【解説】SterlingとStingRayはなにが違う? | 販売の会社は同じ
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SterlingとStingRayは同じ会社が提供している
Sterling by MUSICMANとERNIE BALL MUSICMAN(StingRay)は名前が似ているので混同しちゃいますよね。
コレについては、
・本家 / ERNIE BALL MUSICMAN
・廉価版 / Sterling by MUSICMAN
という解釈で良いと思います。
ブランド名が違うという訳ですね。
そうは言っても、どちらもアーニーボールが正式に展開する公式のブランドですよ。
Sterlingだからパチモンなの??
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という訳ではないということですね。
ただし、廉価版ブランドということでSterlingは明確に価格も品質も本家とは異なります。
具体的には、
① Sterlingは本家よりも圧倒的に価格が安い
② 独自の仕様を持っていることもある / 38mmナットなど
③ ウッドマテリアルやパーツ類は廉価版らしくコスパ用になっている
こんな感じなのでSterlingはコスパが良いという解釈で良いでしょう。
一方のStingRayは本家の名に相応しい最高品質を誇っています。
実際の製品を例に挙げながら解説していきますね。
Sterling by MUSIC MAN Ray4 / Ray24CA
Sterlingは先ほども挙げたように圧倒的なコスパが魅力の1つです。
具体的な製品としてはエントリーモデルのRay4が筆頭格でしょう。
【Sterling by MUSICMAN / S.U.B. Series Ray4】
フォルムはStingRayにそっくり――アーニーボール公式なので当然ですね。
サウンドも廉価版ながらStingRayらしさはしっかり持っています。
現行品のStingRay Specialと違う点としては、
① 38mmナット幅(ジャズベースに近い)
② 2BandEQ(Specialは3BandEQ)
③ 木材やパーツ類の品質
という訳でコスパモデルらしい作りですよね。
ただ、ナット幅がジャズベースと同様ということでネックが細いという独自性はあります。
単なる廉価版で終わらないという点は好感触でしょう。
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ちなみに、
【Sterling by MUSICMAN / Ray24CA】
Ray24CAのようなRay4から木材などの品質を向上したバージョンもあったりします。
より上位のSterlingが欲しいという方にはおすすめですね。
コレでも本家と比べると圧倒的に安いので検討の余地ありですよ。
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ERNIE BALL MUSICMAN / StingRay Special 1H
一方で本家のStingRayはどうなのか。
実際の製品として先ほども話題に出した現行のStingRay Specialを持ってきてみました。
【ERNIE BALL MUSICMAN / StingRay Special 1H】
いやぁ~……お値段が全然違いますね 笑
Ray24CAと比較しても4倍以上の値段が付きます――流石は本家のStingRay。
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一生モノの1本としてはソレに相応しい性能を持っていますよ。
Sterlingの1本とは違って、
① ナット幅42.86mm / StingRayの標準的なサイズ
② 3BandEQ+18Vのプリアンプ
③ 細部まで徹底的にこだわり抜いた極上の作り
そんな訳で「一切の妥協を排した最強の現代のStingRay」という訳ですね。
なので、
メイン機として最高のStingRayが欲しい!!
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という場合には候補になるベースなのです。
逆に言うと、
サブ機としてお手軽なStingRayが欲しいのです!!
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こういった方にはSterlingというブランドはうってつけと言えますね。
個人的に10万円以内で買えるMMタイプ(ミュージックマンタイプ)としては最高の選択肢の1つだと思います。
是非、参考にしてみて下さいね。
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まとめ
いかがでしょうか?
今回は「SterlingとStingRayはなにが違う?」というテーマで記事を書いてみました。
平たく言うと、
・本家 / ERNIE BALL MUSICMAN
・廉価版 / Sterling by MUSICMAN
2つのブランドは同じ会社が提供する別ブランドだと思って貰えると良いかと。
本家は名に恥じぬ高品質なので高価格である。
廉価版はStingRayらしさを残しつつコスパも同時に追求する。
有名どころのFenderで言えば、
・本家 / Fender
・廉価版 / Squier by Fender
こうした展開の仕方と同様ですね。
ベースを探す時の参考にして貰えたら嬉しいです。
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ご精読ありがとうございましたっ。
ではでは~!!