【紹介】Atelier Z Beta4 | M#245との違い

Atelier Zとは?
1989年に誕生した国産の楽器ブランドです。
フラッグシップモデルとして「M#245」が人気を博していますよね。
Atelier Z(アトリエ ズィー)は青木智仁さんやkenkenさんなど有名なベーシストとのコラボレーションを重ねて多くのモデルを展開してきました。
今回ご紹介したいのは「M#245」の兄弟機とも言える「Beta4」
一見すると同じ1本に見えてしまう本機。
いったい何処が違うのか?
ご紹介していこうと思います。
注意 / 当記事では旧式個体をご紹介しています
2025/09/11 追記
▼Beta4 リニューアル!!▼
AtelierZ — AtelierZ guitar works(公式サイト / リニューアル後)
本記事でご紹介しているBeta4(データや内容)は当時の旧式個体のものになっています。
実は、Beta4は今年(2025年3月)にスペックを刷新して新登場しているのです。
今や市場には旧式個体のBeta4が完全に姿を消している――。
登場したBeta4のスペック等を見ても『別モノ』と言って良いでしょう。
リニューアル後の内容に関しては振り切った方向性もあって個人的には好感触でしたよ。
新個体の解説については以下の記事も覗いて見て下さいね。

Atelier Z Beta4
端的にBeta4という楽器の特徴を述べると、
「M#のサウンドを24フレット仕様で表現しよう!!」
この一言に尽きるかと思います。
(旧式個体はSOLD OUTm(_ _)m / 上記の個体はリニューアル後のBeta4です)
基本的なスペックとして――
- ボディ材は2ピースのアッシュ
- ネック材はメイプル
- 指板材はメイプル&ブロックインレイ
このことからも分かる通りに本当にM#245とこの段階では同じなのです。
明確な違いは24フレットであること。
なので兄弟機と言っても過言ではないですよね。

M#245との違い / 注意点
一部の例として、搭載しているプリアンプの内容が違います。
M#245には、
Bartolini XTCT+Spectrum Boost
コレが搭載されています。
こちらは2バンドEQ(BASS & TREBLE)ですね。
対してBeta4の方には、
Atelier Z EQ-M
というオリジナルプリアンプが搭載されていることがあります。
こちらは3バンドEQ(BASS & MID & TREBLE)ですね。
音作りの幅は広いのですが、当然、プリアンプが違えば音の違いもあって――。
(ドンシャリ感が抑えめという意見もあるようです)
ここは好みの問題でしょう。
なお、個体によってはBartolini XTCT+Spectrum Boostが搭載されているBeta4もあるようですよ。
購入する際にはよくスペックを確認してから選ぶと良いでしょう。
Atelier Zの個体はカスタム要素が本当に豊富ですからね。
検討の際には混乱のないようにご注意下さい。
是非、参考にして下さいね。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は「Atelier Z Beta 4」を記事でご紹介してみました。
M#245とBeta4の違いとして、
- フレット数が20フレット(M#245)と24フレット(Beta4)で違う
- 内蔵のプリアンプが異なる場合がある
こういった結論でした。
僕も「Beta4ってなにが違うんだ……??」というところから今回の記事を作るきっかけを頂きました。
こうやって学びの幅を広げていくのは大事なことだな~っと。
そんな感想を抱いた次第です。
世の中の楽器業界は本当に奥が深い――。
参考にして貰えたら幸いです。
ご精読ありがとうございましたっ。
ではではー!!