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エレキベース
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【解説】ベースのボディ材はどんな種類があるのか? | サクッと紹介してみます

ましゅ / MaSu GAR
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ベースのボディ材は音に関わる重要な部分

ベースのボディ材にはトーン・ウッドと呼ばれる楽器に適した材が使われます。

音響の観点で優れていたり加工性やプレイアビリティに優れていたり。

そういった意味で、

王道と呼ばれる材はある程度決まっている印象が強い

ましゅ
ましゅ

と、僕は思います。

本記事では僕の知っている範囲で、

・木材の名称

・特徴

・用途 / 傾向

この情報をサクッとお伝えしてみようと思います。

是非、知識の1つとして参考にしてみて下さいね。

では、本編へどうぞ~っ。

アルダー / Alder

アルダーはエレキベースにおいては王道の極致と言って良い2大巨頭の1つですね。

Fenderを始めとして全体を語る上では外せない名材でしょう。

【Fender / Player II Jazz Bass】

重くもなく軽くもない(4kgに届くか届かないか)という平均的な重量。

低音域から高音域まで全体的にバランスが良い。

加工がしやすく供給も安定している――という訳で今も昔も王道です。

耐久性(耐衝撃性)に乏しいので家具等の材には向かないそうですよ。

正に「楽器の為の木材!!」と言ったところですね。

中価格からハイエンドまで使われる定番と言えましょう。

アッシュ / Ash

アッシュもアルダー材と同様にエレキベース界における2大巨頭の1つ。

コチラもFenderを始めとして多くのメーカーを語るには欠かせない名材でしょう。

【Sire / V7 Ash 4st Reissue】

画像でも分かるように綺麗な木目が印象的ですよね。

アルダーと比べても圧倒的に重いことが特徴の1つと言えます(4kg前半から5kgほど)

ザックリですが、

☆ 軽いアッシュ = ライトアッシュ(スワンプアッシュ)

☆ 重いアッシュ = ホワイトアッシュ

と呼ぶ傾向があります。

産地や個体差で分けている感じですね。

高音域の抜けが良く比較的にドンシャリ傾向が強いかと。

重量が大きいほどにドンシャリ感は強まっていきますね。

アルダーと同じく定番の材なのですが、

木材が枯渇しやすくアルダーよりも高価である

ましゅ
ましゅ

という特徴がありますね。

マホガニー / Mahogany

マホガニーは歴史がとても古い材として有名ですね。

【Sterling by MUSICMAN / Ray24CA】

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ギブソン系のギターではマホガニーが重宝されています。

ベースでもハムバッカーとの相性が良い印象ですね。

StingRay系のコスパモデルでも採用例がとても多いです。

(SterlingのRay24CA↑やRay34などですね)

レスポンスが良く中低音域が豊かという個性を持っています。

バスウッド / Basswood

バスウッドと言うとアルダーの代替材みたいなイメージが多いでしょうか?

【Fender / #4 HAMA OKAMOTO Precision Bass】

アルダーを用いるよりもコストを下げる目的で使用されることも多いですよね。

ただ、素直でピックアップ特性を伝えやすいという特徴があるのも事実。

腰高感があるのでベースらしさは弱いものの中高音域の抜けは良い印象です。

単純な廉価材という訳ではないと思いますよ。

ソフトメイプル / Soft Maple

ベースのボディ材としては珍しい(?)部類のソフトメイプル

【Squier by Fender / Classic Vibe 70s Jazz Bass】

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イメージとしてはアッシュの代替材という感じでしょうか??

ネック材に使われることが極めて多いハードメイプルよりも柔らかく軽いです。

(ソレでもボディ材としては重い部類に入るとは思いますが)

僕が探した感じだと↑のベースも4.5kgと重いです。

音の特徴も中高音域鳴りレスポンスが目立つ印象ですね。

性質的にもアッシュの代用という印象で合っているかと思います。

ポプラ / Poplar

ポプラはアルダーの代替材というイメージでしょうか。

【Markbass / MB YELLOW JB MAK-B/YEJB4】

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イメージとしては「(なんちゃって)アルダーっぽい材」という感じで良いかと。

アルダーより軽量ですがその分個性が控えめ(大人しい)という印象です。

そういう意味ではバスウッドに少し近いでしょうか??

コチラは明確に低価格帯に採用されることの多い材ですね。

エントリーモデルを支える優秀な材ですよ。

ナトー / Nyatoh

マホガニーの代替材として使われることが多いナトーです。

【Squier by Fender / Classic Vibe 70s Precision Bass】

特性がマホガニーに近いので本当に代用材としては優秀でしょう。

マホガニーよりもやや硬質と言えるでしょうか。

パッと見てナトーとマホガニーの見分けが付かないほどに似ているらしいです。

主に廉価版(低価格帯)で使われる印象が強いかと。

優秀な代替材です。

オクメ / Okoume

オクメもマホガニーの代替材として使われていますね。

【Sadowsky / Metro Express MX21 VJ4】

SadowskyのME(Metro Express)↑に採用されたことで僕も知りました。

アルダーほどの重量感でバランスの良い中音域が特徴です。

高音域のクリアさも印象的ですね。

(こう考えるとアルダーマホガニー中間とも言えるのかな??)

パフォーマンスに優れた材と言えましょう。

まとめ

いかがでしょうか?

今回は「ベースのボディ材はどんな種類があるのか?」というテーマで記事を書いてみました。

アルダー,アッシュ,マホガニー,バスウッド,ソフトメイプル,ポプラ,ナトー,オクメ

ましゅ
ましゅ

以上を本記事では取り上げています。

上記は「現行のベースに採用されている材」を軸に選んでいます――ので、実は他にもボディ材の種類はあります。

セン、シルバーハート、などなど。

ジャパン・ヴィンテージ期に使われていた材もありますよ。

とは言え、この記事の内容の材だけでも十分な情報になると思います。

参考にしてみて下さいね。

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ご精読ありがとうございましたっ。

ではではー!!

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MaSu GAR
MaSu GAR
小説家&ベーシスト
Web小説家歴7年。ベーシスト歴16年。近年は本腰を入れてコンテストや公募に挑戦中。ソロベーシストとしてYouTubeでも活動している。『継続力』こそが最大の強み。
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