【対話】AI×作家 Q.どうやったら小説は書けますか? 作家目線で補足します
AIは膨大な知識の集積装置である
僕の中で最近はAIの活用がとてもアツくて、
自分自身が執筆をしつつサポートをAIで受ける形は可能か??
という点について自らのスタイルを実験しながら色々試しています。
色々と考えた上で僕の中でのAIに対する結論は、
執筆を代行するもの(できるもの)ではなく便利なツールの1つ
こういった意味でインターネットサーフィンと大して変わりません。
変わるとすれば、
インターネットの情報を元にこういった情報を持ってきました
という作業をAI君が秒速でこなしてくれるというだけ。
(情報の確度や裏取りに難があるのでそこは自身で補填する必要がありますね)
一長一短ですが便利な部分を抽出して使って行きたいところ。
今後の時代はAIの扱いが要になってきそうですからね。
実用例 / Q.どうやったら小説は書けますか?
実際のところで、
AIが提示してくれる情報の確度はどの程度なのか??
気になるかな~っと思います。
試しに『小説の書き方』からChat系AIに聞いてみましょうか。
僕自身もメインの分野としている「創作論」についてですね。
今回は意図的に漠然とした疑問として、
Q.小説を書くにはどうすれば良いですか?
シンプルながら奥が深いこの質問を投げかけてみましょう。
AIに向けてこんな感じで文章を打ってみました。
小説を書くにはどうすれば良いですか?
数秒後…
小説を書くには、以下のステップが役立つかもしれません:
- アイデアの構築: 自分が情熱を持っているテーマやストーリーを選びましょう。メモ帳やアプリにアイデアをどんどん書き留めるとよいです。
- プロットの作成: ストーリーの大まかな流れを決めます。主要な出来事やキャラクターの成長を考え、どのように物語が展開するかを描いてみましょう。
- キャラクターの開発: 主人公や重要なキャラクターについての詳細を決めます。彼らの背景、性格、動機、目標などを考えることが大切です。
- 執筆の開始: まずは下書きを始めましょう。完璧を求めず、ストーリーを進めることを優先します。後から編集することができます。
- リビジョンと編集: 初稿を書いたら、何度も読み返して修正を行います。他の人に読んでもらってフィードバックをもらうのも良い方法です。
創作活動は楽しむことが大切ですので、リラックスして自分のペースで進めてくださいね!
流石に良い回答が返ってきますね。
確かに、作品を書く上で①テーマ&ストーリーは核となる部分なので欠かせません。
ただ、②プロットと③キャラクターの順番は(個人的に)逆かな~っと思います。
と言うか、①の中にキャラクターの創造が入っていても良いかと。
テーマ、ストーリー、キャラクターは総じて作品の核となります。
前段で作っておくに越したことはないでしょう。
なので、
① テーマ・ストーリー・キャラクターをザッと作る
② プロットの構成(核の要素の作り込み)
③ 全体の調整(不都合の有無や整合性の観点)
④ 執筆開始(初稿)
⑤ 推敲(×複数回)
⑥ 決定稿(完成)
コレが僕なりの創作に対する合理的な流れとなりますかね。
そうは言いつつもAIの持ってきた情報も正しい側面の1つと言えますし。
対話をしつつ理解を深めていく。
(あるいは知らない部分を理解できるアプローチにも繋がっていく)
意外と勉強になる部分は多いと思っています。
【関連記事】
AIの情報は過信しない / 話半分に聞くこと
今回の質問では的を射た回答が返ってきたので良い方でしょう。
しかし、
割とトンチンカンな回答が返ってくることも少なくない
という点はAIの利用に際して注意すべきポイントです。
たま~に、
AIに全部お任せでオッケー!!
という触れ込みを見かけますが個人的にはNGだと思っています。
僕の中でのAIという存在は、
知識はいっぱい持っているけど使い方が怪しい頭でっかち
こんな印象なので全任せは基本的におすすめできません。
AIの持ってきた情報は話半分に聞きつつ参考に留めておくこと。
そして、持ってきた情報を精査してソースの確認(裏取り)を行うこと。
コレはAIが発展する社会において必要となる技術の1つだと僕は思っています。
是非、実践してみて下さいね。
AIを有効に活用しましょう。
おすすめのAI系サービスは? / Catchy Languise
個人的にAIのサービスでおすすめなのはChatGPTを用いたものですね。
OpenAIが開発をした「世界を変えた」と言っても良い対話形式のAIサービス。
そして、コレを応用したサービスの中にCatchyというものがあります。
(実際にCatchyで上記の内容と同じ質問してみましたよ)
小説のみならず「文章」と名の付くもの全般に対応したサポート系サービスです。
【Catchy / 公式サイト】
小説や漫画などの要となるストーリーの部分でも様々なサポートを出してくれる優秀なAI系のサービスですよ。
無料版も利用できるので使ってみるのも良いでしょう。
僕が実際に使ってみて便利そうな機能としては、
① 小説の導入文(あらすじの代筆と考えると◎)
② 創作のヒントになるキーワード(ネタ出し / アイデアの連鎖)
③ 漫画のストーリーのベースを作る(小説でも十分に応用可能)
という感じでした。
他にも色々と機能は豊富なのでCatchyのサイトの方で試してみて下さいね。
(小説に限らずブログや記事作成系の文筆業にもメチャ有効なサービスです)
そして、文章を自分でバリバリと書ける方には文章校正特化型としてLanguiseがとてもおすすめかと思います。
コチラは過去の記事の方で詳しくレビューをしていますね。
【Languise / 公式サイト】
完全な小説の特化サービスとは言えないものの、
第三者の視点に立って実用的な推敲案を出してくれる
という印象が僕の中であります。
(レビュー記事でも書いていますが僕の小説も分かりやすいように修正が入っていました)
とても便利な機能なのでLanguiseの方も検討に入れつつ使ってみて下さいね。
参考になったら嬉しいです。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は「【対話】AI×作家 どうやったら小説を書けますか?」を作家目線で補足しながら解説してみました。
AIはとても有益ですが使い方によっては自分を間違った方向に進めてしまいます。
裏取りをする。
確認をする。
なんらかの権利(著作権、肖像権、等々)を侵害していないか??
こういった観点も忘れないようにしてみて下さいね。
参考になったら嬉しいです。
ご精読ありがとうございましたっ。
ではでは~!!