【解説】キャラを作るコツは作品に触れること | 小説のキャラクターの作り方
キャラクターの魅力は既存の作品から学ぼう
過去に何度も書いていますが、
パクれという訳では断じてない
ということはご理解下さいね。
ココで言う「既存作から学ぼう」という意味は、
何百何千ものキャラに触れることで自分の『好き』を見つけよう
ということ。
簡単な質問ですが、
Q.貴方が好きなキャラクターの魅力を具体的に述べて下さい
この「具体的に」という部分がくせ者なのです。
・なんとなく金髪のキャラが好き
・おっとり系が好み
・どっちかと言えば小柄系??
ズバッと言っちゃうと、
好きを具現化するには『立体感』が不足しています
こうした状態のまま理想のキャラを創造しようとしても、
・作られた感が出てしまう
・キャラがブレる
・執筆時も「コレで良いのか?」という感覚がついて回る
まずはご自分の『好き』をしっかり認識する方を優先してみましょう。
どんな作品が好きなのか?
どんなキャラが好きなのか?
なぜ好きなのか?
具体的な分析をしてみましょう。
小説・漫画・アニメのどれでも構わない
理想を言えば、
執筆スキルの向上も兼ねて小説の読書が1番です
コレは間違いないですよね。
ですが、
キャラの具現化(創作)に悩んでいるのです……!!
という方においては、
手に取りやすい漫画やアニメでもOK!!
というアドバイスをしておきます。
(最終的には小説も読んで「どうやってキャラが動くのか」を学ぶ必要はありますが)
まずはご自分の好きをハッキリさせるために視覚的な要素に触れるのもアリでしょう。
小説だとキャラの容姿を立体的に捉えるのは苦労ですよね。
その点は漫画やアニメだと簡単に理解ができます。
こうした中でご自分のお気に入りをたくさん見つけてみて下さい。
1作品で登場するキャラの数は――軽く見積もってサブも含めて20名以上。
10作品も読む(観る)なら200名以上のキャラに触れられるでしょう。
そうした中からお気に入りのキャラを最低でも10名は見つけてみて下さい。
そのキャラの、
① どういった容姿が好きなのか?
② どういった言動が好みなのか?
③ 容姿や言動に根源(理由 / 血筋やルーツ)があるのか??
こういった点を可能な限り深く分析してみましょう。
分析するキャラの数は多ければ多いほどに良いと思います。
僕の場合で言えば、
【ヒロイン / CASE1】
① 黒髪ロングの心が強い大人びた女性が好み
② 儚げで陰のある人柄がタイプ / その裏側が垣間見えるとなお良し
③ 大人になるしかなかった凄惨な過去 / すべてを断ち切る狂気的な側面
こうした好みの点も多くの作品のリサーチから得た着想ですし。
(黒髪ロングは鉄板 / 薄幸の美女 / 過去から続く行動の過激化はルーツの1つ)
好きなキャラのパターンを引き出しとして無数に持っておくのは大きな武器となりますよ。
組み合わせ次第で無限に近い形を作り出すこともできましょう。
キャラ作りの1つとして参考にしてみて下さいね。
作品に触れるおすすめの方法は?
無料で作品に触れるならWeb小説投稿サイトは鉄板と言えましょう。
プロの作家も含めて幅広い層の方々が作品を投稿しています。
必ず貴方の好みに合う作品も見つかるはず。
ただ、
完成度の高さに関しては個人の作品なので保証はできない
コレは当然ですね(僕自身にも言えることです)
そう考えると実際に出版(書籍化)されている本を読むのが1番ですよね。
大手が制作したアニメを観るのも良いでしょう。
僕が候補として挙げるのは以下のサービスでしょうか。
【Amazon Kindle Unlimited / 月額980円で500万冊以上が読み放題】
Amazon Kindle Unlimited / 30日間の無料体験はコチラ【楽天kobo / 600万冊以上が買える電子書籍サービス】
総合電子書籍ストア【楽天Kobo】【楽天ブックス / 送料無料が強みのオンライン書店】
楽天ブックスは品揃え200万点以上!【DMM TV(プレミアム) / 月額550円で新作アニメに特に強い】
DMM TV(プレミアム)【ABEMAプレミアム / 月額960円でアニメ以外のコンテンツも豊富】
オリジナルコンテンツ数No1!【ABEMAプレミアム】ニーズの違いに合わせて選択肢はいっぱいありますよ。
ご自分に合いそうなサービスを見つけて使ってみて下さいね。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は「キャラを作るコツは作品に触れること」というテーマで記事を書いてみました。
個人的に断言しても良い点なのですが、
人間は知らないことを立体的に描くことはできない
読書をせずに小説を書きたい――というのはちょっとスジが違うかな~っと。
同様にキャラを作りたいならキャラを知る必要がありますよね。
楽しみながらで良いのです。
・面白い(作品に触れる)
・楽しい(エンターテイメントを味わう)
・こんな作品を作りたい!!(心の中の強い衝動)
この創作に触れる時間はどんな方にも無駄にはならないと思います。
せっかくエンターテイメントの文化が発展した日本という国に居る訳ですからね。
享受してみて下さいな。
ご精読ありがとうございましたっ。
ではではー!!