【ベースレッスン#1 | 指弾き】音楽理論を使わない! 心地の良い《形》で覚えよう!!(初心者向け) | 3-4 4-5 4-7 3-7
僕は音楽理論をまだ知らない
まぁ、勉強をすれば良いだけなのですが――。
その機会を逃し続けてきた結果が今という訳なのです。
時間も労力もかかりますからね~……。
そもそもですよ。
僕は音楽理論を知らないことで困ったことがない。
誤解しないで下さいね。
プロのベーシストとして活動をするのなら音楽理論はほぼ必須でしょう。
音楽理論は「他者と音楽の会話をするための言語だ」というお話を聞いて「なるほどな~」と納得してしまいました。
僕は音楽において他の方とプロレベルで会話をしたことがない。
自分の部屋で自分の好きな時に好きなように音楽を弾き続けてきて――もう10年以上。
趣味レベルで楽しむ分には「音楽理論は必須ではない」という結論です。
知っていた方が絶対に良いという大前提はありますが――。
でも、僕みたいに「勉強するのが大嫌いだっ」っていう方も一定数居ることでしょう。
大丈夫。
要は
「自分が弾いていて心地よい形」
を覚えて弾き続ければ良いのです。
音楽理論はそうした形1つ1つにキチンとした名前を付けたもの。
僕も名前は知りませんが
「なんかパターンだなぁ。これ」
っていう形はいくつか知っています。
今回はそれをシェアしていこうという形ですね。
楽しみながら一緒に弾いていきましょう。
そこから必要性を感じて音楽理論を学ぶのも良い。
いつ学んでも遅すぎるってことはないはずです。
↑音楽理論を学びたい方はこういった本もおすすめですよ。
僕の演奏にはTab譜もない
いや。
Tab譜を作れよ~って話なんですが。
ええ。
僕はTab譜すら読むのが面倒なのです。
もうベーシスト辞めちまえって言われちゃいそうですけどね 笑
じゃあ代わりになにをしてきたのかと言われれば
・耳コピ
・目で形を覚える(動画を繰り返し見る)
・実践しながらアレンジで音をはめ込む
ということをひたすらに繰り返していました。
耳で聞いて目で見て弾きながら足りない部分はアレンジで補う。
だから音源の演奏通りに完全コピーは苦手。
ですが自分自身は楽しく破綻がない範囲で演奏を楽しめている。
これが大事。
(どうしても弾きたい速いベースソロとかは流石にTab譜を読んだりしますけどね)
僕が右も左も分からない初心者の頃からやっていた方法なので皆さんも余裕で実践に移せると思いますよ。
まず楽しくないと楽器も演奏も続きませんからね。
そこを大事にして下さい。
【#1】3-4 4-5 4-7 3-7
妙な数字ですよね??
でも、難しいことはありません。
Tab譜を読むのも作るのも面倒な僕が勝手にそう呼んでいるだけ。
3弦の4フレット=3-4
4弦の5フレット=4-5
4弦の7フレット=4-7
3弦の7フレット=3-7
というだけの話。
これを120bpmのリズムマシーン(or メトロノーム)で等しい長さで心地よく弾く。
一番簡単なのは各自の音を指1本(ワンフィンガー)で4つずつ鳴らす。
3-4×4 4-5×4 4-7×4 3-7×4
ターターターター ターターターター ターターターター ターターターター
↑今回の演奏で押弦する(弦を押さえる)部分です。
とっても簡単ですよ。
初心者の方はこれを淡々と繰り返しているだけでもリズム練習になるはず。
リズム練習なんて基本的に地味なことの繰り返しですからね。
結局一番は実際に音を出して弾くこと
なんて言葉の上で述べても結局小難しく聞こえちゃうものですよ。
音楽理論と同じ。
そんな訳で実際に僕が演奏をした動画を載せてみようと思います。
(この企画の為に撮り下ろしました)
↑誰でも再現が可能なように本機の初期プリセット「001」で音作りをしました。
今回の動画は3つのフレーズに分かれています。
後半に行くにつれて少しずつ難易度が上がるイメージですね。
原型となる1番目のフレーズから初心者の方は遊ぶと良いでしょう。
ず~っと弾き続けていると
・ここで長さを変えられる?
・ここで音を一つ増やせるか??
・ここで音をズラしてアレンジを入れられるかな???
というようにだんだんと出来る幅を増やせるようになるはずです。
僕が今回サンプルとして弾いた2番目と3番目のフレーズはそれをモチーフにしています。
こんな風に原型をアレンジするんだよ~っていう僕なりの例題ですね。
日常の演奏の練習で1番にNGなのは
同じことだけを繰り返してその状況に満足してしまう
ことだと思います。
小さな変化でも良いのです。
原型をモノにできたらそこからどうズラしてアレンジできるのか?
自分の引き出しをどう増やしていけるのか?
それを考えるとより一層に演奏を楽しめると思いますよ。
まとめ
いかがでしょうか?
音楽理論を学ばなくても音楽は楽しめる。
今回はその一つの例を示したつもりです。
余裕があるなら――やる気があるなら音楽理論は学んでおいた方が良いです。
プロを目指すつもりがあるならなおのこと。
ですが趣味の範囲ならこういう遊び方もアリなのです。
僕みたいなタイプのベーシストがどのくらいいるのかは分かりませんが――。
そういった方のために今後も《形》は知っている限り提示しようかな~っと思います。
是非お付き合い下さいね。
ではでは~!!
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