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【解説】スラップで人差し指と中指を使い分けるメリットは? | 結論:効率を考えたスタイルの結果

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スラップでプルの時にどの指を使う?

ここは大半の方が

人差し指!!

と答えると思います。

実際に人差し指を使うスタイルの方がメジャーですし一般的ですからね。

とは言え僕のように

①2弦と3弦のプルの時は人差し指で

②1弦の時は中指で

という方も一定数居るのでは――と思っています。

僕の好きなベーシストの方も中指ですからね。

レッチリ(Red Hot Chili Peppers)のフリーもスラップは中指でプルをするそうです。

このようにプロのベーシストでも中指派(?)という方は居るのですよ。

「じゃあ、中指でプルをするメリットってなによ??」

今回は実際に中指でスラップをする僕が

中指でプルをすることのメリット

を語ってみようと思います。

完全に使っている側の主観的な意見になるでしょう。

なので「そういう意見もあるか~」とお気楽な視点で読んで貰えると助かりますよっ。

ではでは、本編へどうぞっ!!

中指スラップは自然現象(効率化の果て)

僕はスラップをする際に

中指でスラップをしなきゃ!!

と思ってそうなった訳ではありません。

憧れのベーシストたちが中指でスラップをしていたのは実は後で知ったこと。

自分でスラップのスタイルを突き詰めた結果として勝手にそうなったのです。

僕はフリースタイルが中心のスラッパーなのですが

指が短くて(手が小さくて)微妙に指が届かない

というシーンが度々ありました。

男性としては特に手がちっちゃいのが僕なので(女性と同じくらい)

人差し指のプルだとたま~に距離が届かない時がある。

結果としてプルの音量が小さいなどの弊害があったのです。

「どうしたものか……??」

まぁ、考えに考えましたよね。

毎日のように演奏をして調整をして指の位置やらなにやらをコントロールして。

それでも人差し指の演奏では満足ができなかった。

「じゃあ、届かないなら長い指を活用すれば良いね??」

という訳で中指を使った演奏にシフトチェンジした訳です。

毎日毎日コツコツと中指でスラップを続ける――意外と使ってみるとメリットが多い。

良いな、コレ。

自分に馴染んだな~っという訳で今のスタイルに落ち着きました。

①2弦と3弦のプルの時は人差し指で

②1弦の時は中指で

コレが合理的で(自分の中では)理にかなっているなという判断です。

後で写真付きで解説をしますが

無駄な動きがなくストレスフリー

という点が強みだと思いますね。

特に僕みたいなフリースタイルのスラッパーにとってはメリットがあると思いますよ。

是非、参考にしてみて下さい。

中指スラップのメリットは?

もう語っちゃいましたが

無駄な動きがなくストレスフリー

コレの一言に尽きますね。

フォームとしてはこんな感じ。

親指は普通にサムピング。

人差し指は2弦3弦のプリングに使います。

1番長い中指は1番遠い1弦のプリングにのみ集中する。

手の形としては↑の写真の状態が演奏中はず~っと崩れない訳です。

つまり、一定のフォームを維持できる。

無駄な動きは必要ありませんね。

とっても快適です。

個人的には速いスラップの演奏に向いたフォームだな~っと思います。

なお、余談なのですが

中指スラップをしなければと決めつけている訳ではない

ので

意識していない内に人差し指で1弦をプルすることもある

という面白いポイントがありますね。

人差し指で十分に届く時は人差し指でプルをしているし。

微妙に届かない雰囲気の時は勝手に中指でプルをしている。

↑の動画の時は中指でプルをしていますが他の動画では人差し指の時もあります。

要するに本能的に使っている――というのが正しいのでしょうね。

ロータリー奏法との兼ね合いもあります。

ちなみにこのロータリーのプルの時もたまに中指でプルしたり。

本当に自由(というかメチャクチャ)なのですよ 笑

こんなヤツも居るんだな~っと思って頂ければ幸いですね。

でも、メリットはちゃんとあるのでフォームに困っている方にはオススメですっ!

近くで見るとどんな感じ??

僕が実際に演奏しているフォームの写真を間近で撮ってみました。

コレが1弦中指でスラップする時のフォーム。

画像を見て貰えば分かるように中指が1弦の下に入り込んでいますよね。

僕の場合はコレがちょうど良い距離感なのです。

4弦(サム)1弦(プル)という時は基本的にこのフォームになっています。

3弦(サム)と1弦(プル)はケースバイケースですね。

2弦をプルする時は普通に人差し指です。

3弦をプルする時も同様に人差し指です。

ココにロータリー奏法とかも入り込んでくると理屈ではない部分が出てきます。

もう本当に本能です。

ロータリー奏法もダブルプルやらトリプルプルやら本当に多種多様ですからね。

ダブルだと人差し指と中指。

トリプルだと人差し指と中指に薬指まで使う必要が出てくる。

いちいち「この時はこうで~」とか考えている余地はなくなっていきます。

最終的には

積み上げた修練の果てに出る直感的な行動

コレに尽きるでしょう。

ご自分で実際に練習しながら慣れていくのが1番に良いと思います。

必要なら習得すれば良い。

合わないなら習得は見送れば良い。

そこが「個性」だと僕は思いますよ。

是非、自分に相応しい方法を見つけてみて下さいね。

その知識として本記事が一助になったなら嬉しく思いますよっと。

知っている分には損はないですからね。

参考にしてみて下さいな。

まとめ

いかがでしょうか?

今回は「中指でプルをすることのメリット」について記事で解説してみました。

①2弦と3弦のプルの時は人差し指で

②1弦の時は中指で

この形を取ることで

無駄な動きがなくストレスフリー

合理的に動きを取ることができます。

ご自分のフォームと合うかどうかは本当にご自分のスタイル次第と言ったところ。

合う合わないは必ずあります。

1つの選択肢として(知識として)参考にして貰えると嬉しいです。

ご精読ありがとうございましたっ。

ではでは~!!

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良ければ是非ご覧下さいな~!!

ABOUT ME
MaSu GAR
MaSu GAR
小説家&ベーシスト
web小説家歴6年。ベーシスト歴15年。近年は本腰を入れてコンテストや公募に挑戦中。ソロベーシストとしてYouTubeでも活動している。『継続力』こそが最大の強み。
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