【紹介】小説家になろう 堂々の完結済み 5選 | 名作 おすすめ

引き際(〆)がメチャクチャ難しい
Web小説ではしっかりとした(納得の行く)完結をしている方が珍しいと思います。
レアケースである。
こう言い切っても間違いではないでしょう。
Web小説の最大手である『小説家になろう』でも同様のことが言えると思いますよ。
僕の体感でも「綺麗な完結をキチッと迎えた」という作品は5%にも届きません。
(そもそも完結するというケース自体がレアと言いますか)
なので、
僕が知っている「ちゃんと完結した!!」という作品をご紹介しよう
こういったテーマで記事を書いてみようと思います。
是非、参考にしてみて下さいね。
では、本編へどうぞ~っ。
剣聖の幼馴染がパワハラで俺につらく当たるので、絶縁して辺境で魔剣士として出直すことにした。
個人的に「綺麗に話がまとまっているな」っと思った作品です。
剣聖の幼馴染がパワハラで俺につらく当たるので、絶縁して辺境で魔剣士として出直すことにした。(WEB版)
Web小説のトレンドらしいテンプレ系を上手く活用している印象ですね。
始点と終点がしっかりしていると言いますか。
① 主人公が幼馴染みからパワハラを受ける
② 主人公が愛想を尽かして失踪する
③ 失踪先でヒロインと出会う
④ 主人公には隠れた才能があって……!?
こういった王道の展開を駆使しつつ伏線もしっかり張ってあるなーっと。
具体的には「アビスウォーカー」という存在が序盤に登場しているという点。
早い段階で敵対勢力が明確になっていることで読み進める手も自然と早くなりますし。
コレが後の展開を左右するキーワードとなっている等々。
プロット部分がしっかり練られている。
こういった部分が個人的には好印象でした。
創造錬金術師は自由を謳歌する -故郷を追放されたら、魔王のお膝元で超絶効果のマジックアイテム作り放題になりました-
テンプレ系のお決まりを上手く扱ってちゃんと走りきった名作です。
創造錬金術師は自由を謳歌する -故郷を追放されたら、魔王のお膝元で超絶効果のマジックアイテム作り放題になりました-
具体的には、
① 役立たずとして帝国から追放される
② 追放先の魔王領で錬金術の才能が覚醒
③ 魔王領は発展 / 帝国は凋落(傾向)
こういった追放→追放先が発展(追放元は凋落)という王道をバチッと押さえています。
割とこういった感じで走り出した作品は完結までこぎ着けないケースが多いのですが。
本作は納得の行く形で完結しています。
書籍版も持っていますが微妙に違う展開が随所に入っていて面白いですよ。
Web版&書籍版双方共に完結済みというもの。
コミカライズに関しては現在も刊行中ですね。
何処から入っても面白いのでおすすめですよ。
転生したらスライムだった件
コレに関しては言うまでもないですね――スーパー規模な超名作です。
ウルトラビッグネームな本作ですが「Web版も相当な規模で完結している」という意味で僕は強く尊敬をしています。
こういった「Web版から成功して人気が出た」というパターンでよく見かける展開が、
Web版の更新停止(及び更新頻度が1年に1回程度になる)
コレが残念なことに本当に珍しくない。
(ビジネスなので仕方のない話だとは思うのですが)
その点で転スラはバッチリ200万文字まで掲載して堂々の完結ですからね。
いやぁ、本当に凄い。
内容に関しても、
① テンプレ系の死亡→転生(スライム化)
② メチャ強いスライムの無双劇
③ 勢力図すら変えていく覇王道
こういった感じで安心感が段違いです(シリアス展開もリムル様なら突破するし)
若い世代からライトノベルが好きな大人まで安心して楽しめる。
不朽の名作だと思います。
うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない 。
非テンプレ系で本当に数少ない「完結まで行った(書籍化やアニメ化も)」という名作。
うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない 。
僕はライトノベル版の方を所有していますが、
「いやぁ、素晴らしい」
書籍版という点もありますが総じて文章が上手いという点があります。
(小中学生の頃に熱心に読み続けていたファンタジー小説をなぜかふと思い出しました)
しっかり情景や情報が頭に浮かぶ――という強みを持っている印象でしょうか。
一般文芸的なライトノベルに近いワクワク感を僕は本作に感じています。

テンプレ系の持つ安心感も魅力なのですがこっちの魅力も捨てがたい。
未知に対する好奇心ってヤツですよね。
① 冒険者の主人公と幼女の出会い
② 幼女を育てると誓う冒険者
③ 冒険者の正体は……?? / 幼女(少女)の正体は……??
思い入れが強い作品で今も手元に持ち続けています。
素晴らしい名作ですよ。
ミスリル令嬢と笑わない魔法使い
女性向けのテンプレ系(転生モノ)な作品ですね。
僕は割と女性向けも男性向けも両方好んで読むタイプなのでメチャ楽しめる1作。
転生モノではあるものの割と転生は入口程度の味付けな感じかと。
① 転生者の記憶や感覚を持つ主人公
② 転生、婚約破棄、不遇のフルコース
③ ミスリルの名に相応しい心と身体の強さ
文章量も30万文字でしっかり完結しているので読みやすいかと思います。
ストーリーの流れが明瞭なので分かりやすいですし。
こういった魅力も素晴らしいですよね。
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まとめ
いかがでしょうか?
今回は「小説家になろう 堂々の完結済み」というテーマで5つの作品を選出してみました。
数少ない完結の作品たちの中からバッチリと無理なく〆を迎えた名作たち。
難しい候補の中から頑張って選んでみましたよ。
お気に入りとなる1作を見つけて貰えたら僕も嬉しく思います。
ご精読ありがとうございましたっ。
ではではー!!