【解説】小説家になろう トレンドに逆らうとどうなる? | 画像付きで実例をご紹介
右も左も分からなかった時代の作品の評価
実際の作品名を引っ張ってくるのは色々と恥ずかしい――のでデータを元に解説しますね。
コレが僕の作品の1つの評価です。
初期の頃に連載していて約13万文字で完結――2ヶ月程度毎日連載をしていました。
52ptがどのくらいか――。
小説家になろうで累計ランキング1位の作品が約903000ptという恐ろしい数値です。
実に17300倍以上の差がありますね 笑
なので作品としては「成功していない」と言えるでしょう。
(11名の方がブックマークをしてくれて3名の方が満点を付けてくれただけでも感謝です)
なぜ、この作品はこうなっているのでしょうか??
・文章力は平均程度(文法は遵守)
・トレンドを完全に無視したトリッキーなオリジナルダークファンタジー
・タイトルが意味深でキャッチーな要素が皆無
・あらすじも意味深で読者の方が離脱する
以上の要素を含めて一言で僕の作品を表現するとこうなりますね。
大衆受けする要素を自らの手と意思で完全に放棄していた
Web小説作家――Web小説としては致命的な弱点と言えます。
・分かりやすい(安心)
・ニーズに合わせたトレンドを重視する(定番)
・タイトルやあらすじで作品の内容が分かるように心がける(信頼)
こうした要素を丁寧に満たした作品が成功する業界なのです。
自らの意思で逆行した作品が成功する訳がない。
失敗するべくして失敗している――とも言えますね。
そもそものPV数が圧倒的に低すぎる
今回の例に出した僕の作品のPV数はどのくらいだと思いますか?
ちゃんと画像で用意してあります。
こんな感じ。
小説家になろうの作家ではない――このデータに触れていない方は
2249人も読んだの!?(ユニークアクセス)
と、思ってしまうかもです。
全然凄くないです。
実際に累計ランキング1位の作品のデータを参考に持ってきてみましょうか。
・1億2700万人以上(ユニークアクセス)
・13億PV
いや、ヤバ過ぎますよね 笑
ちなみにその作品は書籍化・マンガ化・アニメ化と――まぁ、大成功という訳です。
データを比較すると悲しくなりますがコレが現実。
小説家になろうというメガサイトでトレンドに逆らうとどうなるか??
こうなります。
1つの実例として――悲しい例の1つとして参考にはなるでしょう。
この失敗を避けるには??
僕は自作の連載を「悪い作品だった」とは思っていません。
後悔は1ミリもないのです。
(自分がやりたいことを満足いく形で表現できたので)
そうは言ってもWeb小説というビジネス的な観点で言えば失敗です。
この失敗を避けるにはどうすれば良いでしょうか?
実際に失敗を何度も繰り返した僕の観点で言えば
・Web小説はタイトルとあらすじの分かりやすさが成功のカギ(失敗=致命的)
・異世界転生 / 異世界転移 / テンプレ (コレを外すと運もないと無理)
・会話文多めのテンポ◎な作品が好まれる
こういう作品こそが「成功する」と言えるでしょう。
実際に小説家になろうのランキングを見て貰えば一目瞭然かと思います。
(特に連載中のランキングなどが参考になるでしょう。99%が上記に当てはまります)
失敗を避けたいと考えるなら成功している方々のエッセンスに従うことも1つの手です。
歴史があってニーズが定まっている小説家になろうというサイトならなおのこと。
トレンドを掴む為の手法として
ランキング上位の作品を片っ端から読んでみる
コレをまずはおすすめしておきます。
2、30作品ほど読んでみることで成功への流れがある程度は掴めるはず。
その後で「自分がどんな作品を書いてみたいか?」を考えてみると良いでしょう。
ご自身の作風とトレンドが合致しているなら「適性がある」と判断してOKです。
(僕の場合はどうしてもトレンド系の小説を書くのが苦手でした)
是非、1つの意見として参考にしてみて下さいね。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は「小説家になろうでトレンドに逆らうとどうなるか?」というテーマで記事を書いてみました。
いや~……僕自身の過去の失敗を広げるのって結構恥ずかしいですね。
ソレでも、成功するためには失敗談を分析するのが手っ取り早い手法なのです。
トレンドに逆らうとそもそも作品が読まれない
この悲しい現実を提示することができたかな~っと思いますよ。
Web小説で成功するには以下の要素を満たすようにしてみましょう。
・タイトルとあらすじの分かりやすさ
・異世界転生 / 異世界転移 / テンプレ
・会話文多めのテンポ◎な作品
正直に言ってこの要素を満たしていない作品が成功するには実力以外にも運が必要です。
(タイミング良く読者の方が増えて日間や週間ランキングに入り込む等々)
Web小説はアマチュア作家からセミプロ――ガチプロ作家まで入り交じる甘くない世界。
その中で生き残る為にも学び続けることを意識してみて下さいね。
ご精読ありがとうございましたっ。
ではでは~!!