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小説
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【解説】小説は自由に書いて良い | 例外:人を傷つける意図で書いた作品はNGです

ましゅ / MaSu GAR
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小説は心の吐き出しでも構わない

人によって「小説」という媒体に見出す価値は違うと思います。

・流行重視で売れる作品を書きたい!!

・自分が書きたいものを徹底的に追求したい

・気が向いた時に暇つぶしで書く

どれも間違いなく正解です。

僕が思う小説は

「僕が提示する世界と答えはこうだけど貴方はどう思う?」

という問題提起の側面が強いですが、コレは僕のお話。

商業重視でエンタメ小説を書くも良し。

自己表現で世界を描くも良し。

なので

自分の中にある「心の淀み」を描くのも間違いではない

と、思っています。

自分の心の中で「なにかが引っかかる」という――ソレを主体とした創作もアリでしょう。

僕も基本的にはそっち側ですからね。

コレ自体には全然問題ないと考えています。

傷つける意図を持った作品はNGです

とは言っても「誰かを傷つけてやる!!」と思って書いた作品は駄目ですよね。

表現の自由は大前提として

・憎しみを不特定多数に叩き付ける目的

・特定の層に対する一方的な攻撃

・深い意図もなく一部を扇動をするような表現

こうした作品の描き方は基本的に避けるべきでしょう。

僕は創作として言葉を扱う人間です。

そして、「言葉が物理以上の威力を持つ」ということを知っています。

ペンは剣よりも強し。

良くも悪くもこういった側面は否定できないのです。

自分が放った言葉――作品の影響が何処まで及ぶのか??

「この表現は大丈夫かな?」と迷ったら是非1度立ち止まって考えてみて下さい。

ご自分の中で想像力を働かせてみてください。

失敗をゼロにはできませんが考えることで確率を下げることはできます。

作家として大炎上は嫌ですよね?

僕はもっと言えば自分の創作で傷つく人が居るのは極力避けたいもの。

大炎上よりもそっちの方が嫌ですね。

意図しない範囲で傷つけてしまうことはある

こうして言葉にすると

「じゃあ、創作で人を傷つける時点で悪じゃないか!!」

と、言われてしまうかも知れません。

人を傷つけた時点で良いこととは言えませんよね。

ですが、創作をする以上

無自覚な範囲で人を傷つけてしまうことは一定数あるもの

という事実は理解しておくべきでしょう。

この世でなにかを発信する以上「万人に好かれる」というのは不可能です。

僕は小説以外にYouTubeでもベースのオリジナルフレーズの動画を投稿しています。

【演奏】Bass original phrase – YouTube

誰に迷惑をかけるでもない。

誰に不快な気分をさせる訳でもない。

にもかかわらず投稿している動画には低評価がそこそこに目立つもの。

(もちろん高評価の方が圧倒的に多く低評価は一部に過ぎません)

そういうものなのです。

比較的自由なベースの動画でさえそうなのですよ。

思想や感情が交錯する小説なんて低評価――つまり不快と判断されることは少なくない。

感想で全否定を投げてくる方も一部では居ます。

(極少の全否定派と大勢の肯定派が入り交じる感想欄は見ていて不思議な光景ですね)

要するに

傷つけないように配慮をした上での現実は避けようがない

だからと言って「じゃあ、もう好きにやっちまえ!!」と開き直るのもどうかと。

仕方が無いと割り切りつつも「可能な限り傷つけないように」という意識を大事にしたい。

して欲しいな~っと僕は思いますね。

自作を読んでくれる人――ご自分の創作に触れてくれる人を大事にしてみて下さい。

この軸がブレなければどんな創作でもOKです。

是非、意識してみるようにして下さいね。

まとめ

いかがでしょうか?

今回は「小説は自由に書いて良い(傷つける意図はNG)」というテーマで記事を書いてみました。

創作を心がける人にとってみれば

当たり前じゃん?

という内容だったかも知れません。

そうは言っても初心をいつの間にか忘れてしまうのも事実です。

こうして自分への戒めも込めて文章にするのも大事でしょう。

こんな雑記的な記事でも誰かのためになったなら嬉しいです。

ご精読ありがとうございましたっ。

ではではー!!

ABOUT ME
MaSu GAR
MaSu GAR
小説家&ベーシスト
web小説家歴6年。ベーシスト歴15年。近年は本腰を入れてコンテストや公募に挑戦中。ソロベーシストとしてYouTubeでも活動している。『継続力』こそが最大の強み。
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