【紹介】Atelier Z Beta4がリニューアル!! | フィンガーランプが標準で搭載です

革新的なリニューアル / Atelier Z Beta4(NEW)
以前のモデルは、

コチラの記事でご紹介しています(1年近く前の記事ですね……笑)
Atelier Z Beta4は公式の方から「リニューアル予定です」というアナウンスが少し前から出ていました。
リニューアル……??

ぶっちゃけ「Betaシリーズ」という存在が形を変えてなくなっちゃうのでは――。
そんな不安もありましたが杞憂でしたね。
【ATELIER Z Beta4 Custom (TP-BLUE BURNER/M/MH)】
コレはCustom仕様のブルータイプですがナチュラル系も当然にあります。
具体的にはどういった部分が変わったのか??
結論は、
① ピックアップがスプリットコイルになった(驚き)
② フィンガーランプが標準で搭載 / 取り外し可能
③ プリアンプが『ATELIER Z AZ-3B』という新開発のものに変化した
いやぁ、結構なアップグレードを遂げましたね!!
実にユニークで面白いアプローチと言えるかと。
詳しく解説していきましょう。
仕様 / Atelier Z Beta4(リニューアル後)
実際のところで↓の1本のスペックはどうなのでしょうか??
丁寧に解説をしていきましょう。
【ATELIER Z Beta4 Custom (TP-BLUE BURNER/M/MH)】
コチラの1本は記念仕様のブルーカラーですが基本的な仕様は変わりません。
ボディ材には従来通りにアッシュ材の2ピースを採用。
ネックや指板も同様にメイプル材(24フレット)をチョイスしていますね。
ネックジョイントに関してはハイポジションでの安定性が増すヒールカットを採用。
この辺りは特に変わらず。
そして、
Pickups : ATELIER Z JZ-4(スプリットコイル)
この部分から結構な変化が入っていますね。
従来のシングルコイルピックアップではなく意図的にスプリットコイルピックアップを採用したという形。
ジャズベーススタイルの仕様では極めて珍しいスタイルですよね。
コレによりノイズの低減を狙うと共にスラント(斜め)のポールピースで音を拾うことで立体感を増しています。
個人的にはこうしたアプローチ(改良)はアリです。
なぜなら、
Beta4とM#245の差別化が可能になったから

単なるM#245の24フレットverからBeta4は完全なる進化を遂げた。
好印象ですよ。
同様に、
・プリアンプがATELIER Z AZ-3Bに / 広範囲にカット&ブーストが可能な代物に
・フィンガーランプが標準で搭載に / 取り外しはいつでも可能
こういった嬉しい(扱いに関わる)部分が色々と満載なベースになっています。
コレにより、
Beta4を意図的に採用する価値がより一層に増した

こう断言しても良いと思いますよ。
実に素晴らしいです。
旧式のBeta4とスペックを比較してみよう
実際のスペック表では新と旧でどの程度の違いがあるのでしょうか??
↓が以前のBeta4ですね(今後はある意味でコレがレアになるのかも??)
【Atelier Z Beta4(旧バージョン)】
そして、↓の1本が今回のテーマであるNEWモデルです。
【ATELIER Z Beta4 Custom(新バージョン)】
カラーリングに関してはサラッと無視をしちゃって下さい 笑
いつも通りに比較表を作成してみました。
コチラをどうぞっ!!
Atelier Z Beta4(NEW) | Atelier Z Beta4(旧式) |
---|---|
Body : Ash 2P | Body : Ash 2P |
Neck : Maple(ヒールカット加工) | Neck : Maple |
Finger board : Maple 24F | Finger board : Maple 24F |
Pickups : ATELIER Z JZ-4 | Pickups : ATELIER Z JBZ-4 |
Preamp : ATELIER Z AZ-3B(Treble:±18dB/7KHz・Middle:±7dB/400Hz・Bass:±8dB/70Hz・Gain:トリマー付き) | Preamp : BARTOLINI XTCT+ Spectrum Boost |
Tuningkey : GOTOH GB-528 | Tuningkey : GOTOH GB528 |
Bridge : ATELIER Z BB419 | Bridge : ATELIER Z BB419 |
備考:取り外し可能なフィンガーランプ付属 | 備考:プリアンプがAtelier Z EQ-Mの個体もアリ |
こんな感じでした。
どうでしょう??
先ほど挙げた3点の変更点である、
① ピックアップ
② プリアンプ
③ フィンガーランプ
この部分が大きな変化の要と言えますよね。
そして、
ピックアップとプリアンプは音の要とも言える重要なポイント

こういう意味で「両者は同じ名を冠した別々の1本」という解釈を僕は持っています。
そういう意味で「M#245とも全然違う個体になった」と言って良いでしょう。
独自の路線を歩き始めたBeta4は世間でどういった評価を受けていくのか??
目が離せませんね。
詳細の方はイケベのページからご確認してみて下さい。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は「Atelier Z Beta4がリニューアルされたよ!!」というテーマで記事を書いてみました。
前衛的なアプローチが入った明確な進化と言えましたね。
コレを決断したAtelier Zも結構な勇気が必要だったと思います。
(旧式からバッと刷新した形ですからね)
そういった姿勢に敬意を示しつつ本記事は〆としましょう。
参考になる情報だったなら嬉しく思います。
ご精読ありがとうございましたっ。
ではではー!!