【レビュー】AIの技術で小説を書くサポートを受けよう | 先端AI技術搭載 翻訳・校正・要約 | Languise
執筆の補助でAIを使う時代が来た
昨今はAIの技術発展や実用化が話題になっていますよね。
ご存じの方も多いとは思いますが既にAIは実用域に入りつつあります。
GoogleのAI Overviews等も例の1つでしょうか。
検索の概要をまとめてAIでアウトプットするという機能がありますよね。
AIに関しては小説の方でも同様です。
AIを使って小説を書こう――サポートしようという試みは現実に入っています。
小説にAIを用いることを是とするか??
そうですね。
ザッと僕の意見をココで述べておくと、
(そもそも)AIだけで人を満足させる物語は作れない
コレが僕の持論です。
AIでの小説作成には大きな課題がたくさんあって、
・多角的に物事を見る必要がある
・一貫性も同時に必要とされる
・息づかいを感じられる文章がAIに作れるか??
こういった問題点を克服する必要があります。
現段階のAIの技術では不可能と言って良いでしょう。
(コレを80点~90点で満たす領域まで来たらエンタメ小説は食われると思います)
一方で、
執筆の際のサポートツールとしては既に実用域なのでは??
とも思っています。
小説に限らず、
① 文章の翻訳
② 校正
③ 要約
こうした点に絞って使えば効率的に動くことも可能でしょう。
Languiseもそのサービスの中の1つですよね。
LanguiseはAI技術を駆使した執筆補助特化サービスです。
価格帯も幅広く、
・Free / 無料
・Basic / 低価格
・Pro / 中価格
・Pro Max / 高価格帯
というようにサービス内容によってプランもしっかり分けられています。
今回はそんな便利なLanguiseを主軸に据えつつ、
『AI+執筆』をどう上手く扱っていくべきか??
というテーマで記事を書いていこうと思います。
是非、参考にしてみて下さいね。
Languiseとは?
Languiseは独自の文書処理技術とチャットGPTエンジンを融合したAIサービスです。
【公式サイト】
PDF、Word、PowerPoint、Excel等のファイルを翻訳・校正・要約できます。
0から文章を生み出すタイプのサービス
こっちのタイプではありません。
僕たち作家側が求めている、
文章の完成度を高めてくれるサービス
コレを提供してくれるという意味で有益な選択肢の1つだと言えますね。
翻訳や校正したファイルはダウンロードできるだけでなく、プレビュー機能を使って処理前後のファイルを横並びで閲覧することもできます。
分からない単語や専門用語、文書に関する疑問などに答えるチャットbotの機能も持っていますよ。
読解をより効率的に進める事ができますね。
セキュリティにもしっかり配慮がされています。
文書やテキストのデータは内部保持されずAIの学習に二次利用されることはありません。
こうした面でも安心して使うことができるでしょう。
そして、気になるのは価格&サービスのお話ですよね。
無料版から有料版で要となるサービスの制限が異なります。
Free / 無料 | Basic / 低価格 | Pro / 中価格 | Pro Max / 高価格帯 |
---|---|---|---|
月額 / 0円 | 月額 / 1200円 | 月額 / 3600円 | 月額 / 7500円 |
毎月の利用回数 / 3回 | 毎月の利用回数 / 15回 | 毎月の利用回数 / 50回 | 毎月の利用回数 / 120回 |
文字数制限 / 1000文字 | 文字数制限 / 無制限 | 文字数制限 / 無制限 | 文字数制限 / 無制限 |
ファイル上限 / 5MB | ファイル上限 / 10MB | ファイル上限 / 20MB | ファイル上限 / 30MB |
Freeプランだと小説の校正に使うには少々物足りないかと(1000文字制限はキツい)
毎月15回使えて文字数無制限のBasicが実用的かな~っと思いますよ。
容量や機能で上位を求める場合はクラスの高いプランを選んでみると良いでしょう。
無料で試せる!面倒な翻訳・校正・要約を自動化【Languise】より詳細な内容については公式サイトよりご確認下さいね。
実際に校正を試してみた
僕の方でFreeプラン(無料)に登録して実際に校正の機能を試してみました。
ボツにした自作(初稿)の導入を引っ張ってきてみましたよ。
【校正前 / 620文字】
この世界を我が手に収めたとしても、きっと、自分の心に在る「不足」は満たされない。
生まれたての青年は、そう、自らの心の中でそう反芻していた。
『〝世界を浄化し。そして――。在るべき形を維持すること〟』
ソレは、彼にしてみれば、生存本能と同等に当たり前として存在していた感情である。
だからこそ、彼は自らの手を血で染め上げ、力で人を縛り付け、その上で、「平和」という概念への道筋は作り出された。
〝本能〟は満たされ、そして、心は満足であるハズなのだ。
なのに――。
「どうして。僕は。今日も心が空っぽなんだろうか?」
分かっている。
力で解決するものではなく、ソレは、心が解決をしてくれる問題だ。
分かっている。
ただ、今は、まだ力を振るう以外に道はない。
人々に畏れられ、遠ざけられようとも、己の生き方を変えられる状況ではない。
今は――。
殺す。
潰す。
正す。
そうやって、積み上げた屍の上に、青年――〝強王〟――を含めた世界が在るのだから。
八年もの歳月が流れた。
今は、平和、誰もが喜怒哀楽を自由に表現するコトが許される、そんな世界に至った。
もう、きっと、良い頃ではないか。
世界を作り直した、〝強王〟、その男が「幸せ」を求めるのは間違いか?
