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【実録】Web小説投稿サイトで一般文芸を投稿するとどうなる? | 結論:中々に厳しい現実

ましゅ / MaSu GAR
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この記事を書いた人

名前 / Name  
ましゅ / MaSu GAR 

職業 / Occupation
清掃業、ブロガー(Web小説家&ベーシスト)

実績 / Achievements
Web小説家として7年目。ベーシストとして16年目。自己表現をテーマに様々な活動をしています。知識欲が旺盛です。

僕はテンプレ系を書くのが苦手です

いや、テンプレ系を読むのは好きなのですけどね 笑

分析も山ほどしているので知識もスキルも持っています。

が、自分で書く方になると

向いていない / 僕の創作の欲求は別に在る

という感じにどうしてもなってしまうのです。

人の心を書き記したい。

キャラとストーリーを通じて僕の世界観を表現したい。

人と同じことができない。

そういった諸々の理由から一般文芸純文学の側に寄っている形です。

(個人的な理想の極致はラノベ×一般文芸の古きスタイルなのですが)

そんな訳で僕は、

Web小説投稿サイトでWeb小説作家として一般文芸を投稿してきた

という異色の経歴を持っています。

結論からズバッと言うと、

Web小説投稿サイトで一般文芸を投稿するのは茨の道が過ぎる

コレは肝に銘じていて欲しいなと思いますよ。

詳しく解説をしていきますね。

本編へどうぞ~っ。

実際はどんな小説を書いていた??

今は一般文芸の公募に向けた大幅な改稿や改題をする都合で多くの作品を取り下げています。

ただ、内容に関しては述べても良いでしょう。

具体的に言うと、

・元ヤンが暴力性を隠しながら生きる中で現代社会への苦悩や葛藤を描く

・破天荒なお悩み相談を行う主人公の物語

・洗脳に近い本能を持った天使(殺戮衝動持ち)の壮絶な半生

どう考えてもWeb小説のトレンド(テンプレ系)とは一線を画していますよね 笑

ついでに言うと、

僕の作品は例外なく社会風刺的な側面を持っている

コレは事実かな~っと思いますよ。

そんな作品の数々をWeb小説投稿サイトで5年以上に渡って掲載を続けてきました。

振り返ってみて、

「辛かったな~……」

という気持ちが大半を占めています。

経験としては決して無駄ではなかった。

コレは事実です。

そうは言っても素直な気持ちとして「辛かった」という感想が勝ります。

成果は皆無と言って良い

僕の場合は基本的に小説家になろうで小説を投稿していました。

端的にズバッと成果を述べるならこんな感じですね。

① 感想は0件

② ブックマークは1~10件程度(基本は1、2件)

③ 評価は0~36点

コレでモチベーションの維持をするのは無理と言っても良いでしょう。

僕も可能な限りで手段は講じました。

・作品の質を上げる

・SNSを活用する

・毎日投稿をする

でも、その努力に見合うだけのリターンは得られませんでした。

(今思うと作品の質に関しては「導入をミスってたかな……??」とは思いますね)

【解説】小説は導入が要である | 最初のエピソードで読者を引き込もう

僕の努力の方向性の是非は置いておいて、

まったくと言って良いほどに成果が反映されない

という現実には明確な理由があるのです。

ソレは、

Web小説投稿サイトは求められる作品のジャンルが決まっている

テンプレ系(異世界・ハイファンタジー・トレンドジャンル)を押さえていないとWeb小説としての成功は不可能でしょう。

小説家になろうというサイトにはライトトレンド系の小説を求める読者が集まっている。

異世界転移・異世界転生・異世界召喚・追放モノ・ゲーム内転生(転移)・悪役令嬢。

コレに該当しない作品は需要が極端に低いです。

文芸で投稿している作品の中で成功している作品もない訳ではありません。

ありませんが、成功している作品の多くは異世界転生系やテンプレ系が盛り込まれたもの。

僕の中では「実質はテンプレ系」という表現ができますね。

こういった意味で、

Web小説の界隈で一般文芸の道を貫くのは相当の覚悟が必要

僕はそう思っています。

壁に独り言を呟いて返答が来ない現状を待っている――。

僕はそんな感情を抱いていましたね。

いやぁ、辛かった……笑

一般文芸を書き続けたい / どうすべきか?

プロの作家を目指すという意味では公募が良いかなと僕は思うのです。

純文学、一般文芸、SF、ミステリー、ホラー、etc…

選択肢はジャンルの数だけ存在しますからね。

ただし、

プロになりたい気持ち(成功) / 自分の作品を世に出したい気持ち(公開)

この両方を持っている時って公募必ずしも良いとは言えないのです。

僕もそうですが、

受賞できない限りは永遠に作品が世に出せない

公開されることもないままずっと作品が眠る結果にも繋がりかねません。

Webで公開しようにも現状の大手投稿サイトでは一般文芸がウケません。

どうするべきか――。

選択肢として、

こんな感じのサイトもありますね。

僕も知らなかったのですが、

① 2020年3月末頃にスタートしたサービス

② 一般文芸中心の投稿サイト

③ プロもアマも垣根なく活躍することを目指す

という面白い特色を持つサイトです。

ご自分の創作に適したサービスを利用してみましょう。

ニーズが集まっている場所で力を振るう方がよっぽど建設的だと言えますよ。

参考にしてみて下さいね。

まとめ

いかがでしょうか?

今回は「Web小説投稿サイトで一般文芸を投稿するとどうなる?」というテーマで記事を書いてみました。

決して成功の可能性が0の訳ではありません――が、大手のトレンド系が大流行しているサイトでは不可能に近いかと。

一般文芸に特化したサイトで活動をするか。

公募で芽が出るまで頑張り続けるか。

トレンド系のニーズに合わせて自分の小説を変えていくか。

手段は色々あると思いますよ。

何も考えずに「いつか成功する」という努力は危険かも。

失敗をした先駆者の意見として参考にしてみて下さい。

ご精読ありがとうございましたっ。

ではではー!!

ABOUT ME
MaSu GAR
MaSu GAR
小説家&ベーシスト
Web小説家歴7年。ベーシスト歴16年。近年は本腰を入れてコンテストや公募に挑戦中。ソロベーシストとしてYouTubeでも活動している。『継続力』こそが最大の強み。
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