【解説】小説の続編を書く時は細心の注意を払おう! | 実体験を元に解説します

小説は『続編』を書きたくなるもの
小説(1作)に対して強い愛着を持って書いていると、
「続編を書きたい!! / 終わらせたくない!!」
という感情が湧いてくることがあります。
僕自身もある作品を書いていて、
本作の次の世代(息子)を主人公にして物語を引き継ごう
こうした思考の元で続編を書いた経験があります。
しかし、この手法には気をつけるべき点がいくつかありますよ。
特に、
失敗すると作品自体が大失敗(頓挫)する可能性がある
この部分には注意して貰いたいです。
僕は実際に失敗――頓挫はしなかったですが収拾が付かない状況に陥りました。
詳しく解説していきましょう。
続編の失敗例 / ① 引き延ばし ② 整合性の破綻
個人的に続編の失敗で目立つ例の2大要素に「引き延ばし」と「整合性の破綻」があると思っています。
前者の引き延ばしに関しては商業を通った作品(ライトノベル系)に多い感じでしょうか。
主にシリーズものの新シリーズでしばしば見られる傾向ですね。
本来は既刊で終わっていたところをネームバリューを活用して「もう一勝負できないか?」となるパターン。
完結していたプロットを無理矢理起こして前作を踏襲した新作を書く。
コレが自然な流れで(想定していた1つの形として)実行に移したなら僕も良いと思います。
しかし、無理矢理に話のネタを繋げて強引な続編を書くパターンは本当におすすめできない。
ハッキリと言葉にするなら「こじつけ感があってキツい」という印象を読者は明確に持ってしまうのです。
読者が1度でもこの印象を持ってしまうと新シリーズの刊行は中々に厳しい道かと。
作品自体が曖昧なまま収束に向かうことも多いです。
個人的に悲しいのでしっかり当初のプロット(予定)通りに話は終わらせた方が良い。
そう思います。
そして、後者の整合性の破綻はWeb作家の方に多い傾向がありましょう。
僕のように、
「書いた作品が自分の好みでまだ終わらせたくない!!」
こうしたケースから続編を書くパターンもあるでしょう。
実際に自分の手で続編を書いた僕自身が断言します。
正しく状況を見据えずに(見切り発車で)続編を書くと90%は失敗をして成功に辿り着けません。
続編を書きたい――この感情自体が自己満足ですからね。
前者の引き延ばしと同様に無理矢理感という危険がしっかりとあります。
ない袖を振っている――この状況と同義ですから。
結果として、
「収拾が付かない……」
こういった状況に陥るのです。
作品自体のオチが見えずに頓挫する。
こうした状況と常に隣り合わせな執筆となりますよ(僕自身がそうでした)
続編を書く際はよーっく注意をして検討してみて下さいね。
解決策 / 個々の物語(単体)で楽しめるように
新シリーズ(続編)を書く上で絶対に注意すべきポイントは、
単体として楽しめる作品にする
コレに帰結すると思っています。
続編を書いても良い。
過去作を引き継いでも良い。
その上で、
新しく書いた物語が前作を知らずとも単体で楽しめるようにする
コレを意識することで格段に成功率は上がると思います。
特にWeb小説で顕著な話なのですが、
貴方が書いた前作を読み込んでいる読者は極めて少数である
こうした前提があるのです。
新シリーズ(続編)に辿り着いた読者が「一見さんお断り」というスタイルだった場合。
「過去作を読んでから戻って来てね!!」
と、堂々と言い放ったところで「いや、面倒です」と言われるのがオチでしょう。
なので、
① 新作を書く上で単体の面白さを重視する
② 自然と過去作へ促せるように意識する(裏設定や繋がりの魅力を明確にする)
③ 必ずしも強制はしない
こうした要素は続編の成功に必須と言って良いでしょう。
あるいは、
過去作の前提知識を一切必要としない作品と割り切って書くこと
この意識が僕は大事だと思っています。
新シリーズ(続編)は単体で楽しめるようにすること。
ココはとても重要です。
いちWeb作家の意見として参考にしてみて下さいね。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は「小説の続編を書く時は細心の注意を払おう!」というテーマで記事を書いてみました。
僕自身が続編を書く上で大失敗をしている都合、
書く作品は大前提としてプロット通りに終わらせてソレ以上はノータッチ
こうしたやり方を現在は貫いています。
つまり、続編は書かない(当初の予定通り)というやり方な訳ですね。
ソレでも成功しちゃうと続編は書きたくなる――。
気持ちは分かります。
どうしても書きたい時は本記事の「単体で楽しめる」を意識するようにして下さい。
大きな失敗は避けられると思いますよ。
是非、参考にどうぞ~ッ。
ご精読ありがとうございましたっ。
ではではー!!