【紹介】ベーシストが選ぶ10万円台以内でおすすめのメーカー 7選

最初の1本は信頼のメーカーにしよう
最初の1本に買うベースは基本的に世間で信頼が厚いメーカーが良いでしょう。
そして、安易に中古のベースは選ばないことをおすすめします。
6万円の未知な中古のベースを買うくらいなら4万円付近の新品のベースを買った方が絶対に良い。
僕はそう思います。
【Bacchus / WJB-1DX RSM/M】
そんな訳で今回はベーシストである僕がおすすめのメーカー(ブランド)を7つ選んでみました。
ベース選びの参考にしてみて下さいね。
では、本編へどうぞ~っ。
Fender / Player II Jazz Bass
極めて長い歴史を持つエレキベースの始祖にして王道ですね。
【Fender / Player II Jazz Bass】
メキシコ製のフェンダー(通称:フェンダーメキシコ)なら10万円でも手に入ります。
アルダーボディ、メイプルネック、ローズウッド指板と文句ナシの木材。
パッシブのジャズベースとして欲しい要素はギュッと詰まっています。
鉄板を外したくないという方にはド安定の候補だと思いますよ。

Squire by Fender / Classic Vibe 70s Jazz Bass
そんなFenderが傘下として抱える廉価版ブランドがSquierです。
【Squier by Fender / Classic Vibe 70s Jazz Bass】
本家の正式な傘下なので商標である『Jazz Bass』をしっかり名乗れます。
ルックスも比較的に珍しい(?)70年代をモチーフにしたスタイル。
個人的にはドットよりブロックインレイの方がカッコイイと思うタイプなのです。
そういった意味でもSquierの70sはおすすめですよ。

Sire / V7 Alder 4st 2nd Generation
Sireはマーカス・ミラー氏が監修したことで有名な超コスパなメーカーです。
【Sire / V7 Alder 4st 2nd Generation】
なにが凄いかと言うとこの↑のモデルは、
① 3BandEQのアクティブベース
② アルダーボディ+メイプルネック+エボニー指板
この要素を持って10万円というお値段なのです。
指板のエボニーは比較的に高級な木材なのでこの価格帯では珍しいですし。
カタログスペックなら同じ値段のFenderを食ってしまうような勢いです。
候補としては絶対に外せませんね。

Bacchus / WJB-1DX RSM/M
圧倒的な低価格+ハイクオリティを実現するBacchusは最初の1本の筆頭格です。
【Bacchus / WJB-1DX RSM/M】
先ほども冒頭で例に出したWJB-1DXは、
① ステンレスフレット搭載(耐久性◎)
② ローステッドメイプルネック(剛性◎)
③ ディンキーシェイプのボディ(身体にフィット)
という低価格帯のベースとしては破格の性能を持っています。
初心者の方にはまず候補に挙げて欲しい1本ですね。
Bacchusは全般に共通して低価格+ハイクオリティが売りだと思います。
おすすめですよ。

Sadowsky / Metro Express MX21 VJ4
昔はSadowskyが10万円で買える時代はなかったのですが――。
海外製造を駆使することで10万円台が実現しました。
【Sadowsky / Metro Express MX21 VJ4】
2BandEQのアクティブベースですね。
Sadowskyが持つ「ブーストのみ」という美学はそのまま継承されています。
ネックをローステッドメイプルにしたりと独自の要素も加わっていますよ。
Sadowskyサウンドが欲しい――。
そんな方が手を伸ばしやすい価格という意味でおすすめです。

Sterling by MUSICMAN / Ray4
StingRayが欲しいけどどうしても高すぎて手が出ない――。
そんな方にはアーニーボールが正式な傘下として展開する廉価版のブランドが第1候補です。
【Sterling by MUSICMAN / S.U.B. Series Ray4】
フォルムがバッチリStingRayですね。
ただの廉価版ではなく、
① 2BandEQ(本家は3BandEQ)
② 38mmナット幅(本家は42.86mm)
という独自の要素を持っています。
簡単に言うと「扱いやすい」という印象でしょうか(コストカットの意味もありますが)
お手軽にStingRayサウンドを手に入れるという意味ではおすすめですよ。

FGN(FUJIGEN)/ Neo Classic NJB100RAL
最後のメーカーは国産という意味でフジゲンを持ってきてみました。
【FGN(FUJIGEN) / Neo Classic NJB100RAL】
僕の持っているFender Japan PB62(1989~)はフジゲン制作の1本なのですがこの時代の頃からクオリティが高い。
世間でもフジゲン期と呼ばれて評価されていますね。
そんなフジゲンは今や自社ブランドを掲げて1本を制作しています。
お値段はやや張るもののCFS(サークレット・フレッティング・システム)の搭載やピックアップのシリーズ・パラレル接続の変更などなど。
独自性を引っ張って持ち上げている魅力ある国産ベースですよ。
国産のベースで良いものが欲しいという時はフジゲン(FGN)を候補に入れてみると良いでしょう。
参考にしてみて下さいね。

まとめ
いかがでしょうか?
今回は「ベーシストが選ぶ10万円台以内でおすすめのメーカー 7選」というテーマで記事を書いてみました。
個人的な感想をザッと言うと、
・Fender / 王道
・Squier by Fender / 王道の廉価版
・Sire / 新しい選択肢の1つ
・Bacchus / エントリーモデルでは最強格
・Sadowsky / 唯一無二のサウンドを誇る
・Sterling by MUSICMAN / 低価格なStingRayの筆頭格
・FGN(FUJIGEN) / 国産のハイクオリティ
こんな感じですかね。
ニーズを持って合わせていけばどれを買っても損はしないと思います。
記事の内容も踏まえつつお気に入りの1本を導入してみて下さい。
ご精読ありがとうございましたっ。
ではではー!!