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【新発売】一太郎2025 Web小説家目線で便利そうな機能はあるか??

ましゅ / MaSu GAR
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今年も一太郎がアップデートされます

毎年恒例となった一太郎が2025年2月7日に新バージョン『一太郎2025』として発売されます。

今年は一太郎が40周年を迎えるとのこと。

いち一太郎のユーザーとしてアップデート情報は気になるものです。

今回は僕自身のニーズ(Web小説家目線)を踏まえながら、

① 会議などで実践的に役立ちそうな機能

② 文筆業の中でとても優秀な機能

③ Web小説投稿サイト勢を明確に見据えて来た……!?

こうした面を個人的な見解を交えて解説していこうと思います。

【一太郎】

是非、本記事を参考に導入の検討をしてみて下さいね。

では、本編へどうぞ~っ。

前提:一太郎はどんなソフト??

一太郎というソフトがどんなワープロソフトなのか。

コレについては過去の記事でも丁寧に解説してあります。

あわせて読みたい
【おすすめ】一太郎の強み | Wordとの比較 注意すべき点もあります
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良かったらコチラの方も読んでみて下さいね。

ズバッと結論を述べるなら、

① 日本語入力に特化した便利なワープロソフト

② 日本語入力システムであるATOKは素晴らしいが月額課金制

③ 仕組みが複雑なもののソフト自体は非常に魅力的

総評としてはこんな感じになります。

僕自身もソフト自体には大満足しているのですがATOKの月額課金制のみがネックです。

(※ 課金しなくても一太郎自体は使えます。日本語入力システムであるATOKが使えないだけですので)

課金しない場合は旧ATOK(サポート切れ)に移行するか標準の変換システムにするかと言ったところでしょう。

ソフト自体だけが欲しい場合は月額課金は不要ですね。

一太郎2025の個人的な推しポイント

以上の基礎知識を踏まえて『一太郎2025』の個人的な推しポイントを解説していきましょう。

僕の中では、

① 音声や画像での文字起こし

② 文書校正機能の強化

③ Web小説投稿サイトとの互換性を強化

この3つがとても魅力に映りました。

久々に機能をじっくり丁寧に見ましたが結構な強化が入っているようですね。

順番に解説していきましょう。

① 音声や画像での文字起こしが可能になった

コレはWeb小説というよりは文筆業全般やデータ(書類)管理の際に役立つ機能だな~っと思いますね。

(イメージとしては会議とかでも役に立ちそうかな?)

一太郎2025では音声ファイル動画の音声をリアルタイムで一太郎文書に入力できます。

文字起こし機能という名称ですね。

会議などの音声や動画データから文字を起こすような時間を短縮できる。

コレはメリットかな~っと思いました。

ただし、我々小説を書く者としては実用の場が――と言ったところでしょう。

一方で紙の資料手書きメモなどから文字情報をテキスト化できるという機能も追加されています。

コレは我々小説家(ひいては文筆業)の方々に強いメリットがあると思いますよ。

僕の場合でパッと思いつくのは、

紙のネタ帳から写真データを経由してテキスト化が容易になるのでは??

