【解説】小説の1日の執筆量 目安は大体3000文字 | 1ヶ月で10万文字を目指そう
書籍1冊は10万文字~が目安
書店に並ぶ小説は大体10万文字~12万文字程度だと言われています。
僕も体感で「そのくらいかな~」と思いますね。
もちろん書籍のスタイルや内容によって変化はするでしょう。
ですが基準として「10万文字」という点を持つことは良いことです。
自分が「小説家として書籍化を目指す!」と考えた際には
「10万文字を最低でも目指そう!」
という目標を持てますからね。
漠然と書き続けるよりは良いことでしょう。
今回は僕が実際に10万文字を書き上げる際に考えていたこと――目安を参考に記事にしたいと思います。
タイトル通りに結論は
1日で3000文字以上を書き続けて1ヶ月で10万文字を目指す
という形です。
毎日の執筆は大変ですが
・習慣づける
・一気に書き上げる
・鉄は熱いうちに叩け
という点でとても重要かと。
是非参考にして下さいね。
では、どうぞっ!
1ヶ月で10万文字は初稿に費やす時間と考える
タイトルをご覧になって
1ヶ月で完成なんて無理だよ~……
と思われてしまうかも知れませんが10万文字は初稿という扱いで良いでしょう。
web小説で言えば軽いチェックの上で投稿した文章ということ。
実際に書籍化する際は大幅な改稿(推敲)が必要になりますからね~……。
そういう意味で
軽い気持ちでどんどんと書き進めて良い
と、僕は思っています。
【解説】小説の書き方#3 ~ 執筆実践編 / 初稿 ~ | 初心者向けに「書ける!」を目指します
【解説】小説の書き方#4 ~ 執筆実践編 / 推敲 ~ | 初心者向けに「書ける!」を目指します
初稿と推敲(改稿)については↑の記事をご覧下さい。
自分が頭の中に思い描いている世界観を楽しい気持ちで書いていきましょう。
文章のクオリティはこの段階で突き詰めなくて大丈夫。
クオリティに固執してしまうと執筆の進行に支障を来します。
悩みながらでも良いので着実に前へ進む――執筆を進めていきましょう。
僕の実際の経験で言うと
★仕事の日★
1日で3500文字以上を目安に書き続ける
★休みの日★
1日で5000文字以上を目安に書き続ける
★1ヶ月後★
13万文字の初稿が完成した
という感じ。
明確な作業目標を掲げることで
・執筆の作業を自分の中で習慣づける
・だらだらと書くことを未然に防ぐ
・熱が冷めない内に書き上げてしまう
という狙いがあります。
とは言えこうした行動は個人差があって然るべきです。
ご自身の時間や目標に合わせて目安は適宜修正して使って下さいね。
推敲は執筆の作業と同等かそれ以上に大変
1ヶ月で10万文字を書き上げた――そして公募という目標がある場合には推敲の作業が待っている訳ですね。
僕は推敲の作業が小説執筆の中で1ッ番に大っ嫌いです。
作家さんの中で好きな方っているんですかね……??
【解説】小説の書き方#4 ~ 執筆実践編 / 推敲 ~ | 初心者向けに「書ける!」を目指します
この↑の記事の中でも記載してありますが推敲の作業に明確な答えはありません。
なので1番に良い終わり時がありません。
頑張れば頑張っただけ良い――という訳ではないんですね。
ですが、作品のクオリティを高めるためには重要で避けては通れない作業です。
なので、推敲の作業のウエイトは重い――かつ時間がかかると捉えましょう。
僕は大体推敲の労力を執筆の2倍~3倍ほどと考えています(ここは個人差がありますね)
1ヶ月で決定稿(完成)まで持って行ける方は本当に凄いです。
あくまでも
1ヶ月で10万文字は初稿の目安として
と、ご理解下さいね。
完成(決定稿)は3ヶ月~半年で
僕が実際に公募に送るまでの行程を参考に記載しますね。
こんな感じです。
★初稿★
1ヶ月
★推敲1回目★
1ヶ月
★推敲2~n回(決定稿まで)★
2ヶ月
なので大体4ヶ月ほどはかかっている計算でしょうか。
もちろん作品の進み具合により時間は前後します。
決して楽な作業ではありませんね。
好きなことだから出来る芸当とも言えます。
皆様もご自分の熱意・熱量は大切にして下さいね。
書き上げる要素として欠かせないものだと僕は思っています。
この要素は他の誰かが与えることは出来ません。
ご自身の気持ちを大切にしてあげて下さい。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は小説を書く上で目安となる「1ヶ月で10万文字を目指そう」というテーマで記事にしてみました。
楽か大変かと言えば間違いなく大変です。
なので、ご自身のやり方として目標の値は調整してみて下さい。
熱がある内に書き上げちゃおう!
という点にだけ注意して貰えれば良いかな~っと思います。
是非、参考にして下さいね。
ご精読ありがとうございましたっ。
ではではー!!