【解説】StingRayの現代を走る最先端のモデル | MUSIC MAN StingRay 4 Special 1H
MUSIC MANの代表すべきフラッグシップモデル
StingRayと言えば名だたるベーシストを虜にした名機として有名ですよね。
The Brothers Johnsonのルイス・ジョンソンはスティングレイの代表格。
Red Hot Chili Peppersのフリーも初期に愛用していましたね。
Rage Against The Machineのティム・コマーフォードも使用していました。
ベーシストで(メインベースかは置いておいて)StingRayが嫌いという方は少ないと思いますよ。
僕にとってもStingRayは憧れの1本として今も昔も変わりません
StingRayには「器用」という言葉が欠片もありません。
無骨に「StingRayの音」だけを奏でる一本気がとても好感が持てます。
(逆に言うと「ソレ以外の選択肢がない」という点がStingRayのメリット&デメリットです)
そんなStingRayの現行品――フラッグシップモデルと言っても良いでしょう。
MUSIC MAN StingRay 4 Special 1Hです。
プレ・アーニー期(1976年~1984年頃)の仕様とは違いがあったりしますよ。
解説していきますね。
スペック / MUSIC MAN StingRay 4 Special 1H
プレ・アーニー期と呼ばれるヴィンテージのStingRayは2BandEQとネックが3点止めという特徴がありました。
この点がズバッと最新機種は改変されていますね。
【MUSIC MAN StingRay 4 Special 1H】
StingRay Specialは3BandEQ(4ノブ)が特徴となっています。
ネックは一時期6点止めだった頃もありますが現行では5点止めです。
搭載しているプリアンプも18Vというパワフルな仕様ですね。
幅の少ないStingRayの中でもミドルのコントロールやパワーを増すことで個性をより強く持っていると言ったところでしょう。
流石は最新鋭のStingRay(現代版)ですね。
ボディ材はセレクトハードウッドと表記されていますが木目などからアッシュ材だと思います。
一般的にStingRayのボディ材はアッシュが基本ですからね。
(あるいは指板と同様に個体によって材を使い分けている可能性もありますが)
ネック材に関してはローステッドメイプルを使用しています。
こうした点からも現代的(トレンド)な要素が見て取れますよね。
指板材は個体によってメイプル、ローズウッド、エボニーと選択肢があります。
総じて、
現代の音楽のニーズに合わせてパワーアップさせた
という印象が強いStingRay Specialですね。
突き抜ける個性は今の時代でも十二分に通用する魅力だと思いますよ。
選択肢としては魅力的です。
Retro 70sと仕様を比較してみよう
StingRayにはSpecialの他に70年代(プレ・アーニー期)を再現したモデルがあります。
ソレがコチラ。
【MUSIC MAN Retro ‘70s StingRay Vintage Sunburst】
古きStingRayと今のStingRayを比較するには十分な1本ですよね。
【MUSIC MAN StingRay 4 Special 1H】
この両機のスペックを持ってきて比較をしてみました。
表も作成してみましたよ。
こんな感じです!!
MUSIC MAN StingRay 4 Special 1H | MUSIC MAN Retro ‘70s StingRay Vintage Sunburst |
---|---|
市場価格:450000円~ | 市場価格:598000円~ |
ボディ材:セレクトハードウッド | ボディ材:アッシュ |
ネック材:ローステッドメイプル | ネック材:メイプル |
指板材:メイプル or ローズウッド or エボニー | 指板材:メイプル |
ナット幅:42.86 mm | ナット幅:42.86 mm |
Pickups:Standard – Single Humbucking with Neodymium magnets; Optional – Dual Humbucking with Neodymium magnets | Pickups : Vintage style alnico humbucking pickup with long alnico 5 magnets and wound with original single poly-nylon wire. |
Controls:3-band active preamp with 18 volts of headroom; vol, treble, mid, bass | Controls:Volume, treble and bass(2-band active preamp) |
こうして俯瞰して見るとお値段は置いておいてピックアップとプリアンプが顕著に違いますよね。
Specialの方がネオジウムマグネットのハムバッキングピックアップ。
Retroの方はアルニコのハムバッキングピックアップ。
プリアンプもSpecialの方は3BandEQでRetroの方は2BandEQです。
古き時代をリイシューしたRetroは当然ながらレトロな設計になっていますよね。
Specialは現代版のStingRayらしい近代の技術の粋を集めて作ったような印象です。
こうして考えると面白いかと。
プレ・アーニー期を求めて止まないベーシストにとってはRetro一択でしょうし。
最新鋭の技術を求めるStingRayユーザーにとってはSpecialが魅力に映るでしょう。
どちらも甲乙付けがたい(付けるべきではない)双方の魅力がある。
素晴らしいなと思います。
どちらを選んでも最高級のStingRayなのは間違いないです。
是非、参考にしてみて下さいね。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は「MUSIC MAN StingRay 4 Special 1H」をテーマに記事を書いてみました。
3BandEQ+18Vプリアンプ+ネオジウムマグネットピックアップという最新鋭。
ザ・個性の極致とでも言うべきStingRayのフラッグシップモデル。
最高の1本に違いはありません。
ベース選びの参考にしてみて下さいね。
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ご精読ありがとうございましたっ。
ではではー!!