という内容でお話していこうと思います。
是非、参考にして下さいね。
では、本編へどうぞっ!
エレキベース本体
コレがないと始まりませんよね。
僕が思うオススメのエレキベースのメーカーとして、
・Bacchus
・Ibanez
・YAMAHA
が候補になります。
・販売が国内のメーカーである
・エントリーモデルが2~3万円前後
・信頼度が高い
という理由ですね。
中でも僕はBacchus推しなので
【Bacchus / BJB-RSM/M】
3万円以下という条件なら↑をオススメします。
ハイコストパフォーマンスな機材で初心者の方にも良い楽器になるでしょう。
ジャズベースというネックが細身で音の汎用性が高いのもポイント。
初心者の方にはジャズベが1番に良いと思いますよ。
ちなみに、
【YAMAHA / TRBX304】
【Ibanez / SR300E】
ジャズベタイプではありませんがYAMAHAやIbanezも良い製品です。
ご参考までにどうぞ。
シールド
シールドとは簡単に言えば「ベースと機材を繋ぐケーブル」ですね。
今回の場合で言うと、
ベース → シールド → オーディオインターフェイス → USBケーブル → PC
という繋ぎ方をします。
シールドは流石に必要不可欠ですね。
ここに関しては最安値を求める場合に「サウンドハウス」を活用することになるでしょう。
CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) GIC030 楽器用ケーブル(シールド)/BLACK | サウンドハウス (soundhouse.co.jp)
コチラ↑が3mのシールドで恐らく市場で最安値(2024/05/02時点で700円)だと思います。
僕の個人的な意見としては、
【CANARE / G03】
↑のカナレを気に入って使っていますが初心者の方には安い方が手に取りやすいでしょう。
お財布とご予算に合わせた選択をしてみて下さいね。
オーディオインターフェイス
自宅でベースを楽しむために欠かせない機材ですね。
オーディオインターフェイスの役目としては、
マイクや楽器からの音をPCに送るための装置

と言えましょう。
コレがないとPCでベースの音が鳴らせません。
ここは機材の値段がピンキリで、良いものは10万円越えということもザラにあり得ます。
音質を左右する機材ですからね。
とは言え初心者の方に手に取りやすい機材もあります。
【M-AUDIO / M-Track Solo】
↑の機材が現状で扱うに足る最安値の機材かな~っと思いますね。
海外の製品なので初期設定に手こずる可能性こそありますが設定さえ出来れば後は繋ぐだけで大丈夫。
【おすすめ】コスパが高い! オーディオインターフェイス 5選 | 弾いてみた(DTM)で使える安いモデル
もっと突き詰めた内容は↑の記事も参考にしてみて下さい。
なお、
音を出すとは言っても実際に部屋の中に音を出せる訳ではない

ここは注意して下さい。
とは言っても自宅で音を出してベースの練習ができる環境などは限られているでしょう。
基本的には、
オーディオインターフェイスを通じてヘッドホンから音を出す

という練習法になるはずです。
PC側で楽曲を再生すればベースの音と同時に奏でることもOK。
楽曲のコピーがはかどると思いますよ。
チューナー
ベースの音を調律するのに必要な機材です。
1弦:G
2弦:D
3弦:A
4弦:E
コレが基本的な「レギュラーチューニング」と呼ばれるもの。
ここに合わせるためにチューナーが必要なんですね。
そして近代は技術が発達した――無料でチューナーが手に入る時代です。
スマートフォンなどでアプリを検索すればチューナーのアプリは手に入るでしょう。
「ギターチューナー:ウクレレ&ベース&ギタレレ対応」をApp Storeで (apple.com)
僕が調べた限りでは↑のアプリが良さそうでした。
他にも色々とあるみたいなので是非ご自分に合ったものを選んでみて下さい。
あるいは、
【KORG / GA-2】
↑のような実機のチューナーもあります。
定番のKORGですね。
僕も前機種であるGA-1を所持していますが使い勝手は良いですよ。
お好きな方を選んでみて下さいな。
ヘッドホン
ヘッドホンは言うまでもなく音を聴くための機材ですね。
良いお値段がするものほど音質にこだわっているのは当然のこと――。
ですが最初は安いヘッドホンでも全然大丈夫だと思います。
【Audio-Technica / ATH-EP100】
僕が動画鑑賞用に持っている機材ですが普通に使えるレベルです。
【AKG / K240 STUDIO-Y3】
実際の演奏や編集ではコチラ↑のモニターヘッドホンを使っていますね。
ご自分で6.3mmプラグ対応のヘッドホンをお持ちの方はそれを使って頂いてOKです。
【Audio-Technica / AT3C1S】
サイズとしては↑のようなプラグですね。
お持ちの場合は流用できるのでコストカットが可能でしょう。
ご都合によって機材は調節してみて下さいな。
番外編:ベース用マルチエフェクター
上記の機材でベース自体は普通に楽しめる範囲です。
その上で、
音を変えて楽しむ!(音質に変化を加える)

という場合にはベース用マルチエフェクターがオススメです。
僕のイチオシは定番のZOOM B1 FOURでしょうか。
【ZOOM / B1 FOUR】
予算は少し上がってしまいますがソレ相応の価値は十二分にありますよ。
・60個のエフェクターと9個のアンプモデリングが搭載
・リズムマシン搭載
・チューナー機能が内蔵
他にもここに書き切れないような多機能を持っています。
コンプレッサーやプリアンプなどもしっかり搭載されていますよ。
プロの音作り解説動画もYouTube上で投稿されています。
【ZOOM B1 four】俺ならこう使う!1万円以下で買えるB1 fourだけで音作りしてみた! (youtube.com)
楽しむ際の参考にしてみて下さいね。
(ベース → シールド → エフェクター → シールド → インターフェースという接続になるのでシールドが1本追加になります)

どうやって機材を扱うのか?
これに関しては別記事の方で既に解説してあります。
内容こそ「弾いてみた動画の作成」ということになっていますが基本的な技術は変わりません。
自宅での練習に応用可能です。

コチラの記事の『接続の例(写真付き)』で分かりやすく接続例を示しています。
是非、参考にして貰えたら嬉しいです。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は「ベースに必要なものは4万円台で揃う!」をテーマに記事を書きました。
決して趣味の導入としては「安い!」とは言いがたいかも知れません。
ですが、楽器を趣味として始めるに当たって最大限にハードルを下げたつもりです。
学生さんがバイトをして購入する――お小遣いを貯めて買うなども不可能ではない範囲でしょう。
実際に僕も高校時代に入門用のベースを買ったものです。
今となっては懐かしいですね。
そういった知識の集大成を役に立てて貰えたら嬉しいです。
ご精読ありがとうございましたっ。
ではではー!!