【解説】RAY4の上位機種! | Sterling by MUSIC MAN StingRay Classic RAY24CA
RAY24CA / StingRayのコスパモデル
以前にSterling by Musicman StingRay S.U.B. RAY4の方は記事にしてあります。
RAY4の方はどっちかと言うと
スティングレイに触れたい!!(サブ機 or 初心者向け)
という方に向けた楽器でした。
価格も60000円を下回る1本でしたからね。
ソレを考えると今回の1本は10万円ほど――ですが完成度は段違いに良いもの。
ご紹介するのはSterling by MUSIC MAN StingRay Classic RAY24CAです。
僕が本機の音を聴いた印象では
価格帯を考えても凄い完成度だな……!!
という感じ。
コレで10万円なら十分に費用対効果は高いと言えます。
個人的なイメージとしては
2BandEQ+38mmナット(ジャズベと同じネックの太さ)
という古き良きStingRayらしさと独自のプレイアビリティを持っているのは好感触。
RAY24CAはMMタイプの選択肢として有力候補でしょう。
(上位機種の方は3BandEQ+43mmナットになっています。こっちはこっちで抜群の良さを持つんですけどね)
どんなスペックか??
簡単にStingRay Classic RAY24CAのスペックを見てみましょうか。
ボディ材はナトー (OWH), マホガニー (TLB, BSC)と色によって違う材を使っています。
ネック材は安定のハードメイプル。
指板材はハードメイプル (OWH, BSC), ローズウッド (TLB)と色によって違いますね。
ナット幅は先述通りに38mm(一般的なジャズベと同様の幅)
使っている材は珍しいものではなく安価な材も混ぜ合わせてコスパの実現をしています。
個人的には材質や色合いも含めて↑のバタースコッチがめっちゃ好み。
プレアーニー期のヴィンテージ系StingRayにイメージが近いからですかね(私感含む)
2BandEQ(BASS / TREBLE)という点でも共通点がありますし。
買うならこっちの方かな~っと思います。
RAY4と仕様を比較してみよう
過去にご紹介したS.U.B. RAY4の方と価格や仕様を比較してみましょうか。
コチラがRAY4で
コチラがRAY24CAですね。
いつものように表を作成してみたのでご覧下さい。
こんな感じ。
Sterling by MUSIC MAN StingRay Classic RAY24CA | Sterling by Musicman StingRay S.U.B. RAY4 |
---|---|
市場価格:99000円~ | 市場価格:59800円~ |
ボディ材:ナトー or マホガニー | ボディ材:バスウッド(ソリッドハードウッド?) |
ネック材:ハードメイプル | ネック材:ハードメイプル |
指板材:ハードメイプル or ローズウッド | 指板材:ハードメイプル or ジャトバ |
ナット幅:38mm | ナット幅:38mm |
Pickups:H – 1 Ceramic Humbucker | Pickups:H – 1 Ceramic Humbucker |
Control:2-band Active Preamp | Control:2-band Active Preamp |
生産国:インドネシア | 生産国:インドネシア |
同じコスパモデルでも木材はRAY24CAの方は良い側の材を使っている印象。
また、表記上は同じ名前でも組み込みの精度や品質はRAY24CAの方が高いでしょう。
その分だけ価格に反映されていると言いますか――その差額は約4万円。
デカいですね。
趣味でStingRayが欲しいよ~という方はRAY4でも十分かと思います。
本格的なStingRayが欲しい――という方にはRAY24CAの方がおすすめです。
音を実際に聴き比べた僕としては
・激安だがパワー感(音圧)に若干の物足りなさは否めないRAY4
・ちょい高めでも全体の完成度が高いRAY24CA
どっちが良いのか――という議題かと思いますね。
特に
ローから全体にかけて音の密度が高い
という点はRAY24CAに明確な分があると言えましょう。
この部分に魅力を感じるかどうか――ソレが判断を分けるポイントでしょうか。
最終的な判断は使い手であるご自身の判断で良いでしょう。
是非、検討の参考にしてみて下さい。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は「Sterling by MUSIC MAN StingRay Classic RAY24CA」をテーマに記事を書いてみました。
より安価なRAY4と仕様を比較しつつRAY24CAの良さをピックアップしてみたつもりです。
10万円は決して安くない――ですがソレ相応の価値はしっかり発揮してくれる1本。
スティングレイらしい鳴りと安価なモデルにはないローから全体の音の強さ。
やっぱりお値段に比例する部分かな~っと思います。
(どうしても安価なモデルではパワー不足やローの薄さが出てしまうものなのです)
逆に言えばそこに魅力を感じなければRAY4で十分ということ。
どっちが良いかは個人の価値観で良いと思いますよ。
是非、ご自分に合う1本を見つけてみて下さいね。
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ご精読ありがとうございましたっ。
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