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【解説】小説の推敲のやり方は「声に出して読む」がおすすめ! | 読み上げ機能などを使ってもOKです

ましゅ / MaSu GAR
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推敲は執筆作業の中でもっとも過酷

僕は小説を書く中で推敲の作業がもっとも嫌い――大嫌いです。

推敲が好きな作家さんっているのか……??

心の底からそう思う人間ですね。

かと言って推敲を避けることは執筆上できません。

小説を書いたことがある方なら絶対に分かると思います。

勢いも含めて書いた文章――初稿は基本的に見るに堪えないもの。

その「見るに堪えないもの」を調整して書き直して「決定稿(完成稿)」にする。

なので推敲はクオリティを追求する上で絶対に必要です。

「そんな推敲のコツはなんですか?」

と、僕が問われるとしたら

「困ったら声に出して読んでみて。音に出すと違和感に気付くから」

と、答えるでしょう。

どうしてなのか?

・音に出すことで客観視ができる

・息を使うことで文字の繋がりを意識できる

・音と文字の2つの視点から推敲を進められる

という強みがありますよ。

1つずつ詳しく解説していきますね。

音に出すことで客観視ができる

ご自分で小説を書く時の話ですが

声に出しながら小説を書いている

という方はごく少数派でしょう。

僕の場合は「無音」「音楽を聴きながら」で黙々と小説を書いています。

基本的には

頭の中で完結する

というものでしょう。

初稿まではソレで良いと思います。

しかし、推敲という「別の視点が必要だ」という時にはちょっと困ったことになります。

物理的に時間を置いて小説を寝かせることで客観視は作れます。

ですが、

自分が書いた小説を忘れ去ることは難しい

と、僕は思います。

そういう意味では「別の媒体(文字以外)」が必要だと思いますね。

自分の声で読み上げる

あるいは

文章の読み上げソフト(機能・アプリ)を使う

というのがオススメです。

有料のものもありますしiPhoneにも標準で読み上げの機能が存在しています。

iPhoneで画面や選択テキストを読み上げる/入力フィードバックを返す – Apple サポート (日本)

↑のようなアップル公式の機能もありますよ。

是非参考にしてみて下さいね!

息を使うことで文字の繋がりを意識できる

コレは要するに「呼吸」ということですね。

実際に自分の声で読み上げることで

・言葉の違和感をキャッチできる

・不自然な文章の繋がりを身体で理解できる

・不気味ならそこが修正をする部分と分かる

というように文字ベースとは違う推敲の仕方ができるんですね。

このやり方に関してはソフトなどの読み上げ機能より自分の声の方が良いと思います。

読み上げ機能でも十分に効果はあるんですけどね。

ご自分の声で感情を込めて読むことにもっとも大きな効果があります。

自分の大切な作品ですからね。

推敲の精度を高めるためだと割り切って読み上げてみて下さい。

恥ずかしさを乗り越えつつ、是非、挑戦してみて下さいな。

音と文字の2つの視点から推敲を進められる

推敲する上で客観視できる選択肢が多いに越したことはないでしょう。

ソレこそ他の方に読んで貰うのが1番に良い――と言えるかも知れません。

意見や視点は多い方が良いに決まっている。

なので

文字と音で2つの視点を持てる

というだけでも十分な効果がありますよね。

ご自分の中だけでも2つの印象を持てるというのは非常に大きなアドバンテージです。

どうしても思考が執筆時に寄ってしまう――。

そんな方には1度「声に出す」を試して欲しいな~っと思います。

詰まった推敲を進めるきっかけになるかも知れませんよ。

是非、検討してみて下さいね。

まとめ

いかがでしょうか?

今回は「推敲時に声に出して読んでみよう!」というテーマで記事を書いてみました。

・音に出すことで客観視ができる

・息を使うことで文字の繋がりを意識できる

・音と文字の2つの視点から推敲を進められる

上記のような明確な強み――メリットがありますよ。

最初の頃は恥ずかしいという気持ちがあるかも知れません。

ですが

良い作品を書くためだ……!!

と、割り切って試して貰いたいですね。

本記事が参考になったら嬉しいです。

ご精読ありがとうございましたっ。

ではでは~!!

ABOUT ME
MaSu GAR
MaSu GAR
小説家&ベーシスト
web小説家歴6年。ベーシスト歴15年。近年は本腰を入れてコンテストや公募に挑戦中。ソロベーシストとしてYouTubeでも活動している。『継続力』こそが最大の強み。
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