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小説
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【実体験】実際に小説の公募ってどんな感じ? | 近年はWeb応募が主流になっている

ましゅ / MaSu GAR
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この記事を書いた人

名前 / Name  
ましゅ / MaSu GAR 

職業 / Occupation
清掃業、ブロガー(Web小説家&ベーシスト)

実績 / Achievements
Web小説家として7年目。ベーシストとして16年目。自己表現をテーマに様々な活動をしています。知識欲が旺盛です。

僕の時代は郵便による応募が主流だった

僕が公募に挑戦し始めたのはWeb小説の投稿時期と並行してだったのでおおそよ6年くらい前だったと思います。

その頃は(特に純文学系は)ゆうパックを活用した原稿の郵送が主流だった感じですね。

具体的にまとめると、

① 小説を書く

② コピー機(自前で用意した方がコスパが良いです)で印刷

③ 穴開けパンチ&ヒモで原稿を留める

④ 〆切りまでに確実に郵送

こんな感じでした。

必要なものだと、

【Canon / PIXUS TS203】

上記は安価ですがUSBケーブルが付属していないので↓も参考程度にどうぞ。

【穴開けパンチ(52枚)】

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穴開けパンチは原稿の枚数が多いという理由から一気に複数の書類に穴を開けるタイプの方が適しています。

【コクヨ / つづりひも】

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ぶっちゃけ100本は不要なのですが安価なので良いでしょう。

賞によっては今も原稿郵送の形を取っているので参考にしてみて下さい。

一方で、

「最近はWeb投稿による応募が広く普及したなぁ~……」

と、僕は思います。

コレのメリットは明確で、

「今、挙げたすべての機材が不要になる!!」

という点でしょう。

内容として、

① 小説を書く

② 公式サイトの応募用ページで投稿する

③ 完了

こんな訳でメチャ簡単でしかもコストが掛からないという要素から導入が増えています。

僕も送ったことがある有名どころだと、

小説すばる新人賞は昔こそ郵送だったのですが今はWeb応募のみとなっていますね。

恐らくは純文学界隈でもこの流れは増えていくことでしょう。

便利になることは凄く良いことだと思います。

実際に応募する時の注意点は??

小説の公募において応募する際にはネット小説とは違う技術や注意点が求められます。

具体的な内容として、

△ 商品的な惹き付ける(引きのある)あらすじ

◎ 全体像が分かる簡潔なあらすじ

他にも、

① 応募要項は絶対に遵守する(ルール / あらすじ&本文のページ数や文字数)

② 完全未発表の作品のみ? / 非営利Web投稿は未発表扱い?

③ 〆切りは絶対に守ろう(お仕事です)

こういった注意点があります。

応募要項に関しては言わずもがなですね。

意外と多いのが、

テキストデータ(.txt)での応募のみ

こういった要項です。

分かりやすいのはWindowsメモ帳ソフトですね。

アレはテキストデータ(.txt)で文書を生成するので便利です。

僕の場合は、

① 一太郎でプロット&キャラクターシートを作成

② 一太郎で本文を作成 → 推敲 → 決定稿

③ 一太郎の文面をメモ帳(Windows)に貼り付けて書き出し

④ 賞の公式サイトへ飛ぶ

⑤ メモ帳のファイルをコピーアンドペーストする

ちなみに一太郎とはコレ↓のことです。

【ワープロソフト / 一太郎2025】

ワープロ系ソフトは1つは持っておくと今後の役に立つと思います。

そして、

完全未発表の作品のみ? / 非営利Web投稿は未発表扱い?

この点に関しては特に注意が必要です。

詳しくは、

【解説】Web小説で公開するデメリット | 未公開作品が前提の公募に応募できない
【解説】Web小説で公開するデメリット | 未公開作品が前提の公募に応募できない

コチラの記事でも触れています。

基本的に、

・ネット小説(ライトノベル系)は非商用の公開ならOKなケースも

・一般文芸系は一度でも世に発信したらNGなケースが基本

こういった形です。

ご自分が一般文芸純文学を目指す場合にはWebで公開しないことを強くおすすめします。

(ご自分の大切な作品が賞に応募できなくなります)

ただし、

原形を留めないくらいにゴリッゴリに改稿すればOKにもなるかも??

コレはあくまでも僕の解釈なので1つの参考程度にしてみて下さい。

最後に、

〆切りは絶対に守ろう(お仕事です)

そう、お仕事です。

ビジネスにおいて決まり事や約束を守れないのは致命的な弱点になってしまいます。

こうした点は絶ッ対に守るようにして下さい。

応募要項も同様ですね。

先方の方にご迷惑をおかけしないようにご注意下さい。

公募(賞)はどのくらいの頻度で開催??

賞の開催の頻度については本当に個々によって分かれます。

僕が応募したこともある、

【解説】ライトノベルの公募でおすすめは? | 応募者全員に評価シートが貰えるオーバーラップ文庫大賞
【解説】ライトノベルの公募でおすすめは? | 応募者全員に評価シートが貰えるオーバーラップ文庫大賞

このオーバーラップ文庫大賞については年2回になっています。

オーバーラップ文庫大賞オンライン

6月末と12月末が〆切りになっていますね。

Webでの応募なので簡単に作品を送付することが可能です。

逆に、

小説すばる新人賞 | 小説すばる – 集英社

先ほども触れた小説すばる新人賞に関しては年1度の3月末が〆切りです。

コチラに関しては現在はWebのみの応募を受け付けているようですよ。

郵送はNGなのでお気をつけ下さい。

他にも、

文學界新人賞 作品募集

コチラの文學界新人賞では郵送Webかを選択できる形を取っています。

年1度の開催で9月末の〆切りですね。

こうした要素から分かるように賞によって開催頻度・〆切り・応募要項・文章量――そして、突き詰めて言うと受賞作品の傾向も違います。

ご自分の作風に合うジャンルや賞を選ぶようにしてみて下さいね。

参考になったら嬉しく思います。

まとめ

いかがでしょうか?

今回は「実際に小説の公募ってどんな感じ?」をテーマに僕の経験を記事にしてみました。

個人的なお話をすると、

「郵便による応募(原稿作り)は創作感があってワクワクが凄かった」

あの、「作家になるぞ……!!」って言う独特の作業が好きだったりします。

そうは言ってもWebの応募がメチャ便利(+合理的)なのも事実。

使う側の僕たちにとってもメリットがあって良いですよね。

是非、ご自分の渾身の作品たちを各賞に向けて発信してみて下さいな。

ご精読ありがとうございましたっ。

ではではー!!

ABOUT ME
MaSu GAR
MaSu GAR
小説家&ベーシスト
Web小説家歴7年。ベーシスト歴16年。近年は本腰を入れてコンテストや公募に挑戦中。ソロベーシストとしてYouTubeでも活動している。『継続力』こそが最大の強み。
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