【比較】オーディオインターフェイスで音は変わるのか? | 結論:味が変わります
オーディオインターフェイスは楽器のマイク役
オーディオインターフェイスとはベース(楽器)から見たマイクの役目を果たしています。
サクッと分かりやすく説明すると、
① 楽器が音を奏でる
② オーディオインターフェイスが音を受ける
③ 音をデータとして変換してPC上で扱える状態にする
という変換器という役目も担っていますね。
(歌声もマイクがないとデータとして残すのは無理なのと同じ原理です)
こうして説明をすると分かると思うのですが、
マイクの性能は音の性質を左右しますか??
ということなので、
当然ながら影響はありますよ!!
という回答になりますよね。
ですが、実際にどの程度の違いがあるかは実はとても分かりにくい。
・個人の好みによる部分もある
・聴く耳が何処を重点に置くか
・サラッと聴いても分かりにくい
こういう傾向がありますからね。
なので、
圧倒的な性能差(=年代差)を持っているオーディオインターフェイスなら??
という比較の趣旨で記事を作ってみようと思います。
インターフェイスを選ぶ時に迷っています……
そんな方は是非、本記事を参考にしてみて下さいね。
ではでは、本編へどうぞっ!!
TASCAMの旧製品と現代品を比較してみよう
今、僕の手元には2台のオーディオインターフェイスがあります。
1台目は、TASCAMが2009年に発売をした「US-100」という製品(懐かしいです)
僕が初めて購入したオーディオインターフェイスですね。
【TASCAM / US-100】
US-100 | USB オーディオインターフェース | TASCAM (日本)
16bit / 48kHz という現代では少し心許ない性能ですね。
しかし、当時は本ッ当にお世話になりましたよ。
つまみが全部取れちゃうくらいに経年劣化はしましたが大事にしています。
一方でもう1台、現在のオーディオインターフェイスのメイン機はどれか??
僕の場合は同じくTASCAMのUS-1x2HR(2021年製)ですね。
【TASCAM / US-2x2HR(マイクが2個のバージョン)】
US-1x2HR | 1MIC, 2IN/2OUT 192kHz対応多目的USBオーディオインターフェース | TASCAM (日本)
本機を選んだのも、
・同性能の価格帯の中で本機が安かった
・TASCAMに愛着がある / 旧機種も含めて
・フォルムがカッコイイ
という理由からです。
安い、使える、現代的という3拍子が揃っていたので「買い」でした。
24bit / 192kHz といういわゆるハイレゾに対応したオーディオインターフェイス。
個人的な演奏動画の作成に使う分には十分過ぎます。
音の比較はどんな感じか??
今回は比較に公平を期す為に、
① 使用するDAWソフトはAudacity(フリーソフト)
② 同じセッティングで音を弾く
③ 可能な限り同じレベル(音量)で録る
という点を意識しようと思います。
US-100がドライバーの関係でCubaseでは使えなかったのでAudacityで統一します。
その他は、人間の耳で合わせた形なのでどうしても違う部分は出て来てしまうはず。
そこはご容赦下さいね。
では、そんな感じで実際の比較動画を録ってみました。
僕が聴いた(弾いた)印象では、
・歪みの性質が違う / デジタル感の強調具合
・音の立体感(キレ)が違う
・音の厚み(低音)が違う
という印象を受けました。
ただ、
思った以上に差がない……?? / US-100でも十分なのか……??
正直に言って「アレ……??」となったのは事実です。
恐らくですが、
フリーソフトのAudacityでは性能を十全に発揮できていない
という可能性がありますね。
そんな訳で後半の部分には「US-1x2HR+Cubase LE」というセッティングで録り直してみました。
こうして見ると個人的には、
US-1x2HRの方が良い音がすると断言できる!!
という感想になりましたね。
インターフェイスが持つ性能を発揮するとやっぱり違いはあるかなと。
ただ、
① 中古価格3990円と新品17800円の差があるか??
② サッと聴いて違いが分かるか??
③ 一般のリスナーが気付くレベルか??
という観点で話をすると「差はないか……??」というレベルな訳ですよ。
ただし、
旧機種は現代の技術に対応ができない
コレは事実としてあります。
US-100はスマホに非対応ですしドライバーの都合で(僕の場合は)Cubaseでの使用ができませんでした。
こういった意味で、
買えるなら現代の機種を買っておいた方が安心安全です
こんな感じの結論に落ち着きました。
【おすすめ】コスパが高い! オーディオインターフェイス 5選 | 弾いてみた(DTM)で使える安いモデル
コチラの記事の方でも手に取りやすい価格の製品をご紹介しています。
【Steinberg / IXO12】
US-1x2HRと同性能程度ならIXO12がおすすめでしょうか。
Cubase AIという無償版のDAWソフトも付属してきますからね。
是非、参考にしてみて下さい。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は「オーディオインターフェイスで音は変わるのか?」というテーマで記事を書いてみました。
分かりきっていたことですが、
音は変わる!! / 性質(歪み・立体感・キレ)の味が変わる!!
という事実はあるものの「一般のリスナーに分かる程度ではない」という結論でした。
コレは検証してみて(何度も聴いていて)本当に意外でした。
ただし、技術力や対応力という点では不足感が否めません。
最新側の機種を選ぶことをおすすめしますよ。
参考にしてみて下さいね。
ご購入には以下のサイトがおすすめです。
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ご精読ありがとうございましたっ。
ではでは~!!