【解説】同弦ロータリー奏法のやり方 | フォームを画像付きでご紹介します
アタッキー×高速の演奏が可能に
スラップを使った高速×アタック感のある演奏に同弦ロータリーは(個人的に)欠かせません。
簡単な技術――とは言えませんが習得すると便利なのは事実でしょう。
演奏の幅も確実に広がりますよ。
【実用例】
高速で4連(サム1発+ロータリー)を鳴らすのにも使えますね。
記事を通じて習得の架け橋になったなら嬉しいです。
では、本編へどうぞ~っ。
構え方 / 画像
基本的なロータリー奏法ができるという前提で今回はお話させて貰いますね。
(同弦ロータリーはロータリー奏法の延長にある技術なので 汗)
まずは基本的な構え方から。
1番簡単な1弦の同弦ロータリーを軸に説明しますね。
【基本:親指(サム)と人差し指(プル)を同じ線上に置く】
実はコレが(特に2、3、4弦では)難しかったりしますよね。
上記の画像のフォームを参考にして真似をしてみて下さい。
① サムダウン ② サムアップ ③ プル
この動きを同弦上で取れるように工夫をしてみましょう。
【① 1弦 サムダウン】
1弦をサムで下に叩きます。
【② 1弦 サムアップ】
同じく1弦をサムで上に弾きます。
【③ 1弦 プル】
そのままの流れで1弦をプルで引っ張ります。
繰り返すことでそのまま同弦ロータリーの連打を弾き続けることも可能ですね。
ちなみに、4弦などの他の弦でも同様です。
【4弦:基本の構え】
【① 4弦 サムダウン】
【② 4弦 サムアップ】
【③ 4弦 プル】
2、3、4弦では上にある他の弦が結構邪魔になると思います。
コツとしては、
弦に対してしっかり指を潜らせること / 特にプル
慣れて来て高速連打を扱い始めると最小限の浅さで問題ないのですけどね。
最初の頃は「意識して指を弦の下に通す」ことを考えると良いでしょう。
ちなみに、
最初の頃は指の皮やフォームが未成熟で皮膚を傷つける恐れがある
ぶっちゃけ僕は不器用なので最初の頃は人差し指の皮を切って出血沙汰に。
痛ェ~……泣
と、なっていましたね 笑
無理は禁物です。
ご自分のペースでゆっくり習得してみて下さいな。
【実用例 / 同弦ロータリーのみの演奏動画】
叩く速度が上げられると演奏がとっても楽しくなりますよ。
音のニュアンスを増やす1つの要素にもなりましょう。
是非、活用してみて下さい。
サム1発+ロータリー(3発)も使いやすい
ロータリー奏法の基本は「サム2発+プル1発」のコンビネーションですよね。
ですが、
サムを1発鳴らしてから同弦ロータリーを入れる
コレを覚えることで同時に音を4つ(1発+3発)鳴らすことができるので便利ですよ。
即興でアレンジを入れる際に使えますね。
(上の各動画でも『タカララッ』と4つの音が鳴っている部分はこの組み合わせです)
1(サム)、123(ロータリー)とか
1(サム)、1(サム)、123(ロータリー)とか
使用例は多岐に渡りますよ。
応用例として覚えておくと役に立つと思います。
参考にしてみて下さいね。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は「同弦ロータリー奏法のやり方」というテーマで記事を書いてみました。
僕自身も動画を作る際の演奏ではちょこちょこ使いますね。
割と汎用性が高いと言いますか。
音数が足らなくてハマらないな~……
という場面で同弦ロータリーを組み込むとバチッと決まったりする。
そんな場面は多いです。
派手で見栄えも良いですからね。
皆さんも是非習得してアレンジなどで活用してみて下さいな。
ご精読ありがとうございましたっ。
ではでは~!!