願う。
ただ一つ。
彼が願うのは、人として普遍的な感情である、ただ一つの感情だ。
彼は「普通」の「友達」が欲しいと願った。
コレをLanguiseはどのように校正してくれるのでしょうか??
実際に入力した結果がコチラ!!
( の部分が校正後に変更された文章です)
【校正後】
この世界を我が手に収めたとしても、きっと、自分の心にある「不足」は満たされない。
生まれたての青年は、そう、自らの心の中で反芻していた。
『〝世界を浄化し、そして――在るべき形を維持すること〟』
それは、彼にとって、生存本能と同等に当たり前として存在していた感情である。
だからこそ、彼は自らの手を血で染め上げ、力で人を縛り付け、その上で、「平和」という概念への道筋を作り出した。
〝本能〟は満たされ、そして、心は満足であるはずなのだ。
なのに――。
「どうして僕は、今日も心が空っぽなんだろうか?」
分かっている。
力で解決するものではなく、それは、心が解決してくれる問題だ。
分かっている。
ただ、今は、まだ力を振るう以外に道はない。
人々に畏れられ、遠ざけられようとも、己の生き方を変えられる状況ではない。
今は――。
殺す。
潰す。
正す。
そうやって、積み上げた屍の上に、青年――〝強王〟――を含めた世界があるのだから。
八年もの歳月が流れた。
今は、平和、誰もが喜怒哀楽を自由に表現することが許される、そんな世界に至った。
もう、きっと、良い頃ではないか。
世界を作り直した、〝強王〟、その男が「幸せ」を求めるのは間違いか?
願う。
ただ一つ。
彼が願うのは、人として普遍的な感情である、ただ一つの感情だ。
彼は「普通」の「友達」が欲しいと願った。
小説に特化した文章校正サービスではないので行頭(空白)が削除されちゃうのは致し方なし。
推敲の際の資料として使う分には十分でしょう。
実際に使ってみた感じ、
文章の読みづらい部分にキチッと修正を入れてくれる
正直、もっと破綻した校正が返ってくると僕は思っていましたよ 笑
思った以上に正確で頼りになりそうです。
特に顕著なのが以下の文章で、
【校正前】
ソレは、彼にしてみれば、生存本能と同等に当たり前として存在していた感情である。
【校正後】
それは、彼にとって、生存本能と同等に当たり前として存在していた感情である。
こうやって「読みづらい」という部分に「こうしてみたら??」という提案をくれる。
十二分に実用域と言えるでしょう。
ただし、
Freeプランの1000文字制限はどう考えても小説にはキツい!!
そういった意味でもベーシック以上のプランが良いかなと思います。
参考にしてみて下さいね。
合理的なAIの活用をしてみよう
僕が思う効率的なAIの活用法として、
執筆する中で感じる苦痛を少しでも和らげることができる
コレに重点を置くと良いでしょう。
例えば「推敲」なんかは顕著にキツい作業ですよね。
① 初稿
② 推敲×複数回
③ 決定稿(完成)
この「推敲×複数回」の部分をAIの技術を使って負担を軽くしたい。
例えば、
① 初稿
② AIによる校正を入れる
③ 推敲
④ 決定稿(完成)
こうすることで推敲の回数や負担を大きく軽減できる可能性もあります。
(もちろんAIなので完璧を求めるのは無理です。なので推敲の前の校正として使うのが効率的と言えるでしょう)
ご自分で推敲の手を入れる際にも別の視点を取り入れた推敲が可能となるかと。
要するに自作に対して客観性を持った推敲ということですね。
ご自分だけで向き合っているとどうしても客観性を持つのが難しかったりしますし。
こういった使い方をしてみるのも良いでしょう。
別の話になるのですが、
AIは敵ではなく友達や
と、仰っているYouTuberの方がいらっしゃました。
なるほどな~っと。
否が応でもAIは今後のトレンドで在り続けるでしょうしスタンダードになる素質を秘めています。
喧嘩するよりも仲良く(上手く)扱う方が得策ですよね。
【公式サイト】
僕も頭を固くしすぎず柔軟に対応して行きたいと思いますよ。
皆さんも是非検討してみて下さいね。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は「Languise」を主軸に「執筆とAIをどう結びつけていくか??」というテーマで記事を書いてみました。
現段階ではAIの小説が手放しで成立する状況ではありません。
(人の手が相当に入って成立するか否かと言った具合ですから)
AIは執筆のサポートツールとして扱う方が良いでしょう。
・人間が行うと大変な苦労を伴う
・手作業だと効率性に欠ける
・生産性をもっと向上したい
こういった部分の補助としてAIを使ってみるのは大いにアリだと思いますよ。
参考にしてみて下さいな。
ご精読ありがとうございましたっ。
ではでは~!!