【解説】小説(執筆)のモチベーション維持の方法 | インプット&アウトプット
小説を書くのが楽しくない
小説を書き出す一歩目が異様に重い。
こうした気持ちになった経験はありませんか?
僕は小説をWeb小説で掲載して6年目、小説の執筆はもっと長いですが、
未だに執筆のモチベーションと戦う時は多い
コレは事実としてあります。
嫌なら書かなければ良いのでは??
と、そう思った方もいらっしゃるでしょうか?
その感想は実は正しいです。
モチベーションが低下している時は一旦手を止めてみる。
コレも1つの方法として正解ではあるのです。
そうは言っても、
手を止めた結果として小説を書く意味を見失った
という結論に至ってしまう可能性もゼロではありません。
では、手を止める以外にモチベーションを保つにはどうするべきか??
執筆は止めず読書の時間を増やしてみてはいかがでしょうか??
僕なりに持っているこの方法を今回はシェアしていこうと思います。
是非、参考にしてみて下さいね。
執筆は続けつつ他の作品に触れてみる
コレが僕は1番に良い方法だと思っています。
個人的な方法としては以下の通り。
・3時間の執筆を1時間程度に減らす
・空いた2時間を他作品の読書に充てる
・インプットとアウトプットの両立
こんな感じですね。
多くの小説作家の方々は兼業という方が一般的かな~っと僕は思っています。
本業をしつつ小説を書いている――。
そうした切羽詰まった中で時間を確保するのはとっても大変です。
・切り詰められた時間の中を過ごす
・義務的な執筆
・余裕がない日々
こうした日々の連続を過ごしているとモチベーションが低下したりもしますよね。
(投稿している小説が既に軌道に乗っているなら話は別なのですが)
小説は淡々と書いていれば良い(成果が出る)という訳ではありません。
ビジネス的な観点で小説を見る必要もある。
どんな小説が自分の書いている界隈でウケる小説なのか??
リサーチの必要もありますよね。
なので、
読書の時間を持つ(流行の作品に触れる)
という時間はとても大事だと思いますね。
純粋に読書として楽しみつつ分析をしてみるのが良いでしょう。
・その小説は面白いのか?
・どうしてその小説は面白いのか??
・ウケる小説の理由はなに?
こうしたインプットを自分の執筆――アウトプットに活かすのが大事です。
大前提として読書の時間は無駄ではありません。
文法、単語、用法、言い回しの巧妙さ、etc…
こういった点は確実に読書の中で育まれるもの。
なので、
小説を書き続けるのが大変で辛くて~……。
という方に向けた僕なりの回答としては
書く一辺倒にならず読書の時間も持ってみましょう!!
こんな感じになると思います。
参考にしてみて下さいね。
インプットの無意識な利用にご注意を
他の方の作品に触れる――という意味でも読書の時間はとっても大切です。
ですが、唯一の注意点として「無意識的なインプットの流用」にはご注意下さい。
誤解を恐れずに言うなら、
パクリと言われないように細心の注意を払って下さい
ということです。
言うまでもないですが、意図的に作品を盗用・流用するのは問答無用でギルティです。
当然ですよね。
しかし、僕がここでお伝えしたいのは「無意識に似てしまった」という現象のこと。
いやぁ、あるんですよね~……。
実際に僕も、
・ネタ帳
・プロット
・キャラシート
・ストーリー
・いざ、執筆←(ココ!)
この段階に来て初めて既読作に極めて類似しているという事実に気付いたことがあります。
意図的では断じてないです。
ストーリーやキャラを全体的に俯瞰した時に、
アレ、85%くらいあの作品じゃない??
となって作品をボツにした例が何個もあります。
僕は企画段階で気付いてハジいているのでまだ良い方です。
実際に気付かず世に出してしまったら――そう思うとゾッとしますよね。
実体験も含めて本当にこの点にはご注意下さい。
ちょっとくらいは大丈夫かな~??
は、大抵の場合においてNGです。
そのくらいの気持ちでご自分の作品についてはシビアに捉えてみて下さいね。
快適で穏やかな創作ライフを送れるように僕も願っています。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は「小説(執筆)でモチベーションを保つ方法」をテーマに記事を書いてみました。
端的に言えば、
・自作を書く時間を縮小してみる
・他作を読んでみる
・インプット&アウトプット
という結論ですね。
その上で「他作の無意識的な利用にご注意を」という点についても記してみました。
ネタを練っている内に「あれ??」と思うこともあるでしょう。
こういう時には「似ていないかな?」という点について考えてみて下さい。
大事な確認作業ですからね。
そうした上でインプット&アウトプットを上手く活用してモチベーション維持に努めてみて下さいな。
必ず創作の役に立つと思いますよ。
ご精読ありがとうございましたっ。
ではではー!!