【解説】バスカーズで3万円以下のベースは買えます | BUSKER’S BJB-Standard

島村楽器のオリジナルブランド / BUSKER’S
BUSKER’S(バスカーズ)は全国展開をしている大手の『島村楽器』が提供しているブランドの1つ。
発足は1995年でハイコスパなギター&ベースの製造を主軸に行っています。
【BUSKER’S / BJB-Standard】
エレキベースだとBJB-Standardが今の市場では流通していますね。
エレキベースの1本目としては低価格帯に位置する価格帯でしょう。
製造は中国とのことです。
【島村楽器 / BUSKER’S公式サイト】
中国工場での厳格な品質基準に基づき、1本1本全ての楽器について専門のスタッフによるチェックとセットアップが施されて出荷。さらに1年間の品質保証書が添付され、これから始める方に安心を約束いたします。
島村楽器は僕の近所にもあるくらいに超大手ですからね。
1本目の候補として申し分はないと言えるでしょう。
詳しく解説をしていきます。
仕様 / BJB-Standard
本機が持つ特徴をザックリ紹介していきましょう。
【BUSKER’S / BJB-Standard】
カラーリングに関しては白(GWT)と黒(BLK)の2色ですね。
木材に関しては、
① ボディ材:ポプラ
② ネック材:ローステッドメイプル(!!)
③ 指板材:エンジニアリング・ウッド
総体的に見て「コスパを重視+ローステッドメイプル(目玉)」と言った感じでしょう。
ポプラ材はアルダー(定番)っぽさを持つコスパ系の材質ですし。
指板のエンジニアリング・ウッドは「合わせ材」みたいなもの。
(正確に言うと『積層合板』という繊維方向を揃えて接着した木材のことですね)
コレもズバッと言っちゃえばコスパを重視した木材です。
ソレを持ちつつローステッドメイプルという目玉となるネック材を持っている印象。
高級機でも使われる技術ですが近年はこの価格帯でも用いられることが多いですね。
簡単に言うと、
ネックの材から人工的に水分を抜く(ローストする)

コレをすることで後々のネックの狂いを抑えると同時に剛性も担保します。
枯れ感も出るので(見た目も相まって)ヴィンテージ調になりますよ。
その他は至って普通のジャズベース(JB)ですね。
細くて握りやすいネック形状を持っていて。
ピックアップが2つ付いていて。
身体にフィットしやすいボディのシェイプ。
過不足なしで万能な1本でしょう。
BacchusとBUSKER’Sって似てない??
僕も店頭でBUSKER’Sを見つけた時に、
Bacchusのエントリーモデルと似てる……??

名前の印象とローステッドメイプルと合わせてこんな印象を持ちました。
実際、
【Bacchus / WJB-1DX RSM/M】
コレはBacchusのUniverse Series(エントリーモデル)の1本になります。
コレのスペックが、
① ボディ材:ポプラ
② ネック材:ローステッドメイプル
③ 指板材:ローステッドメイプル
加えて製造元も中国ということで実は共通点が結構あるもの。
本当のところでどういった共通点があるかは業界内の話なので不透明ですけどね 笑
そうは言いつつも、
どっちを選んでも最初の1本としては問題ない

僕が思うに、
① ジャズベースであること
② 2万円から3万円台であること
③ 大手から買うこと
この3つを満たしていれば1本目には不足がないと思っています。
なので、
【BUSKER’S / BJB-Standard】
コチラから入っても全然問題はないと言えるでしょう。
価格も2万円後半と非常にお安いですからね。
お好きな方でエレキベースの世界に入り込んでみて下さい。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は「BUSKER’S BJB-Standard」をテーマに記事を書いてみました。
島村楽器のオリジナルブランドの中の1つになります。
他にはLaid Backというブランドもありますがこちらは5万円台と1本目にはちょっとお高い。
なのでBUSKER’Sから始めて見ると良いと思いますよ。
是非、参考にしてみて下さい。
ご精読ありがとうございましたっ。
ではではー!!