【ドイツ製】世界的な知名度を誇るスーパーブランドのベース | Sadowsky MetroLine ML21 VJ4 ASH
Sadowsky Metrolineはドイツ製になりました
一昔前のSadowsky MetrolineはRed Houseを生産拠点の1つとして日本で作っていました。
オカダインターナショナルが代理店を務めていた頃ですね。
しかし、現在は紆余曲折を経て山野楽器に代理店が移行しました。
そして、製造はドイツのWarwick(ワーウィック)が担当しています。
日本製のSadowskyは事実上の消滅と言って良いでしょう。
評価が高いのもあって今も日本製のSadowskyは探している方も多い印象ですね。
生産完了品という都合もあって中古でしか入手できないのが問題でしょう。
さて。
そんなWarwick製のSadowskyですが――実際はどんな1本があるのでしょうか??
ソレが今回ご紹介するSadowsky MetroLine ML21 VJ4 ASHですね。
日本製時代のMetrolineとは仕様が一部で異なります。
この辺りを含めつつスペックなどを詳しく解説していきましょう。
仕様 / スペック
僕が今回ご紹介する1本のボディ材は型番のASHのとおりアッシュボディです。
正確にはボディ材がスワンプアッシュでネックと指板はメイプルですね。
パキッとした音が特徴的なスタンダードの組み合わせでしょう。
ココにSadowskyを決定づけるプリアンプが載っています。
加えてSadowskyらしいハムキャンセリングタイプのピックアップも魅力的ですね。
そして!
ココが最重要――日本製の頃と1番に違う点です。
チェンバー構造(チェンバードボディ)を採用している
昔の日本製の頃のMetrolineはソリッド構造(ソリッドボディ)という仕組みでした。
ソリッド構造は切った木材をそのまま加工して使う手法のことです。
対してチェンバー構造とは
木材に空洞を加工して作ることで軽量化を図っている
という本家のSadowsky NYCに近しいスペックを持っているという逸品ですね。
Sadowsky NYCも基本的にはチェンバー構造を採用して軽量化を図っています。
こうした点からも現場で働くミュージシャンの方々には人気ですよね。
(音質がソリッドとチェンバーでは違う傾向があるので善し悪しではありません)
日本製時代がソリッド。
ドイツ製の現行がチェンバード。
この違いは楽器選びの際に知っておくと便利でしょう。
参考にしてみて下さいね。
日本製のMetrolineと仕様を比較をしてみよう
カタログスペックの上で日本製とドイツ製はどう違うのでしょうか?
気になったので表を作成して比較をしてみました。
こんな感じです。
Sadowsky MetroLine ML21 VJ4 ASH(ドイツ) | Sadowsky Metroline MV4(日本) |
---|---|
市場価格 / 410000円~ | 市場価格 / 341000円(生産完了時) |
Body Wood / Swamp Ash | Body Wood / Swamp Ash |
ボディ構造 / チェンバー構造 | ボディ構造 / ソリッド構造 |
重量 / 3.67kg | 重量 / 4.08kg |
Neck Wood / Maple | Neck Wood / Maple |
Fingerboard / Maple | Fingerboard / Maple |
Pickups / Sadowsky J-Style Hum Cancelling (60’s Bridge Position) | Pickups / Sadowsky Humcancelling J pickups (60’s location) |
Electronics / Sadowsky 2-Way Electronics + Vintage Tone Control | Preamp / Classic Sadowsky Treble and Bass boost pre-amp with true bypass switch |
Controls / Volume / Balance / Vintage Tone Control (P/P) Treble and Bass (stacked) | Controls / master vol, pickup blend, treble roll-off (VTC) with pre-amp bypass, bass boost, treble boost |
生産国 / ドイツ(Warwick) | 生産国 / 日本 |
当然ながら生産完了品の情報なので確定な情報は手に入りづらいです。
ただ、僕が調べた限りでは
チェンバードボディかソリッドボディかの違いが大半を占める
と、思いました。
もちろん組み込みや作り込みに関しては両者を並べて同時に弾き比べてみて分かることもあるでしょう。
しかし、基本的にはどっちの楽器も「良い」と言って間違いないと思います。
ドイツ製の方は圧倒的に軽量ですし製造はあの有名なWarwickです。
こういった価格帯を出して世界的な評価もしっかり得ているメーカーですからね。
信頼性はとても高いですよ。
・加工に手間が必要なチェンバードボディ
・軽量化
・音の立ち上がりが速い
こうした点を考えても現行のSadowsky Metrolineは十分に候補に入れて良い1本ではないでしょうか??
(アッシュボディを使って3.67kgは脅威の軽さですよ。ステージ上のパフォーマンスでも影響は大きそうですね)
魅力は十分にあると思います。
是非、参考にしてみて下さいね。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は「Sadowsky MetroLine ML21 VJ4 ASH」をテーマに記事を書いてみました。
① チェンバードボディ
② 軽い
③ Sadowskyのクオリティは健在
本家のNYCに近いスペックを持った良個体と言って良いでしょう。
4弦のみならず5弦モデルも存在していますよ。
【new】Sadowsky / ML21 VJ5 ASH BLK #A001291-22 3.89kg【横浜店】 – Geek IN Box
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