というものでした。

一太郎2025では画像に含まれるテキスト情報を認識して文字データに変換するOCRという機能が搭載されています。

テキスト化したい資料(あるいはネタ帳やデータ関連など)を写真で撮影して画像ファイルとして指定する。

ソレだけで一太郎が文字データを抽出するので手間が極端に減りますね。

明確な革命と言って良いでしょう。

② 文書校正機能の強化

コチラは文章を書いた後の校正という段階で役に立つ機能ですね。

小説の執筆で言えば推敲の段階でとても有益かと思います。

具体的には、

誇張表現をチェックして指摘してくれる

という優れものですよ。

「日本一」「世界初」「最高」と言った大げさな表現はついつい使いがちですが裏取り(根拠)がないと薄っぺらになるもの。

こうした部分を指摘して、

「誇張表現が入っているが問題はないか??」

という面でも意識して気をつけることが可能になります。

どうしても誇張した表現が連続して使われていると文章全体がチープに見えてしまう。

コレは事実としてありますからね。

小説の文章でも同様の事態は起きえます。

「最強」「最高」「世界一」などと言った言葉が連続してしまうと当然に安っぽさが出てしまいます。

こうした面を(あると理解した上で)取捨選択できるこの校正機能は便利と言えますよ。

そうでなくても一太郎の校正機能はとても優秀ですからね。

しっかり推敲のサポートとしても使えると思います。

③ Web小説投稿サイトとの互換性を強化

この機能は従来のものを強化した形ですね。

基本的にWeb小説投稿サイトと一太郎の文書の中では「ふりがな(傍点など)」のスタイルが違います。

一太郎で書いた文章をWeb小説投稿サイトに貼り付けても互換性が(一部では)なかったり。

その逆も然り。

Web小説投稿サイトで書いたテキストを一太郎に貼り付けても正確にふりがなは表示されません。

こうした問題を解決する為に相互連携の機能が導入された――そういう訳です。

具体的な対応しているサイトの名前は、

小説家になろう カクヨム エブリスタ アルファポリス pixiv Nola novel 等々

上記を含めた8投稿サイト以上の記法ルールに対応しています。

この互換性はとても便利ですね。

例えばWeb小説投稿サイトの最大手である小説家になろうを例に挙げましょう。

|あ《・》|の《・》|時《・》に言っていた

こうした記法を使うことで「あの時」傍点が振られる訳です。

ところがこのWeb小説に投稿したテキストをそのまま一太郎にコピーして貼り付けても旧来の一太郎では対応ができない。

|あ《・》|の《・》|時《・》に言っていた

この表示のままで一太郎側に記載されてしまいます。

ソレを防ぐ為の互換性という訳ですね。

Web小説投稿サイトの方からテキストを貼り付けても互換性を持って表示ができる。

逆も然り。

一太郎で書いた文章をテキスト形式で書き出してWeb小説投稿サイト側で使用ができる。

Web小説投稿サイトを利用する作家としては利便性が格段に上がると思いますね。

一太郎で原文を書いてサイトに貼り付けていた方にとっては朗報と言えるでしょう。

Q.一太郎2025は買いですか??

コレに関しては個人の使い方や価値観によるものと言えますね。

長年のユーザーにとっては、

・数年に1回のアプデでOK / ATOKはサブスクだけど使わない

・毎年アプデを入れている / アップデート版を利用する

・内容次第で都度検討する / ATOKはサブスクで利用する

などなど。

立ち回りは人それぞれで良いと思いますよ。

ただ、

一太郎を初めて買ってみたいWeb小説作家の方は導入の価値アリ

と、僕は思いますね。

上記のアップデート内容も面白い要素がたくさんありましたし。

前提として一太郎というソフト自体が極めて優秀な日本語特化型ワープロソフトなので。

持っていない方で検討している方にはいつでも一太郎をおすすめしています。

そして、

新バージョンが出る時期に買っておくと最新版が最長で使える

という当然のメリットもありますよね。

こうした観点からも初めての方にとってはお買い時かと思います。

是非、参考にしてみて下さいな。

まとめ

いかがでしょうか?

今回は「一太郎2025 Web小説家目線で便利そうな機能はあるか??」というテーマで記事を書いてみました。

新機能や強化もしっかり入っているので検討の余地は十二分にあると思いますよ。

個人的にWeb小説界隈をしっかり見据えて来たという点は評価に値しますね。

ニーズを良く理解している。

そう思います。

今年も踏まえて今後のアップデートにも期待を持って良いような内容でした。

是非、皆さんも使ってみて下さいね。

ご精読ありがとうございましたっ。

ではでは~!!

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MaSu GAR
MaSu GAR
小説家&ベーシスト
Web小説家歴7年。ベーシスト歴16年。近年は本腰を入れてコンテストや公募に挑戦中。ソロベーシストとしてYouTubeでも活動している。『継続力』こそが最大の強み。
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